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床下が臭いのはなぜ?異臭の原因と対策
「床や畳が湿っぽい」
「押し入れがカビ臭い」
「床がギシギシ鳴ったり、きしむ」
「点検口や床下収納から悪臭がする」
ドブ臭い・カビ臭・獣臭・・・
独特な異臭がする
と感じたら、何らかの原因で、床下にカビや異臭が発生し、その臭いが室内にまで上がってきているのかもしれません。
床下は、風通しが悪く湿気が溜まりやすい場所なので、カビや排水管の水漏れで木材が腐食したり、排水のつまりによって汚物が溜まり、床下から異臭がすることがあります。その他、床下に侵入した害獣(動物)が原因で異臭や害虫が発生することもあります。
カビや異臭は、においで体調を悪くするだけでなく、雑菌やウイルス繁殖など、健康面にも悪影響を起こす恐れあります。
こちらのコラムでは、異臭の原因と考えられるものをご紹介します。梅雨時期以外にもカビや臭いが気になるようであれば、異臭の原因をみつけて、住み心地の良い環境になるよう予防対策をしましょう。
目次
床下の異臭原因① カビの発生
カビは湿度60%以上になるとカビが生えやすくなり、80%を超えると活発に繁殖します。カビが好む温度は20~35℃。
更には、汚れや雑菌、酸素によってカビが発生しやすくなる原因になります。
床下は特に湿気が多いので、カビが発生しやすい環境になります。
カビが発生しやすい環境とは・排水管から水漏れしている ・換気口が塞がっている ・風通しが悪い ・周囲の土地より低い ・敷地よりも家の土壌が低い ・床下の空間が狭い ・もともと田んぼや沼地などの湿地帯の地域 ・台風や洪水で浸水したことがある ・隣の家が近い |
カビを放置すると、床下の木材が腐敗し、部屋のカビ臭や雑菌も広がり、アレルギーや肺炎など健康被害を引き起こす恐れがあります。又、カビが発生しやすい床下環境はシロアリも発生しやすくなるため、湿気対策やシロアリ対策が必要になります。
床下のカビ対策:換気口の通気を良くする
床下換気口(通気口)周辺が雑草で生い茂っていたり、プランターや植木で塞いでいませんか。
荷物を置いていたりすると空気の流れを妨げてしまうので、移動して通気良い環境にしておきましょう。
換気口の網目が劣化で外れていたり、欠けて隙間があるとネズミや動物が侵入することがあるので、同時にチェックしてみましょう。
床下湿気対策:床下調湿剤を敷詰める
床下調湿材は、湿度が高いときは湿気を吸収し、逆に低い時は湿気を放出して湿度をコントロールしてくれるので、湿気対策にはオススメです。
自分で購入できますが、床下に運び、潜って作業をする必要があります。床下全面に敷詰めることで効果が期待できます。
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床下の異臭原因②ネズミなどの野生動物や野良猫の侵入
薄暗く湿気が多い床下に侵入する動物は、ドブネズミ、イタチ、ハクビシンなどの害獣や野良猫など。特にドブネズミは高い場所が苦手で湿った床下に住み着くことが多いです。獣臭、腐敗臭はツンとしたアンモニア臭のような独特の強烈な臭いです。
床下に動物の糞尿、排泄物、又は死骸があると、ノミやダニ、ゴキブリ、ハエやウジなどの寄生虫が発生すると同時に、独特な悪臭がしてきます。湿気が多い時期や夏場は冬場よりも動物の腐敗が進みやすく腐敗臭なども広がりやすくなり、害虫やネズミは、床下周辺のわずかな隙間や穴から部屋の中にも侵入して更に被害を広げてしまう恐れがあります。
床下に侵入した害獣対策
