壁や天井から音がする|冬に活動するネズミやハクビシンなどの害獣|

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壁や天井から音がする|冬に活動するネズミやハクビシンなどの害獣

寒い季節に深夜に壁や天井から「カサカサ」「カリカリ」「カツカツ…」耳をすますと壁の向こうから聞こえる…

 

「ドカドカ」「ドスンドスン」「ドンドン」と大きな音に驚き、侵入者が現れたと警察沙汰になってしまったりなんてことはありませんか?

 

就寝中など深夜に忍び込むその物音の正体は…

 

ネズミやハクビシンかもしれません!!

 

害獣被害にお困りの方へ

安心・安全な駆除についてご紹介します。

 

冬に家屋に近づく害獣ネズミやハクビシン

 

冬眠をする害獣や冬眠しない「野生動物」が家屋に現れます。

 

夏場とは異なり、冬場は哺乳類動物や昆虫類の活動が減り、害を与えないと思われますが、なかには冬眠をせずに活動を続ける生物もいます。

 

我々人間も寒い冬には暖房器具などを使用して寒さをしのぐように冬眠せずにいる野生動物たちが人家に侵入してくる時期。

 

秋から冬にかけて真冬にはどんな獣がやってくるのでしょう。

そもそも冬眠する・しないの違いとは?

動物には温度に関係なく、体温が一定に保つことができる恒温動物と、体温調節ができず、温度が変化すると体温も変化する変温動物とがいます。

 

冬眠をする動物としない動物の違いは自分の身体を温める能力を持っているかどうかになります。

 

身近な動物で冬眠する動物は・・・

 

哺乳類では、シマリス/ハムスター/コウモリ/ツキノワグマ/ホッキョクグマ。爬虫類では、ヘビ/カメ/トカゲ。両生類では、カエル/イモリ/サンショウウオなどが冬眠をする恒温動物」となるのです。

 

冬眠をせずに活動する動物は数多くいますが、私たちの暮らしに忍び込む冬眠しない身近な野生動物たちはどんな種類の動物なのでしょう。

 

寒い季節は寒さをしのいで大人しくしている印象ですが、家の中に侵入してくる害獣がもたらす被害が多く発生しているのです。地域によって発生率には違いがありますが、関東近辺、都市部でも家の中に忍び込んでくる害獣をご紹介します!

ハクビシン 冬の活動

ハクビシンは冬眠をせずに一年を通して活動します。そのため地域によって春夏秋冬、季節問わず被害を受ける地域もあるようです。

 

寒い環境下でも生命維持に必要な体温を保つことができ、エネルギーを作るために必要な食料を得るために活動します。野生化したハクビシンを見慣れない地域もありますが、都市部ではこのハクビシン被害が多く寄せられます。

 

繁殖も一年を通して行うことができることで繁殖のスピードは速く季節問わずに被害が発生しています。田畑の作物、時にネズミが住み着く建物を狙って侵入しネズミを捕食します。

 

寒さを凌ぐために人家などへ侵入するハクビシンですが屋根裏などに住み着かれてしまうとそのハクビシンの糞尿によって屋根裏や天井板などの木材が腐ってしまったり、ダニや寄生虫が発生してします。

 

異臭を放つことで体調不良を起こしてしまう方もいらっしゃいます。

 

ダニやノミなどは野生動物の身体に寄生する他、様々な病原体を保有している可能性があるのでそのままにせずに清掃や殺菌消毒を行うようにしましょう。

 

ハクビシンの鳴き声や足音

「ドカドカ」「ドスンドスン」などの歩く音や「キーキー」「キューキュー」などの変わった鳴き声を出すことがあるハクビシン。

 

臆病な性格のハクビシンは物音立てずに侵入する場合もあり、気付きにくいこともありますがネズミなどの獲物を捕らえる際などに大きな音を出して走り回ると、物音にビックリ驚かれるでしょう。

 

ハクビシンの体長は約60㎝・体重は3.0~4.0㎏前後と猫よりもやや大きいため、天井裏を走り回る音はうるさいほどになります。

 

