カメムシ大量発生|ベランダ予防対策
毎年9月頃から活発になるカメムシはくさ~い臭いを放ち、洗濯物にも付くことで嫌われる不快害虫。
今年は3月頃からカメムシが発生しているとのことで、5月下旬の時点で各地で大量発生し、市販の殺虫剤が品切れになるといった事態がニュースでも報道されています。
早い時期から大量発生した理由は、暖かい時期が多く、花粉となるエサが豊富だっだことで、大量発生したのではないかと言われています。
そこで今回のコラムでは、お庭や玄関、ベランダにカメムシが発生した時に役立つ駆除や予防方法をご紹介します。
自分で駆除する方、業者に依頼をお考えの方も是非参考にしてください。
目次
カメムシとは?
カメムシはカメムシ目・カメムシ亜目に属する昆虫。良く見かけるカメムシは、緑色や茶色の体をしたカメムシが代表的です。
国内ではツヤアオカメムシ、クロサギカメムシ(体長約15㎜)、マルカメムシ(体長約5㎜)など90種類以上が生息しています。
カメムシと言えば、くさ~い臭いを放つ虫のイメージですが、常にくさい臭いを放っているわけではなく、刺激を与えると強烈な悪臭がするのが特徴的です。
光りに引き寄せられる習性があり、夜に活動する夜行性ので、夜の街灯や照明などに大量に集まってきます。
伝染病などを媒介したり毒性はありませんが、分泌液に触れたり、その手で目を擦ったりすると皮膚炎や眼炎を引き起こす可能性があるので、素手で触らないようにしましょう。
農作物被害においても、イネ、果物、豆類などの汁を吸い、傷口から腐敗したり商品価格が下がってしまうなど、農作物に対しての被害も増加しています。
今年は5月の時点で早くも発生していますが、ほぼ一年を通して見かけ、暖かくなる4月から11月頃に発生します。
9月から10月頃は越冬するので、餌を求めて天気の良い暖かい日に集団で移動をし、家の中に侵入されます。
カメムシが大量発生する原因は?
普段は森林に生息し、スギやヒノキなどをエサにして繁殖するカメムシですが、去年の秋はスギやヒノキが豊作な年であれば、発生数は少ないですが、不作な年は餌を求めて稲田や果樹園がある地域にも発生すると考えられます。
そして、冬の暖冬も影響により、春以降に大量発生につながったとみられ、近年、気象変動や温暖化の影響で様々な昆虫の活動が早まっているように感じます。
越冬したカメムシは、空腹状態なのでエサを求めてあちこちに移動をして、森林から離れた建物の部屋の明かりに引き寄せられて外灯やベランダに干した洗濯物に付着します。
暗くなってから移動することが多い夜行性のカメムシは、マンションの証明、白い壁、窓、玄関、通路や廊下、街灯に集まって室内に侵入されるケースも少なくありません。ご自宅で電気を付けて過ごす場合は、玄関窓の開け閉めやすき間から侵入されないように注意が必要です。
カメムシを寄せつけないための対策
なぜだかカメムシが自宅のマンションやベランダに大量発生してしまったら、不快感や悪臭、死骸の処理も大変・・・。
室内に侵入されると駆除も一苦労です。以下ではカメムシを寄せ付けないための予防方法をまとめてみました。
電気や照明の光を減らす
カメムシは強い光に集まるので、建物の出入口や窓、集合住宅の廊下や階段、壁、エレベーター付近などにびっしり集まってくることがあります。
極力照明を減らしたり、LEDライトに変えるとカメムシの誘引を減らすことができます。部屋の電気を付ける時は、窓を閉める。光を通さないカーテンに変えておくのも良いでしょう。※カメムシは照明の紫外線に寄ってくるので紫外線が少ないLEDなら被害を防げます。
洗濯物は夜干ししない
カメムシは洗濯物に良く付くことで嫌われていますが、特に白い衣類に付きやすいです。
カメムシが発生している時期は、部屋干しにするのが安心ですが、夕方以降からカメムシの活動が活発になるので、夜干しは避けて夕方には洗濯物を取り込んでおきましょう。
カメムシは、ポカポカ暖かい陽当たりの良い場所、白いモノや明るい場所を好むので、日中日向ぼっこをしていることがあります。
洗濯物に付着している場合があるので良く叩いたり、カメムシを見つけた場合は、素手で触らずにコロコロやガムテープで捕獲しましょう。
カメムシを叩いたり潰してしまうと悪臭が衣類にも付いてしまうので、潰さないようにしましょう。ニオイが気になる方はもう一度洗濯をして日中干しか部屋干しに変えましょう。
網戸や窓のサッシの隙間をなくす
光に引き寄せられて網戸にカメムシがへばりつくことがあるので、開け閉めの際は室内に侵入されないよう隙間を塞いでおきましょう。
網戸を閉めていても、2㎜ほどの隙間から侵入してくる場合があるので、網戸や窓のすき間は隙間テープで塞いでおくと良いでしょう。
玄関、ベランダ窓、網戸・サッシ・窓などの他、エアコンのドレーンホース・給排気口などの隙間を塞ぐことで、カメムシだけでなく、春~秋頃まで発生するゴキブリなどの害虫の侵入を防ぐことができます。
嫌がるニオイ【ハッカ油】を吹きかける
カメムシはミント系の香りを嫌うので、ハッカ油(20滴)と水(90㎖)を混ぜてスプレー容器に入れて、窓や網戸に吹きかけると手作りの忌避剤効果が期待できます。薬剤を使用したくない方にもオススメ。虫よけスプレーとして人が使用する場合は無水エタノールを入れて使用できます。
【殺虫剤】でカメムシを予防する
殺虫剤には防虫効果がある商品が揃っています。防虫効果が含まれる殺虫スプレーを外壁や玄関、窓に吹きかけておきます。
殺虫剤の種類や商品によって異なりますが、一度のスプレーで1週間~2週間、3~4カ月程度効果が持続するものもあります。
購入前に薬剤効果や使用上の注意を確認しながら、目的に合った物を購入しましょう。
カメムシはコーヒーで駆除できる?
