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掃除機でゴキブリを吸うのはダメ!業者が教えます!
いつの間にか家の中に小さな虫が潜んでいることがありますが、いきなりあのイヤな虫と遭遇してゾッとした経験はありませんか?
誰もが嫌がる虫と言えば、汚い・不衛生・気持ちが悪いといったイメージが印象的で、ほとんどの方が「嫌いな虫」と答える嫌われ者のゴキブリを思い浮かべますね。そんなゴキブリは、暖かくなると屋内外の身近な場所に出没する機会が増えます。
お部屋でくつろいでいるとカサカサと音がしたり、何か気配を感じて見てみると黒光りしたゴキブリが!なんて経験あるのでは?
突然現れた時に取る行動と言えば、とっさにあるものを使って叩いて殺したり、掃除機で吸い取って退治する方もいるのではないでしょうか。
しかし実はその行動…
ゴキブリ退治でNGな退治法なんです!
掃除機を使って退治するのがNGなのか。
こちらのコラムでは、ゴキブリを叩いて殺したり、掃除機で吸い取るのがNGな理由とゴキブリ駆除の注意点についてご紹介します。今後のゴキブリ対策に是非、役立ててみてください。
目次
ゴキブリを掃除機でそのまま吸っても死んでいない場合がある
カサカサ狭いすき間に隠れたり、すばしっこく逃げるゴキブリを捕まえるのは精神的にも苦痛だったりしますが、見失わないように素早く捕まえることが重要なので、家にあるすぐに出せるものと言えば掃除機ですね。天井や壁にいるゴキブリにもスッと捕まえられるので便利な方法でもあります。
恐ろしいとさえ感じるゴキブリを掃除機で吸い取れば、死骸を見なくて済むので虫嫌いな方もやってしまいがちではないでしょうか。
しかし、ただそのまま吸い取るだけでは掃除機の中で生きている可能性があります。
更には、掃除機に入り込んだゴキブリが卵を持ったメスだった場合、死ぬ間際に卵(卵鞘)を産み落とすことがあるのです。
吸い取ったゴキブリをそのまま放置してしまうと掃除機内で繁殖してゴキブリの巣となり、しばらくすると生きたゴキブリが掃除機から出てくることもあります。
紙パック式の掃除機を使用の方へ
掃除機が紙パック式の場合、ゴキブリを死なせるほどの吸引力ではないので、吸い取られても死んでいないことが多く、パック内で衝撃によって気絶状態になることがありますが、時間が経つと復活している場合があります。
掃除機の紙パック内は、暗くて狭い上に髪の毛やホコリ、食べかすなどゴキブリにとって豊富なエサがある言わば最適な環境です。
弱って死んでしまったとしても卵が孵化し、幼虫が発生したり、掃除機から部屋へ移動してくることがあります。
掃除機内の紙パックをあまり交換していなかったりすれば、ひとつの卵鞘から20匹近くの卵が約一ヶ月ほどで一斉に孵化します。
更には、ゴキブリはジメジメ湿気の多い水場も好むので、掃除機を脱衣所や水気のある近くに保管していたら、ゴキブリが移動して繁殖していく可能性があります。
サイクロン式の掃除機を使用の方へ
サイクロン式の掃除機の場合、吸引力が強いタイプのものであれば、吸い取った時に死んでしまうことが多いです。
ゴキブリがバラバラになって死んでいることが多いですが、吸引力の強弱によってまだ生きている場合も考えられるので注意が必要です。
死骸を見たくない方も付属のダストカップのふたを開けてそのままゴミ袋に捨てることができるので処分もしやすいです。
掃除機でゴキブリを吸った後の処理法
せっかくゴキブリを吸い取った紙パックをそのままにしていると掃除機内部がゴキブリの巣になり、増殖してしまう恐れがあるので、吸引した後はきちんと処理が必要です。
