《経営者様向け》飲食店でネズミの死骸・そ族昆虫・異物混入を防ぐためにできること|

0800-919-6866年中無休 9:00-18:00

お役立ちコラム

コラム

《経営者様向け》飲食店でネズミの死骸・そ族昆虫・異物混入を防ぐためにできること

カフェやレストラン、居酒屋やお弁当屋さんなど、食品を提供する店舗では、HACCP制度化への取り組みとして、調理・管理・保管方法や衛生管理の徹底。ゴキブリやハエ、ネズミなどのそ族及び昆虫対策が義務付けられています。

 

菌やウイルス、異物混入で最も多いのが、食中毒。

もしも、不衛生な環境を放置し、提供する食品などに菌や異物が混入していたら・・・

 

消費者の健康を脅かすだけでなく、保健所や行政の指示によって営業停止命令を受けたり、売り上げの低下、損害賠償問題に発展することもあります。重大な問題が重なり、後に廃業を余儀なくされるケースもあります。

 

現代は、SNSなどで写真や動画の投稿が誰でもできる時代。消費者側が受けた被害の投稿は、一瞬く間に拡散されます。

ネズミが店内を走り回ったり、害虫の混入の動画が拡散されてしまうと、すぐさま公になり、重大な風評被害によってお店のイメージダウン、消費者とトラブルにつながるケースは後を絶ちません。

 

そのような事態を防ぐために、経営者や店舗側は一層の衛生管理の徹底が重要です。

普段から経営者やお店側の衛生管理の予防を徹底し、安心・安全なお料理が提供できるよう細心の注意と予防習慣で最悪の事態を未然に防ぎましょう。

 

こちらのコラムでは、経営者または店舗様向けのゴキブリ・ハエ・ネズミなどのそ族昆虫防除・害虫対策をご紹介します。

清潔で美味しいお料理が提供できるお店づくりにも役立ててみましょう。

ネズミ

ネズミはエサを求めて建物の隙間から侵入し、キッチン厨房、保管庫などの食材を食い荒らします。

飲食店は食べ物が豊富なので、保管している米やパンなどの袋をかじって中の物を食べます。

 

なかでも警戒心の強いクマネズミは深夜、人の気配がない時間帯に厨房などに出てきて餌を探します。

ジャンプも綱渡りも上手で器用なネズミは移動するたびにフンを落としていくのが特徴的です。

 

落としていったフンやネズミの身体に付着した雑菌やウイルスなどが付いた食材や食器を人間が使い、そのまま口にすることで、感染症を起こすおそれがあるのです。

 

閉店時には何もなかったはずが、朝方お店に来たら厨房にネズミの痕跡が残されていることも…。

 

なかには蓋を開けていたスープ鍋(寸胴鍋など)などにゴキブリやネズミなどの異物が入り込み、気が付かずにそのまま提供してしまったら・・・考えただけでも鳥肌が立つほどの大変な事態になりかねません。

 

そのような最悪の事態を防ぐためには、早めの対策が重要です。ネズミの被害に気付いたらすぐにでも業者にご相談ください。

ネズミ対策

対策としては、事前にネズミの出入りがわかった時点で専門業者に駆除を依頼しましょう。

お客さまへ被害が出る前にすぐに行動することが重要です。

 

しかし、業者に依頼をしても駆除対策中には、お店側のご協力が欠かせません。

お店側のご協力と駆除業者が力を合わせることで、早い解決につながります。すぐにでも予防習慣をはじめましょう。

お店が行うネズミ予防習慣

・厨房内の食品は冷蔵庫や蓋付きの密封容器に収納する

・餌になるものをそのまま置かない

・食器類もネズミが触れないよう棚に仕舞う

・フンが落ちていたら素手で触らない

・生ごみはその日のうちに処分する

・外のゴミ捨て場には金網やケースなどで蓋があるボックスを使う

・店内を清潔に保つ

・食べこぼしやゴミを残さない

・窓やドアを開けたままにしない

・不要な荷物は処分し整理整頓する

・壁の穴や隙間、破れを確認する

ネズミ駆除の流れ

ネズミの駆除は、主な対策は以下の流れになります。

被害状況や建物の構造、ネズミの数によって施工内容や経過観察期間が異なる場合があります。

駆除完了までの期間は、おおむね数週間から1~2ヵ月ほどです。

 

被害状況基本的な駆除対策予防効果

屋根裏

天井裏の場合

屋根裏につながる侵入経路を探す

 

忌避剤で追い出す

 

粘着シートを設置し捕獲する

 

ネズミを追い詰め確実に捕らえる

 

侵入口を塞ぐ

 

防ダニ・防菌処理をする

ネズミが住み着いていた場所に防ダニ・防菌処理を行う

室内の場合

 

食べ物を無くす

 

フンの痕跡などから侵入経路を見つける

 

侵入口を塞ぐ

 

粘着シートで捕獲する

 

防ダニ・防菌処理をする

 

建物内にいるネズミを粘着シートで確実に捕獲し侵入口封鎖で再発を防ぐ

 

ネズミのフンやラットサインに注目!

