お家や飲食店にねずみが侵入!ネズミの行動に注意
飲食店や自宅でネズミによる被害でお困りの方へ。やっかいなネズミの侵入を防ぐために必要な情報をご紹介します!
ネズミ被害では、異物混入などによる健康被害や経営の危機にもつながる深刻な問題。
一刻も早い駆除対策が必要です!
目次
一年中活動するネズミ被害
深夜に建物の天井裏に住み着き、キッチンや厨房でいたずらしているのは、恐らくクマネズミ!
乾燥した天井裏などを好むタイプです。
一般家庭、閉店中のお店や倉庫など人間の気配のない時間帯にエサを求めて家の壁のすき間などから侵入してきます。
主に建物に侵入して住み着くイエネズミはクマネズミ・ハツカネズミ・ドブネズミの3種類。
約9割がクマネズミです!
それでは、東京都内を中心に各地で発生するクマネズミについてご紹介します!
まずはクマネズミの特徴から学ぼう
クマネズミ
体長:15~25㎝前後でスリムな身体
体重:約100~200g
体色:背中は黒や灰褐色。お腹は灰色や白色で背の色と違いがある。
尾尻:細長いしっぽ15~25㎝前後で胴体と同じくらいの長さ
耳:耳は大きく折り返すと目を覆う
フン:5~6㎝ほどで細長く、まとまってするよりもあちこちに落としながら移動する。
みつけたフンが2~3個でも、見えない隙間にフンが残されていたら要注意!
そのフンの痕跡がネズミの行動を読み解くカギになるかも?!
クマネズミの性格
運動能力抜群!
警戒心も強い!
すばしっこい!
垂直な壁も柱も器用に登る!
電柱の綱渡りだってできる!
他のイエネズミ(ハツカネズミ・ドブネズミ)と比べて暗くて狭い場所や乾燥した高い場所が大好き! |
クマネズミの繁殖力に驚き!
クマネズミは繫殖力も高く、放っておくとあっという間に赤ちゃんが生まれます…。
建物をウロウロしながら餌を探し回り、深夜には天井裏を駆けずり回ったり活発な時期は騒音被害で大迷惑になることも…。
子ネズミは産まれてから約90日で繁殖を始め、かなり早いスピードで育っていきます。
一回の出産で約5~8匹の子ネズミ赤ちゃんを産むことができ、一年で25~50匹ほどの赤ちゃんを産む計算になります。
繫殖力が非常に高いネズミを放っておくと生まれたネズミの数、死骸の数が増してしまうことに…。
実際は環境や条件によって左右されますが少なくとも一年で30匹ほど産まれるのです。
まさしく子孫繫栄ネズミは家族を増やして生き抜いていきます。
そして育った子ネズミは繁殖のために行動範囲が広がり、別の場所へと移動するようになったり、新たな場所を見つけて出産することも。
この出産と子育てを一年間の間に約5~6回ほど繰り返していきます。
寿命は、約3年。時に外敵に狙われ、ケガや病気をしたり、特に外敵に狙われやすいため、警戒心低めの子ネズミ赤ちゃんは一年足らずで死んでしまうことも…。
死骸がどこかにあればダニやハエが湧き悪臭が広がり衛生面で悪影響を及ぼします。
一年中発生する小さな有害生物ねずみ
クマネズミは見た目は小さくてかわいい印象もありますが有害生物として認定されるほど、たくさんの病原菌を持ち感染症を媒介する恐れの高い有害生物です。
外が冷え込む寒い季節、12月~3月にかけては餌を求め寒さをしのぎに建物に侵入したり、4月以降の暖かい春~秋にかけては活動が活発になり、繁殖シーズンにも子育てするために建物に侵入します。
「カリカリ」「ガリガリ」「ガサガサ」
深夜に寝ていると「天井から聞こえる音でうるさくて寝れない」「何かをかじっているような音がする」「食べ物が荒らされた」「糞が落ちている」といった被害は、ネズミによる被害の特徴です。
ネズミは暖かく狭い環境でエサがある場所を見つけながら一年中活動しています。建物へ侵入されないようネズミ対策しましょう!