そしてハクビシンは大量の糞尿をするので、天井に大きなシミができていたらハクビシンのおしっこやフンの仕業である可能性が高いでしょう。

 

 

ネズミの冬の行動

ネズミも一年を通して活動します。

 

気温が10℃以下になると、一時的に冬眠に入るとも言われていますが「ハツカネズミ」「クマネズミ」「ドブネズミ」などの家ネズミは建物内に侵入して寒さをしのいで住み着くケースが多く、これらのイエネズミは冬眠はせずに活動できます。

 

寒さに弱いネズミは冬場でも屋根裏の断熱材を使ってねぐらとして過ごし、壁と壁との隙間に入り込み行き来をしたり、垂直な壁を登って行ったりと器用に建物内を移動します。

 

屋根裏などの高い場所を好むのはクマネズミ。運動能力も高く、警戒心が強いため滅多に姿を現さない特徴も持っています。

 

最も被害が多いのは戸建て住宅などですが、食品を扱う店舗や、マンションやアパート、ビル、倉庫、空き家などにも住み着きます。

 

クマネズミやハツカネズミは、移動しながらフン(糞尿)をおとしていきます。

 

経路を突き止めるための痕跡となりますが床や隙間だけでなく、テーブルや食器棚にまでフンを見つけたら衛生面で大きな問題を与えかねません。

 

健康被害を引き起こすこともある病原菌が部屋中に広がっていると考えるとこまめなお掃除だけでなく、駆除を徹底して行う必要があります。

 

糞尿被害だけでなくネズミの身体に寄生するイエダニやノミなどが発生することで、人間にも噛んだり刺したり吸血され、激しい痒みや皮膚炎などの被害が発生します。

 

冬場は暖房器具などを使用することが増え、空気は乾燥しているため、ネズミが誤って噛んだ電気コードが漏電し火災の原因にもなる危険が高くなる時期でもあります。

 

ネズミの鳴き声や足音

頭が良くて警戒心も強いネズミは2~3㎝ほどの隙間があれば入り込むことができます。

 

壁などもよじ登る力を持つネズミは、床下、壁の中、天井裏など、建物の木材や壁との隙間を侵入できるため、建物内に侵入することは難しいことではないようです。

 

その行動から出る物音は様々。「カリカリ」「ガリガリ」かじる音。「ツカツカ」「ドドドッ」走り回る音。「ガサガサ」「カタカタ」探る音。「チューチュー」「キュッキュッ」「キィキィ」鳴く音にも種類によって響き方が違って聞こえることもあるようです。

 

ネズミの大きさにも種類や成長によって違いがあるため、数が増すことで天井から聞こえる音に違いがありますが、中型の害獣よりも音は大きくはないようです。

 

ただし活動的になる深夜など天井裏や壁など走り回る音は深夜の大運動会のようにうるさくて眠れないといった声も聞かれます。

 

ネズミの繁殖力の高さは有名ですが、子ネズミがいた場合には被害が大きく広がっていきます。ネズミの侵入被害に気付いたら早めに対策を行いましょう。

 

コウモリ 冬の行動

最近では屋外から建物の隙間に入り込み、住み着く被害が数多く増えています。

 

コウモリ(アブラコウモリ)は11月頃から3月頃まで冬眠の時期

 

冬場には大人しく壁や屋根裏などで冬眠している可能性があります。

 

コウモリ(アブラコウモリ)は最も夏から秋口が繁殖ピークなため、その頃に屋根裏や戸袋、通気口など小さな隙間を通り抜けて侵入し巣を作り出産・子育てをする姿を多く見かけます。

 

11月頃には姿を見なくなり「いなくなった」と思われている方も多いですが、実は屋根裏や壁の隙間などで冬眠している可能性があります。

 

コウモリが持つ、様々な病原菌が含まれるフン尿被害は、とても不快なもの・・・。

 

不気味な姿は見なくなり安心していていたら、実は「冬眠しているだけだった!」なんてこともあるため、冬の時期にも注意が必要です。

 

コウモリのフンや近くに小さな隙間があったらその隙間の中にコウモリがいるかもしれません!

