スズメバチの寿命と蜂の巣(春夏秋冬の活動)|

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スズメバチの寿命と蜂の巣(春夏秋冬の活動)

春から夏や秋にも見かけた蜂は

冬にはその姿を消して見かけなくなります。

 

蜂の活発な活動時期が過ぎ

冬に見つけた空っぽな蜂の巣をそのままにしている方も多いのでは?

 

大きな巣を残した蜂は一体どこへいったのか。

翌春にまた巣が使われるのでしょうか。

 

今回は、日本に生息する蜂の寿命や冬眠についてご紹介します。

冬に見なくなる蜂の寿命とは?

蜂に限らず、昆虫類全般に言えることですが

気温が低くなるに連れて秋から冬にかけて

活動が鈍くなり見かけなくなっていきます。

 

秋の終わりを迎えた頃には屋外を飛び回っていた蜂も、女王蜂のために働き続けた働き蜂も、冬が訪れる前にほとんどが寿命を迎えます。

 

しかし、蜂の種類によって寿命の違いがある上に

冬眠をする蜂がいるのをご存じですか?

 

冬の間は冬眠をして、冬眠から目覚めた翌春に新たな活動をする昆虫。

 

そのなかでも刺されると危険なスズメバチの一年の活動の流れをご紹介していきます。

スズメバチの活動サイクルとは?

巨大な巣と多くの群れを作る

危険で凶暴なスズメバチのほとんどは

秋が一番気性が荒くなり刺される危険な時期。

 

そのピークを過ぎて秋の終わり頃。冬がくる前には数が減るように徐々に死に絶えます。

 

一年のサイクルは以下になります。

スズメバチに一年の活動時期で最も危険な時期は7~10月。巣作りを始めた頃に駆除がおすすめ

・4月~6月

 

一匹の女王蜂が巣作りをはじめ毎日卵を産む。

巣は数センチ~15センチほど

 

・6~7月

 

卵から約一ヶ月で成虫になり

巣と幼虫を守るために働き蜂として活動する。

巣には数百匹ほどの蜂が育ちはじめる。

巣は15~40センチほど

 

・7~10月

 

300匹以上の働き蜂が活動し巣も大きく成長。

攻撃性が高まる一番凶暴な時期になる。

巣は30~80センチほどの大きなになることも。

 

・10~3月

 

越冬・冬眠の準備がはじまる。

数千匹以上の蜂が寿命を迎える。

新女王蜂は朽ちた木の中などで越冬。

 

徐々に数が増えると同時に

夏から秋にかけて巣も大きくなっていきます。

働き蜂はメスのみ。餌集めや巣作りに励みます。

死滅しない?スズメバチの寿命とは?

働き蜂の寿命 1ヶ月前後

ですが新たな働き蜂の誕生を繰り返し、ひとつの巣には数百匹~最大数千匹もの群れで活動します。

働き蜂は越冬せずに冬がくる前の11月頃には活動を終えます。

 

雄(オス)の寿命 3~4カ月

雄(オス)は針を持たずに巣のなかで子孫繫栄のために女王蜂と交尾をして3カ月~4カ月程度で寿命を迎えます。

 

女王蜂の寿命 約1~2年

孵化した新女王蜂を9~10月頃から働き蜂が育て新女王蜂は約2週間ほどで巣を飛び立ち越冬の準備に入ります。

 

木の隙間や土の中などで11月頃には冬眠をはじめ翌春に活動が始まります。

新女王蜂は約その活動一年から2年。

元いた女王蜂・働き蜂はやがて死に絶えます。

太陽光ソーラーパネルの裏にスズメバチの巣。実際の写真

空っぽの巣はそのままでも平気?

冬に近づくと大きな巣には蜂たちの姿もなくなり

すべての働き蜂が死んでしまいます。

 

しかし女王蜂は翌春の巣づくりと子孫繁栄のために巣を離れ栄養を蓄えるために越冬します。

 

女王蜂は元の巣を再利用することはせず翌春に新たな巣をゼロから一匹で作ります。

 

時には別の昆虫類や条件が揃えば他の蜂が再利用することも考えられるので空っぽの巣はなるべく放置しない方が良いでしょう。

空っぽの巣の撤去駆除は簡単?

