ゴキブリやコバエ、シロアリも害虫の駆除は自分でできる!?低コストで簡単な駆除方法は?
暖かい季節になると家の中やお庭に発生する害虫。害虫の種類や発生状況によって「そんなに気にならない」という方もいますが、虫が苦手な方も少なくありません。
虫に刺されてかゆみや湿疹などを起こし、健康被害を起こす可能性もある害虫や建物の劣化を招く害虫もいるので、日頃から虫対策をしたり、見つけたら駆除対策をすることが重要です。
害虫は専門業者に依頼をして駆除をお願いする方も少なくありませんが、虫の種類や被害の状況によっては、市販のもので自分で行う方もいます。業者に頼むと費用がかかり家計の負担になるため、何とか自分で解決させたいと思う方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、低コストで自分で簡単に駆除できる方法と害虫の種類や注意点を解説します。
目次
家の中で発生しやすい害虫
家の中で遭遇しやすい害虫はゴキブリやダニなどが代表的ですが、建物の状況や環境も関係してきます。
虫は屋外から家の中に侵入してくるので、それぞれ侵入・発生しやすい状況を作らないように心掛けましょう。
ゴキブリ
ゴキブリは主に暖かい時期になると活発になりますが、一年中生息可能な生命力の強い衛生害虫です。
主に飲食店や食品を扱う建物では、衛生管理や害虫の徹底対策が重要です。
又、戸建てやアパート、マンションでもゴキブリが湧いてしまうこともあります。
その原因は、ゴキブリの餌となる生ゴミの放置、湿気が多く不衛生な環境、暖かい室内に暗くて狭い隠れる場所が多いこと。
自分でできる対策としては、掃除や整理整頓に加え、侵入口をふさぐこと。
発生しやすい場所にゴキブリホイホイなどの駆除グッズ、殺虫剤などを使用して退治しましょう。
殺虫スプレーやゴキブリホイホイなどは、ゴキブリが発生しやすいキッチンや水回りに置いておきましょう。
又、外から室内につながる隙間があると、そこから侵入されやすくなるので掃除や整理整頓に合わせて、ゴキブリの侵入経路となる網戸の隙間やエアコン導入口の隙間などを塞いでおきましょう。
ゴキブリの種類は、クロゴキブリやチャバネゴキブリが代表的ですが、チャバネゴキブリは飛べないゴキブリなので、移動範囲は狭く、キッチンや水回りで生息しています。
ゴキブリにとって好都合な条件が揃えば繁殖しやすい環境となり、お家の様々な場所から発生するようになります。
それでも繰り返し発生するようであれば、他にも原因が隠れている可能性があるので、業者に依頼することをおすすめします。
ゴキブリの駆除や予防についてもっと詳しく知りたい方は以下のコラムを参考にしてね!
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ハエ・コバエ
ハエやコバエはゴキブリ同様に汚部屋に発生する確率が高い虫。夏場は腐った生ゴミ、キッチンやお風呂場などの排水口などの臭い汚れが多いとコバエが湧きやすいので排水や水まわりはこまめに掃除をすることが重要です。
市販でも殺虫剤やなどが販売されていますが、一番は水回りをこまめに掃除し、食べ物や生ゴミ、果物や肉類、食べ残しなどを放置しないように、早めに処分してください。
コバエやハエは、繁殖力が強いため、日頃からの予防と見つけた時の駆除対策で繁殖を防ぎます。
時には家屋に住み着いていたネズミなどの害獣が腐敗し、ハエやウジが湧くこともあります。その場合は、駆除業者に依頼するのがベストです。
又、建物に発生するはコバエやハエは、外の環境も大きく影響するので、生ゴミや汚水、腐敗臭によって家の中に侵入することもあります。発生原因によっては、個人で簡単に駆除できない場合もあるので、その場合は、管理会社にご相談の上、業者に駆除の依頼をしましょう。
コバエ・ハエの駆除や予防についてもっと詳しく知りたい方は以下のコラムを参考にしてね!
コバエ・ユスリカ・蚊【飛翔害虫の発生】おすすめ対策方法とは?
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シロアリ
シロアリは土の中に生息していますが、建てられた建物の木材をエサにします。
住んでいる住人に気付きにくいことが多いシロアリは、「何年も何もしてないまま」でいる方が多い傾向があります。
そのため、被害を目で見て感じる頃には被害が進行していることが多いです。
シロアリは主に床下から侵入し、月日をかけて木材を食べ進み、ボロボロにしていきます。
シロアリ被害が深刻になってしまうと地震に弱い家になってしまうことも考えられます。
もしも畳や部屋でシロアリを見つけたら、既に広範囲に広がっている可能性があります。
見えている場所に殺虫スプレーを吹き掛けるとシロアリを駆除できます。しかし、シロアリの根絶には至っていません。
他にも潜んでいるであろう床下などを調査して、巣ごと駆除しなければなりません。
殺虫スプレーで駆除する場合、その場にいたシロアリを退治できても、まだどこかに潜んでいるシロアリには効きません。
あくまで応急処置として使用するのがおすすめです。
潜んでいるシロアリを根絶させるために「巣ごと駆除」できるベイト剤(毒餌剤)の商品を試してみても良いでしょう。
ただし、効果が出るまで時間がかかったり、コストが割高になり、定期的なメンテナンスが必要となり、シロアリの種類によって異なる場合があります。
シロアリの駆除に関しては、ご自身で行うことも可能ですが、見えない床下、木部内部にいるシロアリを徹底駆除するには専門の業者にお願いされるのが無難です。プロに調査を依頼し、建物の被害状況を確認してもらいましょう。
駆除業者のほとんどが床下に入り土壌・木部の薬剤散布、上回り薬剤注入などの薬剤処理による駆除が一般的です。
専門知識のあるしろあり防除施工士が薬剤処理により、シロアリ駆除予防で大切な住まいを守ります。
困ったら業者に依頼がスピーディー!早期解決したいなら業者に依頼する
ゴキブリやハエ、シロアリなどの害虫が建物に発生することで、健康被害や不快感を与え、木材を食害することで建物にまで影響をもたらす害虫も存在します。
「コストを掛けずになるべく自分で駆除したい!」と市販の薬剤や対策を試して簡単に駆除できたり「効果が出た!」という声も聞かれますが、虫の種類や被害状況によっては、自分でやってみてもなかなか効果が発揮されていない場合もあります。
殺虫スプレーなどは応急処置として使用し、徹底的な害虫対策には、知識や経験が必要になることもあるので、調査や徹底的な駆除、一日でも解決を急いでいる方は、専門業者に依頼してみてはいかがでしょう。
害虫の発生原因や再発防止の対策など、建物の構造や被害状況を調査し、プロだからこそできる技術で専用薬剤や機材を使用しながら駆除してくれるので、効果が期待できます。
早期解決や徹底駆除をしたいなら、プロにまかせてみてはいかがでしょう。
まずは、無料見積りができる業者にご相談の上、依頼をご検討ください。