ちょっと変わった方法ですが、コーヒーを利用したカメムシ駆除は、自然由来の成分で安全かつ効果的な対策のひとつ。
コーヒーに含まれるカフェインや酸性成分はカメムシに忌避効果があると言われています。
特にカフェインは神経系に作用し、カメムシを撃退する働きがあるようで、インスタントコーヒー・ドリップコーヒー・缶コーヒーでも良いですが、やや濃いめの方が効果が高いようです。
カメムシが侵入する可能性のある場所やにスプレー(散布)することで寄せ付けない効果があるようなので、薬剤を使わない方法で駆除したい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
撃退させるならカメムシ専用の殺虫剤で駆除
カメムシ専用もしくは不快害虫用の殺虫剤をベランダ・壁・玄関・窓に噴きかけることで、家の中への侵入を防ぎます。
既に発生している場合は、直接吹きかけます。冷凍殺虫剤で凍らせるタイプの商品などもありますが、カメムシ対象の薬剤をオススメします。
カメムシは殺虫剤を噴きかけると、刺激を受けて、くさい臭いを放ちます。
殺虫剤が効きにくい原因は、自ら発する分泌液から身を守るため、飛散させた液が体内に染み込まないように体表が厚いセメント層で保護されているので、カメムシが対象害虫になっていない殺虫剤では効果が効きにくい場合があります。
普通の殺虫剤よりもカメムシ用の速効性や残留性のある殺虫剤が効果的です。
マンションや集合住宅で不快害虫カメムシが大量発生したら
マンションなどの集合住宅の廊下や壁、照明に大量発生したら、住人は管理人に相談をして駆除の手配をしてもらいましょう。
自宅のベランダでは洗濯物を干さないようにしたり、市販の殺虫剤で駆除をしながら、室内に侵入されないように注意しましょう。
個人で駆除難しい場合には、業者に駆除・予防を依頼できます。死骸の処分まで行ってくれる業者なら手間も掛からず虫嫌いな方でも安心です。
一般住宅~飲食店や販売店、ホテル・旅館・病院などの公共施設でも害虫対策にお困りの方はご相談や見積もりをお願いしてみてはいかがでしょう。
カメムシ駆除の相場
カメムシ駆除の相場は、およそ15,000円~17,000円となっていますが、被害状況や業者のサービス内容によって金額は異なります。
業者に依頼するとそれなりの費用がかかり、それぞれの業者によって金額も異なるので、きちんと見積りを取って納得のいく料金であれば依頼してみましょう。
悪徳業者にご注意ください
現在、悪徳業者が多発しているとのことで、慎重に業者を選ばないと高額な請求をされる場合があります。
信頼できる良心的な業者なら見積もり無料・追加料金ゼロの業者ですが、悪徳業者もこの手を使い、巧妙な手口で利用者を騙しています。
駆除依頼の際は慌てているため、契約や価格をきちんと確認しないで依頼してしまう方も多いようです。
見極め方は難しいですが「駆除費用たったの〇〇〇円」などと謳った極端な格安の駆除にはご注意ください。
お電話だけで駆除費用を聞き、実際に来てもらい、作業したら最初に聞いた金額と違うといったトラブルにも繋がります。
現地調査で被害状況を確認した上でお見積りを出してもらうと明確な金額がわかるので、業者に問合せをした際、「概算」「相場」だけで判断せず、現地調査にて見積もりを出してもらうことをおススメします。現地調査・見積もりも無料の業者が多いので、他社と相見積もりで比較してみても良いでしょう。
又、気になる業者のホームページで施工事例や利用者の口コミなどを参考にしながら、冷静な判断で業者選びをしましょう。
カメムシ駆除|寄せ付けない対策と駆除方法 (qujolia.jp)