冬の間に空っぽ状態になった巣を見つけたら

できるだけ早めに駆除しておくことが安全です。

 

時期や環境によってまだ蜂が残っている場合もあるので、巣やその周辺に生き残った蜂がいないか確認しましょう。

 

確実に蜂がいない状態であっても念のために黒っぽい服装や露出を避け手袋・殺虫剤スプレー・ゴミ袋を用意して作業にかかりましょう。

 

巣に蜂がいない場合であれば巣の駆除は簡単とも言えますがその確認が正確であるか慎重な判断が必要です。

 

寒くなってきて蜂を見なくなったから大丈夫だろうといざ巣に近づいたら蜂が残っている場合もあったり刺される可能性はゼロではありません・・・。

 

万が一に備えて、巣に近づき触れる前に殺虫剤スプレーを吹きかけてから撤去駆除作業をはじめましょう。

 

安全に撤去したあとは、巣のあった場所や周辺に殺虫剤スプレーを吹きかけておくと残りバチの予防にもなります!

 

その他にも注意が必要な場合があります!

 

・蜂がまだ飛んでる

 

・蜂の数が減ったようだ

 

・まだ冬ではなく秋頃・・・

 

・高所な場所にある

 

・巣がまだある

 

そんな時は、無理に近づいたり手出しせずに専門の駆除業者に依頼しましょう。

 

巣の撤去がまだ早い時期は、環境によって異なりますが秋(10~11月頃)はまだ働き蜂が活動しています!

 

蜂の数が減ったからといって安心はできません。少しでも不安な場合には刺激せずにその場から離れ、近づかないようにしましょう。

危険なスズメバチのイラスト

再び蜂(ハチ)の巣を作らせないための対策

スズメバチの巣を撤去して安心できても再び翌春に近くに巣をつくられることはありませんか?

 

女王蜂が元の巣から近くの朽ちた木や

倒木などで越冬している場合

似たような場所に新たに巣を作ることがあります。

 

巣が作られる場所は、軒下や屋根の隙間。

建物のちょっとした場所に作ります。

 

雨風凌げるなど蜂にとって条件が

良いことが作られやすい理由です。

 

スズメバチの巣は女王蜂がただ一匹だけで

作り始めるので、作らせないためには

 

女王蜂を駆除することが重要!

 

女王蜂が巣にいる時期に駆除!

 

新女王蜂は、翌春の活動に向けて巣から離れて越冬するので、巣から離れる前に駆除しておくと翌春に向けてスズメバチ被害を防ぐことができます。

 

しかし、秋に新女王蜂が誕生すると最後の一仕事のように働き蜂は懸命に女王蜂を守るための活動をしているため気が立っているため特に凶暴になります。

 

この時期(秋頃)のスズメバチ駆除は大変危険なので、蜂の数が少なくなった場合でも時期や状況をみて、冷静な判断を行ってください。

 

冬でも危険性はゼロではないので専門の業者に依頼することが安心・安全であると言えるでしょう。

まとめ

今回は「スズメバチの活動」「冬のスズメバチの巣」「空っぽになった巣」についてご紹介しました。

 

冬だから安心!巣が空っぽだから大丈夫!と言っても危険性はゼロとは言い切れません。

 

残り蜂に刺される危険がある他に

高所や狭い場所に巣を作られていた場合・・・

業者に頼まず自分で駆除しようと

脚立など使って登ったり、慣れていない作業は落下やケガをする危険もあります。

 

高所作業や狭く暗い場所での場合には特に無理をせず業者に駆除の依頼をしましょう。

弊社クジョリアでは、スズメバチなどの危険な蜂の他、様々な害虫の駆除も行っています。

高所作業や狭い空間での蜂駆除も経験や知識を学び得た専門の業者が安全第一で徹底した作業にあたります。

 

冬場には昆虫類の活動は減るものの、家の中のダニやシロアリ、害獣ネズミ・ハクビシンなどの侵入も増えます。

 

冬から翌春に向けて備えや対策をお考えの方もお気軽にご相談ください。

 

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