 

感染症の危険性を疑う健康面、ダニなどの発生による二次被害、更にはフンによる建物の汚染や修理などの経済面にも大きな影響を与えます。

 

本来は冬には冬眠しているコウモリですが、暖かな日が続くと目を覚まして餌を探し活発に活動をすることもあり、冬でも暖かな住処で過ごすことができるコウモリにとって、人家は居心地も良い場所となっているようです。

 

コウモリの鳴き声や羽音

コウモリの鳴き声とは「超音波」のことを指します。そのため本来の鳴き声というのは私たちには聞こえません。

 

しかし、危険を感知した時に威嚇するように「キィキィ」「チチチッ」「ジジジーッ」などの虫のような声、又はネズミのような声を鳴らします。

 

建物の外壁や軒下屋根裏などでは敵などいない場合にはあまり聞かない鳴き声で羽音が「バサバサッ」「バタバタッ」などの音が聞こえたらコウモリの仕業かもしれません。

 

「バタバタ」と羽音でも「チュンチュン」鳴く声は鳥と判断できますが、怪しい羽音と鳴き声がポイントです。しかし寒い冬には物音立てずに冬眠しているため冬場に発見することは減り、棲み付いていたことに気が付かないこともあります。

春に活動し出してから「コウモリがきた」と勘違いされる方も多いのです。

アライグマ 冬の行動

都内各地でも目撃されることが増えたアライグマもハクビシン同様冬眠せずに活動しています。

 

冬の寒い時期には動きが鈍くなり木穴にこもったり、人家などに侵入して寒さを凌ぎます。

 

アライグマは見た目とは違って意外と凶暴です。

 

人間に慣れていない野獣動物は臆病ですが、身を守るために威嚇したり咬み付いてくることがあるので油断は禁物。

 

アライグマは見た目から可愛らしい印象がありますが、動物園のアライグマのように触れ合おうと近づくと威嚇して咬み付く危険があります。

 

鳥獣保護法により捕獲や殺傷は禁止されていますので、むやみに手を出さず、嫌がるニオイ(忌避剤)や音を立てて追い出し、再び侵入されないよう対策を取りましょう。

 

アライグマの鳴き声や足音

アライグマの鳴き声は「クーンクーン」「クルルルッ」「キューキュー」と鳥のような高めの声で鳴きます。

 

繁殖期は冬の1~3月頃で春には出産します。

 

人家に侵入し外敵から身を守り、寒さをしのいで安心できるねぐらを求めて侵入するアライグマは、中型犬ほどの大きさで冬は毛がフサフサしています。

 

アライグマの体長は約70~90cm・体重は4~10㎏となる個体もいます。

 

冬場に侵入したアライグマは屋根裏を活発に動き回るというよりもねぐらとして過ごすため時々「ドカドカ」「ドスンドスン」と聞こえます。

 

威嚇した時や子どもを呼ぶ時以外は鳴き声よりも動き回る際の音が目立ちます。夜行性のため、就寝中に行動する音は室内にも響き眠れないなどの被害が起こります。

タヌキ 冬の行動

タヌキも冬眠をせずに秋には冬に備えて脂肪を蓄えます。

 

夏の時期は意外とスリムですが冬に見かけるタヌキは50%ほどの体重を増加させずんぐりとした体形になる。

 

フサフサとした冬毛となり、お尻をフリフリさせながら駆け足で走る姿。一夫多妻制で初秋ごろまで家族で行動します。その後、分散し独立生活を送ることもあるが、冬はオスとメスとがつがいを作るとされています。

 

雑食性で田畑の作物や人家に近づき、ペットの餌を狙う個体も増え、夜に活動することが多く特定の場所に糞をする「ため糞」の習性を持ち、穴籠りをして過ごしますが屋根裏や床下に侵入してねぐらをつくり、人間を見ては驚いて逃げていくのがほとんどですが空き家などの家屋に住み着かれてしまう被害も起きています。