ネズミはなぜ危険なのか?
一般の家庭だけでなく、おいしいお料理を作ってくれる飲食店、沢山の食品を作る工場や倉庫、食品を扱っている店舗の厨房
食材庫や倉庫に保管した食材や商品を荒らしボロボロに食べ散らかします。
食べ物以外にも木材や壁、断熱材、ダンボール、電気コードやケーブル、配線やガスホースを噛みちぎることで漏電火災を起こす危険もあります。
プラスチック製品・エアコンの排水ホース・柱や硬いコンクリートを噛みちぎったり、石膏などでできた柔らかい壁は食い破って穴をあけることもできます。
なぜネズミは何でも咬みちぎる?
ネズミは食品以外の物まで噛むのには理由があります。
ネズミは生きてる間、一生前歯が伸び続ける特徴があるのです。
その前歯を使って物を噛んだり獲物を捕まえる時に日々伸び続ける前歯を削らないと捕食も困難になり生きていくことができなくなります。
ネズミにとっては命に関わるため、こまめに歯を削るために少し硬いものをかじっているのです。
時々見つけるネズミの死骸で前歯が長く伸びていたら餓死したネズミの可能性があります。
ネズミの主な発生時期
ネズミは一年を通して活動しています。最も発生しやすくなる時期は地域によっても異なりますが、10~3月頃の寒い時期に家屋に発生することが多く、1~2月頃の真冬は侵入ピーク時になるとも言われています。
寒い季節は、寒さをしのいで侵入する建物がネズミの避難所のような場所になったり、お気に入りの場所を確保するために天井裏や床下、壁、通気口や排水溝など色んな場所にある隙間(穴)を見つけて入り込んできます。
自然下では病気や、食料不足の他、寒さに耐えきれず死んでしまう個体もおり、ネズミは生き抜くために必死に餌を求めて活動しています。人の気配のない建物内では断熱材を使ってねぐらを作る個体も増えています。
2階部分のベランダなどにも電線から綱渡りして建物に移ってやってくることも…。
季節を問わずに一年中活動しているネズミは
春頃から繁殖も高まり、繁殖を繰り返す!
冬だけに限らず、エサを求めていつでも侵入してくる危険があるのです。
クマネズミは賢くて運動能力が優れる
ネズミは小動物の中でも頭が良く、運動能力も優れているクマネズミはパイプや電気コードを伝って垂直方向に移動ができるから狭い壁と壁の間、壁内部の空洞部分を通り、色んなところから顔を出して部屋の中に現れることができます。
時にはブレーカーの電気の線が通る隙間から姿を見せ、排水溝付近の穴や割れ目からお部屋に夜な夜な侵入し餌を探し求めます。時々誤って電気コードを噛みちぎり漏電や火災を引き起こす恐れもあるのです。
壁の中や天井裏にも沢山の配線コードがあるということは、ネズミは入り込むことができてしまうということ。
直接外から天井に入り込むことも、壁伝いで天井裏に行くこともできる構造のお家は、人間の目に付かない空間がたくさんあって住みやすいのです。
そして今の建物は断熱された空間の建物が多いこともネズミにとって快適な空間になってしまいます。
断熱材をボロボロにしてねぐらを作り営巣し、戸建てのお家や、ビル、マンションの上層階にも侵入して生息、繁殖していきます。
ネズミによる経済的損失
ネズミは、餌を求めてキッチン厨房、店頭や倉庫などの食材や商品を荒し精米や小麦粉などが食べられることが多いため、飲食店などの店舗では、お客様に提供する食品など異物混入や食中毒などの原因にも繋がります。
ネズミが原因でイメージダウンでは済まされず経営破綻となりかねない大きな問題になってしまうのです。
戸建ての住まいにはネズミのいた痕跡、柱がかじられていたり大切な物まで壊されてしまうと建物の美観や建物自体の価値が下がったり、お店や住まいの経済的損失に繋がってしまうことにもなり兼ねません。
それだけでなくネズミが原因で火災を引き起こしてしまう最悪の事態にもなり兼ねない危険な害獣であると言えます。
病原菌・感染症を媒介する危険
サルモネラ症
クマネズミ(イエネズミ)が触れた食器や食材、糞などが、私たちが口にする食べ物の中に入ってしまうことで引き起こす食中毒。
