庭木や外壁の毛虫|自分で簡単に駆除する方法|

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庭木や外壁の毛虫|自分で簡単に駆除する方法

毛虫は見た目の不快感だけでなく毒を持つ毛虫に刺されると皮膚炎を起こす恐れがあります。

庭木や外壁に毛虫が発生していたらどんな方法で駆除したら良いのでしょう。自分で簡単に駆除する方法や注意点をご紹介します。

庭木や外壁に発生する毛虫を自分で簡単に駆除する方法

良く見かける毛虫の種類

毛虫には毒を持たない毛虫もいますが、毒がある毛虫を誤って触ってしまうと刺される恐れがあるので注意が必要です。

身近に発生する毒を持つ毛虫は以下の種類です。

種類特徴発生時期
チャドクガ毒針毛がある。体長2.5㎝。食草はチャ、サザンカ、ツバキなど。薄いオレンジと黒色の模様。4~6月・8~9月の年2回
ドクガ

毒針毛がある。体長4㎝。バラ類・ブナ類・ツツジ類・マメ類の葉を食べる。黒とオレンジの縞模様。

5~6月・8~9月の年2回
マツカレハ毒針毛がある。体長7㎝。マツ類の他、カラマツ、ヒマラヤスギ等の葉を食べる。背面が銀色。5~6月・8~9月・通常年1回
クロシタアオイラガ毒針毛と毒棘がある。体長2㎝。バラ科(サクラ・ウメ)ブナ科(クヌギ・クリ)などの広葉樹を食害。黄緑色。6~7月・8~9月・通常年1回
イラガ

毒棘があり触れると電気が走るような傷みを生じる。食性は広くサクラ・カエデ・ケヤキ類を食草。体長2.5㎝。黄緑色。

7~10月・年1~2回

触れるとかゆみや痛みを起こす毛虫の針には毒針毛(どくしんもう)と毒棘(どくきょく)の2種類があり、毒針毛は体から抜けやすく抜けた毛に触れると強いかゆみや赤い発疹が出ます。毒棘は、身体の表面に棘があり刺されると激しい痛みを生じます。

 

毒毛虫のなかでも代表的なチャドクガは、風が吹いただけでも毒針毛が抜けて周囲に散るので衣類や布団などの洗濯物に付着すると、皮膚に触れて発疹やかゆみなどが生じることもあります。

 

チャドクガ類の幼虫(毛虫)にある毒針毛に触れると、直後に皮膚に強いかゆみが生じ、1~2日後にかゆみ赤い紅斑、発疹が現れます。

症状には個人差がありますが、皮膚炎は毛虫の毒成分に対するアレルギー反応によって起こります。

毛虫そのものに触れていなくても被害に遭うことがあるので、付近で発生している時は衣類への付着にも注意が必要です。

 

マツカレハの幼虫(毛虫)にある毒針毛に触れると、激痛があり、赤く腫れ上がります。痛みや腫れはすぐに治まりますがかゆみは1~2週間ほど続きます。

 

イラガ類の幼虫(毛虫)にある毒棘に触れると、その瞬間にピリピリと激しい痛みや赤い発疹が出て、1~2時間で一旦治まり、翌日に同じ場所が赤く腫れてかゆみを生じることがあります。

 

毛虫皮膚炎では、かゆみ、発疹、腫れ、赤み、水ぶくれ、とびひなど、症状が悪化した場合は、皮膚科へ受診することをおすすめします。

 

毒毛虫に刺された時の症状には個人差があり、高熱や呼吸困難などの重篤なアレルギー反応が起こることもあるので、特に小さなお子様やアレルギーのある方は早めに医療機関へ受診しましょう。

毛虫に刺され赤く発疹が出る

 

毛虫を簡単に駆除する方法

毛虫を駆除するにはいくつかの方法があります。背丈よりも高い木や大量発生している場合は、刺される可能性が高まるので背丈よりも低い庭木で、毛虫が一定の場所に密集している早い時期なら自分でも駆除しやすいです。

 

複数の木や広範囲に毛虫が移動している場合は、駆除や死骸回収も大変なので、業者に任せる選択が安全です。

ご自身で被害状況をみながら、無理のない範囲で行いましょう。

作業する前の準備

・長袖・長ズボン・長靴を着用する

 

・肌の露出を避けた服装で行う

 

・雨風のない日に作業する

 

上記は毛虫の駆除作業において基本となります。

 

必ず、駆除に適した服装で作業を行ってください。首回りはタオルで巻き、帽子やマスク、ゴーグルを着用しておくと万一、毛虫が落下しても身を守ることができます。近くにお子様やペットがいる場合、作業中は庭に出ないよう屋内などに避難させてあげましょう。

 

長袖・長ズボンであっても薄手の衣類に付着していると後に皮膚に触れて刺さる場合があります。

作業した衣服は洗濯しても落ち切れない可能性があるので、コロコロやガムテープで毒毛を取り除き、脱いだ衣類は別の物と一緒に洗わないようにしましょう。

自分に合った駆除方法を選ぶ

 

・殺虫剤で駆除する

(チャドクガ毒針毛固着剤)オススメ

 

・熱湯をかけて駆除する

 

・木酢液で駆除する

 

・洗剤を掛けて駆除する

 

・死骸をトングで回収する

 

殺虫剤を直接吹きかけると、ボトボトと毛虫が落下して足元には死骸となって集まります。

チャドクガ専用の固着剤なら毒針毛を飛散させないのでオススメです。スプレーを直接吹きかけるだけで駆除ができるので使用方法は簡単です。

 

その他、熱湯をかける場合は、やけどに注意です。バケツにお湯を張り、トングで拾う方法や洗剤や木酢液で駆除する方法もありますが、大量の毛虫を一匹ずつ集める必要があります。毛虫の死骸を完全無毒化するために熱処理もオススメです。

 

死骸にも毒針毛は付着しているので、ほうきで掃くと風に舞って洗濯物や広範囲に毒針毛が飛散してしまう恐れがあります。

一匹ずつトングなどで回収して速やかにゴミ袋に入れ、ゴミ袋には「毛虫危険」と記載しておくとゴミ回収の時にも注意を払えます。

業者に依頼する

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業者に依頼すると、駆除のみならず死骸も回収してくれるので、安心・安全です。

 

毛虫を直接見たくない方もプロにお願いすれば駆除や死骸も見なくて済みます。業者に任せれば刺される被害も防げるので、迅速に対応してくれる害虫プロなら心強いでしょう。

費用の相場は、被害状況や業者によって異なります。千葉・東京・茨城エリアの方なら地域密着型・すべて自社施工・適正価格のクジョリアに現地調査・無料見積もりをご利用ください。

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