タヌキの鳴き声や足音

タヌキの鳴き声は威嚇している時や子ありますどもを呼ぶ時など余程の時以外はあまり鳴くことはないようです。

 

赤ちゃんはキュンキュンと鳴くこともあるようですが、小型犬のような甲高い声で鳴き「ワンワン」とは違い「ウワーン」「ウユーン」と文字で再現は難しい鳴き方をするようです。

 

人家に侵入した際には、鳴き声というより物音が目立ちます。

 

タヌキの体長は約40cm・体重8~10㎏ずんぐりとした体毛で、冬は特に寒さをしのぐために身体に栄養を蓄えています。

 

臆病であるため、危険を感じ侵入を断念する個体もいますが、アライグマやハクビシン同様、寒さをしのぐために侵入しねぐらをつくります。

野生動物に注意すべき点とは

・素手で触ったり、むやみに近づかないようにしましょう!

 

・噛まれたり引っ搔かれたりすることで感染症を引き起こす危険があります!

 

・餌付けはやめましょう。珍しいからといって野生動物に餌を用意していたり庭先に撒いておびき寄せることは近隣トラブルにも繋がります。

 

・屋根裏に侵入され自身で追い出す際、高所での足場や脚立を使用する際には落下に注意しましょう。

 

・糞清掃は必ずマスク、手袋を付け、換気しながら行いましょう。糞尿被害や死骸からダニやノミ寄生虫が発生している可能性があるので、殺菌消毒も必要です。

 

害獣の駆除対策

寒い時期には、暖かな時期よりも活発的ではなくなりますが、住み着いてしまうと翌春にも再び大きな被害が生じてしまいます。

 

大人しくしているのならいいか…と駆除を怠ってしまうと繁殖し糞尿被害も増していき、健康被害を引き起こしてしまう危険のある野生動物です。

 

追い出すことで大切な住まいを守り、安心した日常生活が送れるように一日でも早く解決するべきでしょう。

 

対策として侵入口となる隙間をしっかり封鎖することで予防となります。なかなかその「隙間」が発見しにくい場所も多く存在するため、被害が発生してからの対処が多くなってしまいますが、付近で出没していたらお家に住み着く危険があることを認識しておくことも大切です。

 

ネズミの駆除以外の野獣駆除では、コウモリ、ハクビシン、タヌキ、アライグマなどの哺乳類、野生動物の捕獲や殺処分は「鳥獣保護法」で守られているため、許可なく勝手に捕まえることはできません。

 

そのため追い出すだけでは再び戻ってきてしまう可能性があるので、再び侵入できない施工を行う必要があります。

 

 

まとめ 安心・安全な方法で駆除しよう

地域によって出没する野獣のなかで最も被害の多い種類についてご紹介しました。

 

冬場には様々な野生動物が人家に侵入するため、これからの時期は十分に注意しながらある程度の備えも必要です。

 

自身で追い出すことができても再び侵入されたり、周囲では被害が相次いでいる野生動物の防除を含め、餌となるものを外に置かない、侵入口となる隙間がないかの点検を行う事も大切です。

 

野生動物の嫌がる臭いを放つ忌避剤を設置するのも対策のひとつですね。

 

様々な対策グッズが市販されていますが、被害が発生してからの追い出し駆除は危険を伴うため、無理のない範囲で行いましょう。

 

追い出すだけでは再び侵入されたり、汚染された糞尿清掃を行わなければダニなどが発生したままになってしまいます。

 

自身のフン尿が残されていることが誘発させる原因にもなるので、いなくなってからのフン清掃、殺菌消毒も大切です。

 

追い出しから侵入口の封鎖、フン清掃までを自身で行うのは困難であったり、高所な場所で慣れない作業は危険を伴います。

 

そんな時には経験や知識のあるプロの業者におまかせすることが安心・安全と言えるでしょう。

 

ハクビシンとはどんな性格?嫌がる臭いと嫌いなモノとは?自分で追い出す方法 (qujolia.jp)

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