- 0800-919-6866年中無休 9:00-18:00
- 無料見積もりはこちら
シロアリ予防は必要?相場費用や駆除との違いを解説!
シロアリ予防する理由は「家の修繕費を抑えたい」「周辺に巣のようなものを見つけた」など家庭によってさまざまです。
古い住宅ほどシロアリの被害に遭いやすいと思われがちですが、築年数に関係なく家に住み着いている可能性があります。
今回は、シロアリ予防の必要性や駆除との違い、相場費用などについて詳しく解説します。
目次
シロアリ予防は必要か?放置するとどうなる?
シロアリは高温多湿を好む性質を持っていますが、種類によっては湿気のない環境でも生息できます。
寒さの厳しい冬の間は働きが遅くなりますが、死滅することはありません!
冬眠することもなく、ゆっくりですが木材を食い荒らしているのです。
多くの家庭ではシロアリ予防を後回しにしがちですが、昆虫の中でも繁殖や行動力が早い性質があります。
そのため、放置しているとあっという間に家屋倒壊の寸前まで被害にあっていることも珍しくありません。
とくに、次のような環境の人は注意しましょう。
・瓦屋根が割れたり浮いたりしている
・トタン屋根がサビや浮き上がりが目立つ
・一部の床がきしむ(歩くとギシギシ音がする)
・外壁に不自然な土の筋がある
・木材を地面に置いて山積みにしている
シロアリが住宅に侵入しやすい環境なので、早めの予防が必要です。
シロアリ予防と駆除の違いはなに?
シロアリ予防と駆除、どちらも同じように思っている人が多いのですが、2つの作業はまったく異なります。
シロアリ予防 | シロアリ駆除 |
・シロアリが生息しそうな場所を特定 ・発生しそうな場所へ薬剤の散布や設置 | ・シロアリの被害箇所を調べる ・被害箇所のシロアリを駆除する ・他の箇所も薬剤で予防する |
シロアリ予防は駆除と違い、生息しそうな場所に薬剤を散布したり設置したりします。
発生しそうな箇所を事前予防するため、家屋倒壊など大きな被害から守ることができるでしょう。
シロアリの予防は新築でも必要?
シロアリ予防は「新築の家や鉄筋コンクリート住宅」など、どんな家であれ必要です。
新しい家は木材や基礎部分が新しいため、外部からシロアリが入り込む隙間はないと感じる人は多いのではないでしょうか。
鉄筋コンクリート住宅も、外部から見ると気密性が高いため侵入ルートは考えられません。
しかし、シロアリは小さな隙間やヒビ、サビなどから侵入するだけではなく、土の中から基礎内部に侵入する可能性があります。
「新しい家だから大丈夫!」というのは、シロアリに通用しないため、徹底した予防が必要です。
シロアリの予防期間は5年ごと!
現在、建築されるほとんどの住宅は、柱などにシロアリ予防を行っています。
そのため、築年数の浅い住宅にシロアリ予防を改めてする必要はありません!
問題なのは、築5年以上を経過した住宅です。
シロアリ予防に使われる薬剤の効果は「約5年」のため、定期的に対策するのが理想的です。
メーカーによってシロアリ予防の保証が10年というケースもありますが、薬剤効果は年数とともに劣化するため、被害を最小限に抑えるなら5年単位が望ましいでしょう。
シロアリ予防の相場費用はどれくらい?
シロアリ予防の薬剤は市販でも販売されていますが、生息しそうな場所や散布(設置)方法によって効果を十分に発揮できない可能性があります。
どういった場所を好んで発生しやすいのか、シロアリの生体や性質を知り尽くした業者に依頼した方がコストを抑えられます。
業者へシロアリ予防の依頼をした場合、次の方法で費用を算出します。
費用の種類 | 費用相場 |
坪単価 | 5000円前後/1坪あたり |
平米単価 | 1500円前後/1平米あたり |
(資材・価格高騰によって料金の価格改定する場合がございます。)
業者によって費用は大きく異なり、大手企業のシロアリ予防ほど料金は高まります。
シロアリ予防は薬剤費の他、人件費や企業の宣伝活動費なども含まれているため、事前に見積してどの業者が適正か比較することが大切です。
シロアリ予防の費用は状況で変わる!
シロアリ予防の費用は、住宅環境や被害の大きさによって大きく変わります。
例えば、次のようにケースは見積額より費用が上回る可能性が高いでしょう。
・床下の潜り込めるスペースが狭い
・トイレやお風呂がタイル張り
・床下点検口がない
・下見でシロアリ被害を発見した
シロアリ予防の見積額が安い業者でも、シロアリの被害を発見すると予防ではなく駆除作業に切り替わるため、費用が高くなります。
駆除せず放置していると、被害はあっという間に広がるので、業者とよく相談して今後の対応をしましょう。
まとめ|シロアリ予防は駆除より効果が薄い
シロアリ予防は駆除と違い、これから発生する可能性の箇所へ薬剤の散布や設置をします。
駆除作業と違って、作業時間や作業期間が短いため、比較的安い価格で業者へ依頼できるでしょう。
シロアリ予防は、定期的に対策をすることで被害を防ぐことができます。
業者によって事前調査に手を抜いたり、相場費用より高く請求したりするケースがあるので、依頼する際は信頼できる業者を選びましょう。