吸い取ったゴキブリ入りの紙パック式の場合は、新しい紙パックやガムテープ、殺虫剤を用意してください。
まだゴキブリが生きている可能性があるので外した紙パックに殺虫剤を噴きかけてガムテープで入口部分を塞ぎます。
但し、殺虫剤を使用する場合には注意が必要です。
殺虫スプレー使用時の注意
殺虫スプレーは可燃性の高圧ガスが使用されているため、引火性が強く火気付近での使用は厳禁です。 掃除機のオンオフスイッチ時、静電気発生時、モーター部品摩耗したまま使用時は大変危険です。 掃除機本体付近で使用するのは引火の危険があるので絶対にやめましょう。 |
紙パックの交換の予備がない場合は、一時的に掃除機の先端部分をガムテープで塞いでおくのも良いでしょう。
サイクロン式の場合は、死骸やホコリが紛れた状態は、殺菌だらけなのでそのまま放置せずに速やかに袋に密封して処分しましょう。
そのまま放置すれば弱ったゴキブリが出てきたり、吸い取った際に含まれていた卵が孵化してしまう可能性があります。
プラスチック製で丸洗いできるタイプなら洗浄して殺菌消毒をしておきましょう。
掃除機内でゴキブリを弱らせる方法
生きたままのゴキブリを掃除機で吸い取ってしまったら、すぐにスイッチを止めずにしばらく付けっぱなしにして、少しでも紙パックの奥へと押しやり気絶確率を上げましょう。但し、そのまま放置しないで、紙パックの処分、ダストカップの洗浄を忘れずに。
ゴキブリを叩いて潰すのはダメ?
ゴキブリを見つけて退治するためにとっさに近くにあるもので叩き潰して駆除するのは昔から馴染みの退治法ですが、スリッパや丸めた新聞紙などで叩くのは良くないと言われている理由をご存じですか。
なぜ良くないのかと言うと、ゴキブリは多くの雑菌を持っているため、叩き潰すことで周辺に雑菌をまき散らす恐れがあるためです。
近くに殺虫剤がない時には「叩き潰す」方法をやってしまいがちですが、叩き潰したゴキブリを処分しても、周囲には細菌や雑菌が残っている場合があるので、始末後はきちんとお掃除しましょう。
ちなみにゴキブリを叩き潰す時は、前方から触角に触れないように狙います。
ゴキブリは攻撃すると前進してきますが、バックができないので後方から攻撃すると逃げられてしまう場合があります。
死骸を回収したあとはゴミ袋に入れて念のために殺虫剤を吹きかけ、死骸のお尻に卵が付いている可能性もあるので、きちんと密封して処分しましょう。
もちろん、ゴキブリがいた室内の掃除、整理整頓をして再びゴキブリと遭遇しないための対策を徹底しましょう。
ゴキブリ発生率によって被害は深刻になる
ゴキブリが一匹だけ発生、数匹発生、頻繁に発生するなど発生率は様々です。
たまたま侵入してしまったゴキブリ一匹に早く気付いて駆除すれば、それほど心配いりませんが、気付かずに放置しているといたる所に卵を産み付けてしまっている可能性があり、やがて深刻な状態になってしまう場合があります。
家に出やすいゴキブリの種類
又、ゴキブリの種類によっても被害状況が異なります。住宅などでよく発生するゴキブリはクロゴキブリ・チャバネゴキブリの2種類。
チャバネゴキブリは、主にキッチン・トイレなどの排水付近、水回りに集中的に発生します。飲食店やアパートなどでも被害が出やすいです。
小型のゴキブリで屋内型のチャバネゴキブリは寒さに弱く飛べないゴキブリなので移動範囲は狭いタイプ。暗くて狭いジメジメした場所、シンク下、電化製品、冷蔵庫裏などを住処にします。繁殖スピードが速いので放置していると数カ月で大発生してしまうこともあります。
クロゴキブリは、屋内外で生息するゴキブリで、移動範囲は広く単独で移動することも多いです。