害獣などの動物は、床下の劣化した換気口の隙間、屋根裏の隙間などから侵入し、頻繁に出入りして住み着くと糞尿をするようになります。
既に害獣がいる場合は、嫌がるニオイなどで追い出し、浸入経路封鎖、消毒や消臭、防ダニ処理などが必要です。
ネズミの場合は、追い出し、又は粘着シートを設置して捕獲します。追い出しや捕獲のあとは、再び、侵入を防ぐために、侵入口を見つけて塞ぎましょう。
ネズミは個人での捕獲処分は認められていますが、ハクビシンやアライグマ、イタチやタヌキなどは、鳥獣保護管理法により、許可なく勝手に捕獲・殺傷処分は禁止されています。ネズミ以外の害獣は直接、傷つけたり、捕まえてはいけません。「嫌がる臭いで追い出す」ことがメインになります。
害獣が住み着いてしまうと、悪臭やダニなども発生するので、しっかり駆除や殺菌・防ダニ処理などの消毒をする必要があります。
追い出し・捕獲・浸入経路封鎖・フン清掃・殺菌・防ダニ処理などの作業は、それぞれの害獣に対応している専門の業者に依頼することをオススメします。
床下の異臭原因③配管水漏れ
配管などから水漏れが生じると、配管腐食で錆びが生じ、木材も腐食することがあります。水漏れで床下の木材が腐るまでには時間が掛かりますが、床下の水漏れは気付きにくいものなので、気付いた時には長い期間木材が湿って腐食が進んでいるケースが多いので、水漏れ原因となって、カビやダニ、シロアリの発生、金属部品の腐食や木材腐食など、様々な二次被害が起こりやすくなり、それらが原因で異臭がします。
水漏れに気付いたら、専門業者に依頼して、それぞれの被害に応じた対処が必要です。
床下の異臭原因④排水の詰まり
排水溝から排水トラップまでの間の配管に汚れが溜まっていると、排水溝から異臭が上がってくることがあります。
床下を通って浄化槽へ流れる排水管が劣化などで破損し、臭いが流れ出ている可能性があります。
アンモニア臭などの場合はトイレからの汚水管の破損や築年劣化している場合があるので、臭いや排水の詰まりが気になったら専門業者に依頼調査をお願いしましょう。
床下の湿気やカビは害虫ダニやシロアリに注意
湿度の高い床下の環境は、ダニやシロアリなどの害虫が発生しやすくなります。
家屋に最も脅威なのがシロアリの存在。木材を餌としているため、柱や床材などを食べ進め家全体をボロボロにしていきます。
床下の土壌の柱にできた湿気やカビを好むダニやゴキブリなども発生しやすくなるので注意が必要です。
床下湿気対策をすることで、防虫・防カビ効果も期待できますが、既にシロアリ被害に遭っている場合は、シロアリ駆除をしてから調湿材を設置するなどの湿気対策を取り入れてみるのもオススメです。
まとめ:床下の異臭はカビや湿気が原因かも!
上記では、床下の異臭の原因となる
①「湿気・カビの発生」
②「害獣の侵入」
③「水漏れ」
④「配管詰まり」をご紹介しました。
それらの環境が原因で、害虫シロアリ、ダニ、ハエなどの寄生虫、雑菌などが発生し、健康被害につながる恐れもあります。
異臭の原因は様々。
きちんと原因を調べた上で、被害状況に合った対策で、改善させることが大切です。
床下点検口(床下収納庫)付近からの異臭は、カビや湿気が原因の可能性が高いですが、他にも原因が隠れている場合があるので、しっかり調査をしてもらうと良いでしょう。
床や押し入れがカビ臭い、床がプカプカ・ギシギシ軋んでいる。5年以上シロアリ対策をしていないお宅は、既にシロアリ被害に遭っている可能性があるので、シロアリ駆除防除に合わせて、床下の湿気でお困りの方、異臭、カビ臭、湿気、害虫獣に困ったら、専門業者に依頼してみましょう。
害虫駆除 | 千葉の害虫駆除は株式会社Qujolia (qujolia-pestcontrol.jp)
