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「屋根に来る鳩」寄せ付けない害鳥対策
駅や神社、公園や住宅地などで見かける鳩ですが、戸建てやマンション、ビル、店舗などの建物の屋根の上に鳩がやってくることで鳴き声による騒音や外壁や愛車、庭やベランダに洗濯物を干せないほどのフン害に悩まされているお宅が存在しています。
街中に生息する鳩は人を襲うようなことはほとんどなく、どこか人懐っこい印象のある人馴れした鳩たちも多く生息しています。
しかし、自宅などに住み着くことで人間の生活に支障をきたすことも多い害鳥です。
こちらのコラムでは、鳩が屋根に集まる原因と寄せ付けない対策方法についてご紹介します。
身近に起きているハト駆除対策にぜひ役立ててみてください。
目次
鳩はなぜ屋根にやってくる?野鳥が屋根に来る理由
建物を見上げると野鳥が建物の屋上などに飛来しているのを目にすることがあります。
鳩だけでなくカラス、スズメ、ムクドリなどの身近で見かける鳥類は見渡しの良い高い場所からいつも周辺を見渡しているような様子が見られます。一体なぜ屋根や高い場所にやってくるのでしょう。
高所は比較的安心・安全と認識している
鳩は比較的高い場所が好きで猫や蛇などの外敵を避けられるため、地上よりも安心・安全な場所と認識しながら周辺を監視するように身を休めています。
建物の高所には人の気配が少ない雨風しのげる場所が多く、鳩にとってねぐらや子育てができるような居心地の良い場所を見つけやすいのかもしれません。
営巣場所を探している
鳩は繁殖期になると卵を産むため、雄雌つがいで巣作りに励み、子育てをします。そのため、巣作りの条件として雨風しのげて、外敵の少ない営巣出来る場所を探しています。
多くはベランダなどの閉鎖的な囲まれた場所。巣作りするまでには段階があり、頻繁にくるようになったら巣作りを始めている可能性があります。
鳩は、カラスなどの外敵から巣を守るためにベランダの室外機の裏や屋根に設置されたソーラーパネルの下など狭い隙間に入り込み、卵を産む傾向があるので、頻繁に見かけるようになったら要注意です。
身を隠せる場所として最適なソーラーパネル
屋根に設置されたソーラーパネルの隙間は、カラスなどの外敵が近づいてきても巣が襲われにくい鳩にとって最適な場所。
鳩は外敵から身を守るために高所に留まるうちに身を隠せる囲まれた場所を好んで選び、一度気に入ると何度もやってきて、居心地良い場所だと認識すると仲間を呼んで集団んで飛来をしてきたり、ソーラーパネルの隙間に巣を作り、ねぐらや卵を産み、ヒナを育てるようになります。
鳩の糞尿で汚され見た目や健康被害の懸念
長く居座ることで個体数や仲間が増え、建物やその周辺が糞尿に汚染され、ベランダの手すり、洗濯物、愛車や外壁、金属腐食なども起こります。
又、アレルギーや呼吸器系の疾患などの健康被害を起こす恐れがあり、鳩の数の増加によって様々な被害が起こり、人体や環境への影響が懸念されています。
街には人馴れしたハトが多い
人間が行きかう駅やホーム、公園や神社などでも見ることが多い鳩ですが、人が多く、にぎやかな場所には餌となる食べ物がたくさん落ちています。人馴れした鳩は、ポップコーンや菓子パンくずなど人間が捨てた食べ物を拾って餌にしています。
まるで人間のそばには餌があると認識しているのかもしれません。
鳩は捕まえたり、傷つけてはいけない法律で守られています
屋根に鳩がやってくる理由がわかったら、ベランダなどに営巣しないよう何かしらの対策が必要です。
残念ながら鳩やカラス、スズメなどの害鳥被害に遭っても鳥獣保護法により国に保護されているため、勝手に捕まえたり、傷つけてはいけません。捕獲・殺傷処分などは原則禁止です。卵やヒナの場合も同様です。
そのため、鳩を直接傷つけない方法で追い出し、侵入させない対策がメインになります。
巣に卵があった場合・・・
鳩の卵は2~3週間で孵化。雛は約1ヵ月程度で巣立ちます。
その期間はなるべく近づいたり刺激しないで巣立つまでそっと見守ってあげましょう。
やがて雛が巣立ち、巣が空っぽの状態になったことを確認したら巣の撤去や侵入防止対策を行いましょう。
鳩を寄せ付けない対策方法
多くのフン害や騒音被害を解消するためには鳩を建物に寄せ付けないことが重要です。しかし、相手は自然環境で生きる野生の生き物なので、鳩の習性や対策の知恵を絞りながら鳩を寄せ付けないようにすることが大切です。
屋上や屋根、ベランダにやってくるようになったら、早めの害鳥対策をおすすめします。
そこで紹介したいのが、害鳥対策で効果的なグッズを設置した鳥よけ・害鳥対策です。
ハト対策では、忌避剤、テグス、剣山、防鳥ネットなどを使用する方法が支流になっており、設置場所に応じて効果的で使いやすいものを選ぶことができます。
詳しくは「ベランダにくる鳩を嫌がるもので追い払う方法」コラムを参考にしてみよう
個人で設置することも可能ですが、効果を発揮させたい方、失敗したくない方、高所作業で危険が伴う場合は害鳥・ハト駆除業者(株式会社クジョリア)に依頼をされることをお勧めします。
まとめ
鳩が屋上や屋根などの建物にやってくる理由の多くは近くに餌やねぐら(巣)がある、もしくはこれから巣を作ろうとしている可能性が高いでしょう。
鳩が住み着いてしまうと糞害による健康被害や鳴き声による騒音被害、フン害によって建物の美観を損ねたり、生活に支障をきたすこともあるので、鳩が頻繁に来るようになったら早めに侵入防止策として対策することで被害を防ぐことができます。
又、鳩などの害鳥対策は高所作業となることが多く、場合によっては対策グッズを設置することが困難な場合があります。
慣れない作業でケガや落下する危険性も伴う恐れがあるため、身の安全や周囲への配慮にも十分に注意しましょう。
なかには自分で何とかしたいと対策グッズを購入したのに、対策が万全にできないまま途中でやめてしまい、防鳥ネットを設置したにも関わらずネットの隙間ができ、そこから鳩が侵入されてしまったケースもあるので、設置施工前に事前に注意点を把握しておくことが大切です。
安全かつ効果的な対策をしたい方、失敗したくない!とお考えの方は、信頼できる専門の業者に依頼を検討してみてはいかがでしょう。自分でするよりプロにお願いすればスピーディーな対応で解決してくれることでしょう。
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