サルモネラ症は、ネズミの排泄物、糞尿中のサルモネラ菌が食品などに接して増殖していき、これを飲食することで腹痛や下痢、発熱などの症状を引き起こす急性胃腸炎などの食中毒を引き起こしてしまう危険な菌です。
レプトスピラ症
レプトスピラ症(ワイル病)は、ネズミの尿から排泄されたレプトスピラ属の菌が水田や下水に入って、そこに触れてしまった人の皮膚の傷口などを通じて感染。
すぐに症状が現れなくても、1~2週間の潜伏期間の後に高熱や黄疸、筋肉痛などの症状が起こり、場合によって視力障害を起こす恐れがある危険な菌です。
鼠咬症
鼠咬症(そこうしょう)は、ネズミに咬まれることで発症する感染症です。
ネズミの口腔内に存在する病原体(モニリホリムレンサ桿菌、鼠咬症スピリルム)によって、悪寒、発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛、リンパ節の炎症や全身の発疹を発症することもある危険な感染症。5~14日ほどの潜伏期間があり、咬まれてすぐに発症しないのが注意点。
ツツガムシ病
ネズミに寄生するツツガムシというダニに刺されることで、リケッチア属の細菌が媒介されて発症する病気。刺された箇所は潰瘍となって全身に発疹が出ることも。
1~2週間の潜伏期間の後に、高熱を出します。治療が遅れてしまうと播種性血管内凝固を起こし致死率が高まってしまう危険な病です。
ネズミが住み着くと危険がいっぱい
家やお店などに侵入してくる
ネズミによる被害は本当に危険がいっぱい!
どんな被害があるのか以下にまとめました。
●建物の施設や設備を破壊する火災発生のリスクがある
●感染症や病気の健康への影響
●ダニやノミの発生で二次被害
●ネズミの発生による風評被害
●眠れない不安や不快感や精神的被害
●営業停止処分となるリスク
●大きな経済的損失
★ネズミ一匹でも出産されてしまう可能性がある
★隙間があることで家の中に浸入する
★暖房器具を使用することでネズミも快適になる
★ネズミが原因で雑菌だらけになる
★大切な衣類や思い出の品まで被害に合う
★ネズミがいることでハクビシンなどの害獣がやってくる
人の気配のない時に活動する?!
夜行性のネズミは夜に活動!
基本的に人の気配のない場所を好んで行動するクマネズミは、姿を見せることなく住み着くことも厄介な特徴のひとつ。
例え小さなネズミでも様々な被害が発生して困ってしまうリスクが沢山!
寒さに弱いネズミ達は空き家、閉店したお店でも、閉め切ったシャッターの隙間や通気口、わずか2~3㎝の隙間さえあれば侵入できます。
シャッターを閉めたお店でも、シャッターや垂直な壁をよじ登ったり、電線から綱渡りで移動できるネズミは、屋根の隙間、通風孔、通気口、換気扇、エアコンの室外機の隙間、排水ホースなど、劣化によってできた外のひび割れや約500円玉ほどの穴からも侵入します。
そんなネズミを追い出したり、捕まえて駆除しなければ、どんどん繁殖していくのです。
最悪の事態になってしまう前に原因追及しながらしっかり駆除して一日でも早く安心した暮らしを送れるよう対策を!
食料品の管理を始め、ネズミを侵入させない施工で被害を阻止させましょう。
意外な場所から侵入するネズミ
「こんなところからネズミが入れるわけない」と思うような場所、目視で確認できないようなすき間が建物外周には意外と数多くあり、目の行き届かない屋根や床下などから壁の中に入り込みます。
警戒心の強いクマネズミは、人間に見つからないようにと密かに忍び込んで移動します。
ネズミに気付かないこともあれば、警戒心の少ない凶暴なドブネズミが姿を現すことも。
子ネズミと間違われやすい3種類の中で一番小さなハツカネズミであったり、種類や個体、環境によって遭遇するタイミングはそれぞれ。空腹に耐えきれずに姿を現すネズミもいるようです。
プロのねずみ駆除屋さんからのアドバイス
「ネズミの駆除って一体どんなことをするの?一匹残らず退治するにはどんな方法があるのかな?早期解決させるための方法は?」とお悩みの方へネズミ駆除業者クジョリアがアドバイス!