食べかす・ゴミ・ホコリ・髪の毛・フケ・アカなど何でも餌にします。
侵入場所は玄関、窓の隙間、排水口など様々。
ダンボールなどの荷物に卵が付着していたり、持ち込んだ観葉植物にも潜んでいると屋内で孵化し、繁殖する場合もあります。
頻繁にゴキブリが出ていたら
ゴキブリが何匹も発生している場合は、どこかに巣があるのかもしれません。
発生源を突き止めて徹底駆除したい場合は、バルサンなどの燻煙剤を使用してみても良いでしょう。
それでも手に負えない場合には、専門の業者に依頼をして、徹底駆除ならびに再発させない予防を依頼しましょう。
自分でもできるゴキブリを寄せ付けない予防
ゴキブリを寄せ付けないために、普段からこまめに掃除を心掛けましょう。
生ゴミ、食べかす、ホコリや髪の毛など何でも餌にするので、こまめに掃除機をかけたり、不要なダンボール類は溜め込まずに処分することをおすすめします。
荷物が多い部屋はゴキブリが隠れる場所も多いため発見に遅れが生じてしまいます。以下にゴキブリ予防法をまとめてみました。
・ゴミは溜め込まず、きちんとまとめて捨てる
・ダンボールなどの不要な荷物を処分する
・こまめに掃除をかける
・お部屋の整理整頓をする
・排水口の掃除をする
・水回りの食べ残しを放置しない
・エサになる物を置かない
・玄関・窓・ベランダ付近に植木鉢や物を置かない
・侵入口となる窓などのわずかな隙間を塞ぐ
・ゴキブリが出そうな場所にベイト剤を設置する
・ゴキブリが苦手な綺麗で開放的な場所にする
最終手段!駆除業者に依頼する
ゴキブリ被害では、市販の殺虫剤を使用しても繰り返しゴキブリが発生してしまうとお困りの方も多く、一般家庭では戸建て住宅をはじめ、アパートなどの集合住宅での被害も増えています。
掃除機や叩き潰したり、殺虫剤など家にあるものを使って退治しても被害が収まらないのは、どこかに侵入口や発生原因が隠れている可能性があります。
駆除業者では、主に飲食店などの食品を扱う店舗や倉庫などで定期的な害虫予防対策を行っていますが、一般家庭でも対応してくれます。
ゴキブリが頻繁に発生していて、自分では駆除が難しいと感じたら、最終手段!業者に依頼して徹底的に駆除をお願いしましょう。
まとめ
掃除機で吸うのはNGとされる理由は、まだ生きているゴキブリや卵が孵化してしまう可能性があるためでした。
叩き潰すのがNGなのは、雑菌をまき散らしてしまうためなので、退治したあとの雑菌処理やお掃除などの後始末を忘れずにしましょう。
そして、目の前にいるゴキブリを退治しても、まだどこかに隠れている可能性があるので、油断はできません。
根絶させるためには、適切な処理法で発生源を見つけ、巣にいる仲間、卵から孵化した幼虫も駆除しなければなりません。
卵は薬剤が効きにくいので、孵化した頃(1~2カ月後)に再び薬剤処理をする必要があります。
市販で販売されている駆除剤(殺虫剤)を使用しながらこまめな掃除や部屋の片付けをして、ゴキブリを侵入させないように隙間を塞いだり、エサとなるものを無くすなどしてゴキブリを寄せ付けにくい環境を心掛けましょう。
それでもなかなか解決できず、ゴキブリ退治に困ったら駆除業者に依頼して、一日でも早く安心した暮らしを取り戻しましょう。
ゴキブリ駆除 | 千葉の害虫駆除は株式会社Qujolia (qujolia-pestcontrol.jp)
ゴキブリ駆除|千葉・東京・茨城の害虫駆除・防除・対策専門のQujolia(クジョリア)
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