食品工場や倉庫のネズミ駆除対策・害虫獣業者|

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食品工場や倉庫のネズミ駆除対策・害虫獣業者

倉庫や工場を運営しているとネズミや害虫被害に遭うケースは少なくありません。

HACCPによる衛生管理が義務化された影響もあり、食品を保管する倉庫や工場などでは、食品の管理や衛生面の徹底や防虫・防鼠対策として定期的な点検や予防を行っているケースがほとんどです。

 

倉庫だけでなく住宅地でもネズミによる被害が相次ぎ、賢く警戒心の強いネズミによる被害は後を絶ちません。

 

なぜネズミが侵入してくるのか。

 

それは、エサがあることや倉庫や工場には建物の構造や劣化などによってネズミが出入りできるような多くの隙間や穴などが存在しているためです。

 

窓やシャッター、搬入口、配管や排水パイプの隙間、壁の亀裂や隙間などネズミの侵入経路が多くあるので、プロの手を借りながらも、建物の構造や環境状況、ネズミの発生数などによって駆除が難しくなり、いたちごっこになってしまうことも。

 

そんなネズミによる被害で困ったら、被害が深刻化する前に一日でも早い駆除対策が必要です!

 

こちらのコラムでは、倉庫や工場に発生するネズミの駆除対策についてご紹介いたします。

工場や倉庫で働く方や企業者様へ良きアドバイスとなれば幸いです。

食品工場や倉庫のネズミ駆除対策

工場や倉庫でネズミがもたらす損害

製造した食品に異物が混入するといった問題を招いてしまうと出荷停止や製造中止など、生産ラインが停止するような被害が起こることになります。

 

食べ物がある工場などにネズミや害虫被害が発生するイメージがありますが、食品工場だけでなく、機械や薬品、素材・資材加工工場、印刷工場、物流センターなどでもネズミが侵入する可能性があります。

 

ネズミが原因で経済的ダメージや漏電や火災につながるなど、企業活動に大きな影響を与え、莫大な損害が生じる恐れがあります。

ネズミのフンや害虫の発生、商品がかじられ売り物にならないといった被害をそのまま放置すると大変なことになってしまうかも・・・?!

 

繁殖スピードが速いネズミ被害の拡大を防ぐために早急に駆除対策を行うことが大切です。

ネズミ被害①異物混入・汚染や食害

穴の開いたパンの切り口食品工場での異物混入は、健康面に影響が出る恐れがあり、製造元に対しての不信感やクレームが大きなイメージダウンに繋がり、出荷停止などの大きな損害を生じるおそれがでてきます。それぞれの店舗へ行き届く前の製造する工場では衛生環境、食品の製造、調理や保管管理を徹底しなければなりません。

 

近年では、ネズミの体の一部やゴキブリが食品に混入していた事件がニュースなどで取り上げられ問題となりました。

購入した消費者からのSNSなどによる投稿で拡散されてしまう時代。一度でもそのような事案が発生すると工場やメーカーに対して大きなダメージを招いてしまいます。

 

最悪の事態を避けるためにも衛生管理の徹底と害虫獣による被害防止対策が欠かせないものになります。

ネズミ被害②糞尿からの病気や感染症

炎症を起こした病原体のようなウイルスネズミは移動をしながらフンを落としていく習性があります。そのフンには多くの病原菌が潜んでいるので、感染すると病気になる可能性があります。

ネズミの糞尿に多く含まれている菌のひとつがサルモネラ菌

 

サルモネラ感染症は、糞尿で汚染された食品を食べてしまい、サルモネラ菌に経口感染し、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢・高熱が出ることもあり、子どもや高齢の方は重症化しやすく、脱水症状や意識障害を起こす場合もあります。

 

他には、レプトスピラ症ハンタウイルス肺症候群なども感染すると熱などのつらい症状が出たり、重症化すると肝機能障害を起こし、死亡につながるケースもあります。

 

ネズミの体にはアレルギーの原因にもなるダニなどが潜んでいるので、触ったり、嚙まれていなくても糞尿から感染することもあります。

 

又、吸血性のイエダニなどが移動して工場内で働く人が刺される被害が及ぶこともあるので、工場内の衛生環境の悪化は避け、従業員の健康のためにも経営・管理責任者が業者を委託するなどして、対策を行いましょう。

ネズミ被害③電気ケーブル配線をかじる

束にしたケーブル類工場や倉庫内には特殊機械があり、機械の配線・電気ケーブルなどが多く存在しています。

ネズミは、自身の歯を削るために多少硬いものでもかじるので、壁と壁の隙間や機械裏など狭くて暗い侵入経路にある配線や電気ケーブルをかじることもあり、機械の故障や電気供給が停止してしまう被害も起こり得ます。

 

また、ネズミがかじった部分から火花が発生して火災や漏電につながる恐れもあるので、突然の機械の停止や故障があった際は、ネズミが原因である場合もあります。

ネズミ被害④近隣への風評被害

ネズミが工場や倉庫にエサや巣材やねぐらを持つと繁殖力の高いネズミが増えていき、糞尿や食害、かじられる被害も広がっていきます。

ネズミは1回の出産で3~5匹ほど産まれるので、エサがあり、ネズミにとって棲みやすい環境が整っていればどんどん繁殖していき、一年で100匹以上のネズミの集団が発生することもあります。

 

そして、エサやねぐらがなくなると、ネズミは別の場所へと移動して工場や倉庫から近くの住宅地にも被害が及ぶ恐れが出てきます。

近隣とのトラブルを避けるためにも、ネズミが住宅へ移動させないように、追い出すことよりも捕獲駆除が適切だと言えるでしょう。

ネズミや害虫はどこから侵入してくる?