ネズミの駆除は建物の構造や被害状況によって施工方法が異なりますが、ただ殺鼠剤(毒餌)を置くだけでは効果的とは言えないようです。
毒餌を設置して弱らせていく方法は、死滅させるという目的では効果的でもありますが、なかには毒餌だけでは効き目がない個体もいたり、警戒して殺鼠剤を口にしないネズミもいるようです。
そして、殺鼠剤を設置させた後、殺鼠剤を食べ続けたことでネズミを見かけなくなったと効果が得られても、どこかに死骸が残っている可能性があり、死骸の行方が分からず放置したままでいれば異臭やハエ・ダニが発生してしまいます。
毒である以上、安全とは言えない部分があるため効果の判断はし難く、この方法だけでは不十分であることもあるようです。
ネズミ被害が起きている場所は住む人にとって大切なお住まいです。食品を扱うお店であれば衛生管理と安全性が求められます。丁寧に適切な方法で駆除をする必要があります。
安心・安全な駆除として殺鼠剤を使用せずに安全性の高い駆除方法を選ぶ方も多く、ネズミの浸入経路を辿りラットサインやフンなどの痕跡を見極め、必ず通る場所に粘着シートを設置させて捕まえる方法が安全性が高く適しているとのこと。
侵入口を塞ぐ施工も再び侵入させないためにとても重要です。
ネズミ被害では、すぐに殺鼠剤(毒餌)を食べさせればいいとは限らないとのことです。
被害状況によってはネズミの駆除には根気が必要で、一日で完全に捕まえることではなく、粘着シートを使用し、侵入経路を塞ぎ、ネズミを確実に仕留めるために経過観察を行いながら、安全かつ効率的な駆除として効果が期待できます。
被害状況によって薬剤を使用する場合や施工方法も様々な場面に合った駆除を行うと良いでしょう。
ネズミの駆除は業者に依頼が確実!
市販のネズミ退治グッズは数多く販売されています。試してみたらいなくなった事例もあれば被害が収まらないことも…。
それは薬剤効果だけでなく、被害の状況に合っていない場合があります。
駆除の経験や知識を得たプロだから安全で安心!
効果を確実に得るために時間や費用を考えるとプロの業者にお願いする方が確実です!
万が一、駆除後に再び発生したりネズミの死骸処分に困っても駆け付けてくれる!
メンテナンスを含めると駆除業者さんにお任せする方がお得です。
保証サービスの有無の確認を行った上で、一度プロの駆除業者へ無料調査や無料見積もりをご希望されると良いでしょう。
終わりに
美味しいお料理を提供する飲食店では、害虫ゴキブリや害獣ネズミなどによる被害を防ぐための対策や衛生管理には十分に注意しましょう。
ネズミの繫殖力は凄まじいと言われるほど、数カ月であっという間に増殖してしまう害獣です。
一般家庭においても、地域の状況によってネズミが発生してしまうと健康面や経済面に大きな影響が起こる恐れがあります。
個体数は環境によって異なりますが、ネズミにとって寒さをしのげる人間の住む家では断熱か効いた暖かな空間は要注意です。
既に住み着いている疑いのある家庭においても、放置せずにしっかりと駆除をして被害拡大させない対策が重要です。
ネズミ被害にお困りの際は迅速に対応してくれる業者に相談の上、速やかに駆除を行いましょう。
クジョリアからお知らせ
東京都内はネズミが多いとも言われていますが、当社エリア内の千葉県内、茨城県内の一般家庭、又は飲食店からのネズミ駆除は各地からご依頼頂いております。
クジョリアでは、様々な環境に合わせた施工で駆除対策に力を入れて活動しています。
ご心配な点がございましたらお気軽にご相談ください。
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