家屋に住み着くクマネズミは、フンを落としながら移動するので、調査ではフンや足跡・こすれ跡(ネズミが何度も通ってできた黒い汚れ)など、ネズミの痕跡となる「ラットサイン」をチェックします。

 

ネズミの大きさによってフンの大きさも異なりますが、黒や茶色の細長い5~10㎜ほどの大きさです。

屋内外でネズミのフンが落ちていたら、近くに侵入できる穴や隙間があるはずなので、侵入経路を見つけて、金網やパンチングメタルなどで塞ぐことで再発を防ぐことができます。

 

※生きたネズミを閉じ込めると死骸が残る恐れがあるので、建物の構造を把握した上で施工します。

 

建物周辺に荷物が多いと侵入口が見つけにくいので片付けをしていただけると、ネズミの出入り口を見つけやすくなります。

ゴキブリ

ゴキブリは、衛生害虫の代表的存在。厨房やトイレなどの水回りに集中的に発生することが多く、店内をウロウロしていたら姿をみるだけでも不快感を抱く方もいるほど不衛生さを感じさせるゴキブリ。

移動範囲の広いタイプのクロゴキブリや移動範囲の狭いタイプのチャバネゴキブリが飲食店などに発生します。

ゴキブリは病原菌の運び屋とも言われるほど、多くの雑菌を保持しており、そんなゴキブリが食品を扱う厨房の冷蔵庫の裏やシンク下などで繁殖し、保管している食品や調理した食材に雑菌や死骸などの異物が混入し、食中毒を起こす事例は後を絶ちません。

ゴキブリ対策

ゴキブリなどが発生したら、市販の薬剤などを使用している店舗も多いですが、被害が軽減されず、悪化するケースもあります。

 

被害拡大を防ぐために、衛生環境の徹底が不可欠になるので、オープン前や閉店後は、厨房内や店内の清掃は、毎日行うことが大切です。

 

お店側が行う害虫予防習慣は以下になります。

お店が行う害虫予防習慣

・厨房内の食品は冷蔵庫や蓋付きの密封容器に収納する

・餌になるものをそのまま置かない

・食器類もゴキブリが触れないよう棚に仕舞う

・フンや死骸が落ちていたら素手で触らない

・生ごみはその日のうちに処分する

・外のゴミ捨て場には蓋があるボックスを使う

・店内を清潔に保つ

・特に水回りはこまめに掃除する

・食べこぼしやゴミを残さない

・窓やドアを開けたままにしない

・ダンボールなど不要な荷物は処分する

・整理整頓する

・浄化槽や排水溝は定期的に掃除する

 

それでも被害が収まらない・・・

 

厄介な害虫に困ったら・・・

 

殺虫スプレーやベイト剤などで害虫を駆除する

・徹底駆除・早期解決を目指す駆除予防は業者に依頼する

上記、害虫予防習慣を行っていても、ゴキブリが発生している場合、他に原因が隠れている可能性があります。

被害が収まらないとお悩みの方、早く解決させたい方は、専門業者に依頼することをおすすめします。

ゴキブリ駆除の流れ

ゴキブリ駆除では、被害状況を確認しながら、発生原因を調査し、調査トラップを設置、薬剤の噴霧や薬剤散布処理、開口部封鎖作業を行います。

建物の構造や被害状況に応じた施工で、駆除や再発防止を行います。営業時間に配慮し、作業は営業前・営業後、定休日などに行うことも可能です。ご希望に応じ、定期調査を行っています。

ハエ

ハエはニオイを嗅ぎつけ、窓やドアから厨房や店内に侵入してきます。生ゴミや空き缶や空き瓶、酒類や果物、生肉などの食材、腐敗した水が溜まる排水溝やグリストラップ、排泄物のあるトイレにも発生しやすく、汚物と食品の間を往来するため、病原体を媒介する可能性があり、食品への異物混入や飲食中にハエが飛び回ることで不快感を抱くことも多い衛生害虫です。

 

お店側では、ハエ等を寄せ付けないために害虫予防の習慣を取り入れてみましょう。

ハエ対策

お店が行う害虫予防習慣

・生ゴミは水を切って処分する

・排水口にネットを設置して食べかすを詰まらせない

・生ごみはその日のうちに処分する

・外のゴミ捨て場には蓋があるボックスを使う

・厨房内の食品は冷蔵庫や蓋付きの密封容器に収納する

・餌になるものをそのまま置かない

・食器類もハエが触れないよう棚に仕舞う

・死骸は素手で触らない

・店内を清潔に保つ

・特に水回りはこまめに掃除する

・食べこぼしやゴミを残さない

・窓やドアを開けたままにしない

・隙間がないように網戸を閉める

・浄化槽や排水溝は定期的に掃除する

 

それでも被害が収まらない・・・

 

厄介な害虫に困ったら・・・

 

・ハエ取りシートやハエ叩きなどで駆除する

・徹底駆除・早期解決を目指す駆除予防は業者に依頼する

ハエ駆除の流れ

飲食店では、営業中や調理中は店内に殺虫剤などの薬剤を撒くのは避けたいもの。

害虫駆除業者は、発生原因を突き止め、建物の構造や被害状況に合わせながら主に薬剤処理を行います。

ある事例では、ハエが異常に発生していると依頼を受け、調査したところ、床下にネズミの死骸を発見した例もあります。

クジョリアでは駆除ならびに再発防止のご指導やアドバイスを行っています。

 

ネズミや害虫駆除なら業者に定期依頼をしよう

近年では、HACCP義務化による衛生管理の徹底や店内の衛生環境改善や維持のために専門業者に清掃や害虫調査の定期管理を契約されている店舗が増えています。

 

千葉・東京都内で活動しているクジョリアでは、お料理を安心して提供できるお店、落ち着いてお召し上がりいただける店内の維持を全力でサポートを行っています。

 

害虫駆除業者では、薬剤処理による駆除や開口部封鎖などの侵入防止対策に加え、定期的な予防や調査なども行っています。

「被害が出てからでは遅い」といった予防策の強化が、最悪の事態を防ぐ大切な衛生管理の徹底につながります。

 

また、ネズミ駆除に関しては追い出しや捕獲駆除を行い、作業完了後、アフターフォローを設けています。

詳しくは各ホームページよりお問い合わせください。

一日でも早い解決を目指してクジョリアがサポートいたします!

このページのトップに戻る