ネズミや害虫の種類と倉庫や工場の構造や特徴、保管商品やネズミの種類によって侵入原因や発生原因は異なります。

 

害虫の場合

・保管している倉庫の搬入や搬出口、

 人の出入りとなる場所から侵入する

 

・段ボールなどの梱包材や荷物に

 害虫の卵が付着して内部に持ち込まれる

 

・海外輸入品の家具や荷物に付着して持ち込む

 

・窓や隙間から侵入する

 

害虫と言っても多くの種類の虫がいますが、最も注意すべきは衛生問題にもつながるゴキブリ、ハエ。異物混入や食中毒の原因になるため、それぞれに効果的な駆除や予防対策が必要です。

ネズミの場合

・屋根や床下通風口など

 わずかな隙間から侵入する

 

・エサがあることで侵入する

 

・繁殖のために住み着く

 

・内部に持ち込まれた食品を食べ繁殖する

 

・壁と壁の隙間や天井裏の

 断熱材をねぐらにする

 

ネズミは、エサや住処を求めて侵入します。なんでもかじるので、食品だけでなく、段ボールなどの紙類、衣類、木材、配線コードなどをかじられると機械の故障など、大きな影響を及ぼすおそれがあります。

 

ネズミや害虫の被害を放置すると深刻な状態にまで発展する可能性が高まります。

食品製造加工の過程で混入する事例も報告されていますので、厳重な対策が必要不可欠です。

工場や倉庫に侵入するネズミの種類

ネズミの種類主な侵入口
ドブネズミ

・家の基礎

・床下通風口の隙間

・戸袋

・壁の隙間

・キッチンやトイレの配管

・高所は苦手

クマネズミ

・壁の亀裂や隙間

・屋根や瓦のすき間

・エアコン導入口

・換気扇

・排水パイプ

・床下通風孔

・侵入経路が多い

ハツカネズミ

・壁の亀裂や隙間

・屋根のすき間

・エアコン導入口

・シャッターや戸袋

・狭い隙間

ネズミの駆除について

ネズミの駆除では粘着シート、毒餌、忌避剤を使った方法があります。

基本的に死骸を残さずに捕まえることや追い出すこと、再び侵入させないための対策が重要です。

 

毒餌は、食べてすぐに効果が出る訳ではありません。徐々に弱っていきやがて息絶えます。

死骸が狭い隙間や手の行き届かない場所にある場合、回収が難しくなり死骸が残ると異臭やハエなどの害虫が湧いてしまうので、毒餌だけを設置する場合には死骸回収時を考えて粘着シートと合わせて設置するのがオススメです。

 

ネズミを追い出す又は寄せ付けないために忌避剤を使ったり、粘着シートで捕獲をしながら徐々にネズミの数を減らします。

ネズミ専用の捕獲器は、生きたネズミを捕獲後に外に追い出す方法や水死させるといった方法を行う必要があります。

 

設置するアイテムは、ネズミの種類や被害状況、建物の構造によって設置する場所によって効果的な仕掛けで駆除します。

 

そして、粘着シートや捕獲器などでネズミを捕まえるだけでなく侵入防止策として、ネズミの侵入経路を見つけ、出入り口となる隙間を塞ぐことも駆除予防に欠かせない対策になります。

 

ネズミが出入りする壁などに隙間や穴がある場合パンチングメタル・金網・パテなどで塞ぎます。

 

工場や倉庫など広い範囲で発生している場合や一定の場所に発生しているなど、被害の状況や建物の構造によって駆除にかかる時間や対策も異なります。

更なる被害を防ぐためにも、駆除業者に依頼をして、状況に合わせた駆除を行うことが重要です。

餌や巣材を与えない環境づくり

ネズミの餌となる物は容器に入れて、ゴミはフタ付のゴミ箱を使用しましょう。ビニールや布切れや断熱材なども巣材にするので商品を段ボールに入れていても被害に遭う恐れがあります。巣作りを防ぐためにも工場内の清掃を徹底し、内部に侵入できないよう侵入経路を塞ぐ対策が必要です。

ネズミの数や侵入経路が多いと再発の可能性も高くなるので、しっかり侵入経路を突き止めて、再発防止対策を徹底することが重要と言えるでしょう。

まとめ

今回は、工場や倉庫などで発生するネズミ被害や駆除方法についてご紹介をしました。ネズミは食品ばかりを狙うイメージかありますが、食品を扱っていない場所にも発生します。厄介なのが、賢くて警戒心の強いネズミ(クマネズミ)の存在です。

住宅地でも発生し、屋根裏に棲みつき、キッチンの食べ物を食い荒らす被害が増加しています。

 

冬場に比べて夏場は死骸の腐敗が進み、異臭が広がりゴキブリやハエが一気に湧いてしまう恐れがあります。

木材や断熱材など何でもかじる・あちこちに糞を落としていくネズミの痕跡を感じたら、早めに業者に依頼することをオススメします。

 

 

ネズミ駆除|千葉・東京・茨城の害獣駆除・防除・対策専門のQujolia(クジョリア)

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