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一人暮らしや虫が苦手な人でもできる対策
一人暮らしで不安やパニックにもなりかねないイヤな虫の発生に困ったら、まずは慌てずに落ち着いて対処することが重要です。
虫が出た時は、市販で売られている殺虫剤は応急処置の時には大活躍!しかし、いざという時のために対策グッズは備えておくと安心ですが、虫が嫌いな人にとっては虫を退治して殺した虫を処分するのは勇気のいることだったりしますよね・・・。
一人部屋で過ごす夜、思わぬ瞬間に突然姿を現すあの虫。遭遇しないためにはどんな予防をしたら良いのでしょう。
こちらのコラムでは、発生しやすい虫と潜みやすい場所をまとめてみました。
一人暮らしの虫が苦手な方でもきっと大丈夫!恐れずに強気な姿勢で虫退治しましょう!
リアルな虫の画像は使用せず、イラストを使用しているので安心して最後までお読みください。
目次
虫はどこから入ってくるの?大切なのは侵入口をみつけること
虫は外から侵入してきます。
例えば、窓・玄関・排水口・壁や床の隙間などの他にも虫の種類によっては、気付かないうちに持ち込んでしまい、部屋中に繁殖してしまう虫も存在します。虫が侵入口する場所をチェックしてみましょう。
窓
窓を開けて網戸にしていてもわずかな隙間から侵入する虫もいます。窓から侵入する虫はゴキブリ、チョウバエ、カメムシ、蚊、アリなどが挙げられます。
窓を半分開けて網戸にする時は、網戸を室内側の窓の方向に閉めてから室内側の窓を半分開けます。
網戸と窓のフレームが重なるようにすることで虫の侵入を防ぐことができます。
隙間がある場合は、隙間テープなどで隙間を塞ぎましょう。網戸が破けていたら補修をしましょう。
玄関
玄関ドアの隙間や玄関周りのライト・植物・水たまり、ゴミ類を置いていると、虫を寄せ付けてしまう原因になるので玄関周りは清潔に保ちましょう。
暗い時間帯になると玄関にライトが付いていると虫を寄せ付けてしまうので、使用しない時は消すようにしておくと良いでしょう。
植物を多く置いていたり、プランターやバケツに水がたまっていると蚊の幼虫が集まりやすくなり、部屋の中にも侵入しやすくなるので、水たまりを無くすことで虫対策に繋がります。
排水口
排水口や水まわりに発生する虫はチョウバエというコバエの一種です。ジメジメした環境を好むので食べかすや石けんカスをエサに繁殖します。
呼び回っているようであれば、コバエの可能性が高いので、お風呂や水まわりを清潔に保ち、風通し良い環境を心掛けましょう。
壁や床の隙間
壁や床、玄関などのわずかな隙間からチャタテムシやキクイムシ、シロアリ、クロアリなど様々な虫が発生することもあります。
ヒラタキクイムシは、木材の中に産み付けられ卵から幼虫が孵り、木を食べて成長します。小さな穴から木くずが落ちていたら要注意です。
チャタテムシは薄暗く高温多湿で風通しが悪い場所やホコリ、カビを好む虫です。ダニに似ているチャタテムシですが、大きさは1mmほど。通常のダニは0.3~0.6mmほどです。チャタテムシを捕食するツメダニの発生にも注意しましょう。
その他アリは甘い食べ物や食べかすを見つけると仲間を呼び寄せるようにアリの行列を組んでわずかな隙間から家の中に侵入してきます。
時にはテレビなどの家電製品の中にも入り込むので故障の原因になることも。
上記のようなそれぞれの害虫に薬剤駆除をしたら、侵入口となる隙間を隙間テープなどで塞ぎ、家周りにはアリよけの薬剤を撒くことで侵入を防げます。こまめに掃除や換気、カビや湿気を防いで虫対策をしましょう。
シロアリは例外です!
木材を食べるシロアリは築年数が経過しているアパートなどでも発生します。壁や床、柱、畳のすき間からシロアリが出てきたら、床下の木材からの食害が進行している可能性が高いです。
そのような場合は、自分で解決せず、不動産会社に業者を手配してもらいましょう。
ほとんどの場合、負担金は不動産会社又は大家さんが対応してくれるはずです。
ダンボールなどの荷物
ダンボールなどの荷物に付着した虫を持ち込んでしまう場合もあります。
輸入家具などにキクイムシなどが発生する場合もあるので、購入の際は注意が必要です。
ダンボールは、高温多湿で狭くて暗い場所を好む害虫ゴキブリにとって最適な場所です。
そしてダンボールに卵を産み付けるため、荷物に紛れて家の中へ持ち込んでいる可能性もあります。
他にもダニ、チャタテムシ、シロアリなどがダンボールで繁殖することがあるので、不要になったダンボールは早めに処分しましょう。
その他、宿泊先や出かけた先でトコジラミがカバンなどに侵入し、気が付かずに持ち帰り、家の中で繁殖してしまうこともあります。吸血性なので刺されるとかゆみや紅斑が出ることがあります。
家の中のホコリや布団に紛れる虫
どの家にも発生しているダニは、ホコリや布団、衣類にも紛れています。
ダニの種類によって刺すダニ、刺さないダニが居ますが刺さないダニはヒヒョウダニ・コナダニです。
肉眼では見えないので直接的な不快感は感じにくいでしょう。
ホコリに紛れてカーペットや布団などに潜み、アレルギー症状を引き起こすことがあります。
ダニに刺されて痒みがある場合はツメダニやネズミがいる家に発生するイエダニの可能性があります。
ネズミの駆除が必要になり自分の駆除だけでは解決しにくい場合があります。
又、カビを好むチャタテムシは、本や畳、カーペットなどにも発生することがあり、肉眼でも見つけられる1mmほどの虫です。
直接的な害はありませんがアレルギー症状を起こす場合もあります。
こまめに掃除をして清潔な環境をつくり、掃除機では吸引しきれないダニには燻煙剤や熱処理で駆除しましょう。
虫が苦手な方におすすめの退治方法
虫の発生場所や侵入口がわかったら、虫が出たときどんな方法で退治すれば良いのでしょう。
虫が苦手な方にとっては勇気のいる虫退治…。小さな虫ならまだしもあの黒光りした不気味な物体だけは無理!!と思う方も多いですが、ひとり暮らしで自分がやるしかない状況では、慌てずに冷静に、落ち着いて行動しましょう。
相手は、所詮小さな虫さん。
虫に取って人間の方が怖い存在なはずです。
強気で挑みましょう!
特に一人暮らしで虫トラブルが多いゴキブリ問題。ゴキブリは夜行性なので、暗くて狭い場所を好み、夜になると物陰に隠れながらガサゴソと活動します。
自宅でくつろぐ時間帯にゴキブリを見つけたら以下の手順で退治をしましょう。
虫退治の準備と流れ
◎殺虫剤の用意
◎ティッシュ・新聞紙・ゴミ袋を用意
◎使い捨て手袋を付ける
◎食品や周囲の荷物を移動させる
◎慌てず気持ち落ち着かせて深呼吸をしてから勢いと思い切りで退治をしましょう。
◎飛んだり逃げたりしないように静止している時に速やかに殺虫剤をかける(逃げ足が速いゴキブリは一撃で動きを抑える殺虫剤がオススメ)
◎仕留めたら洗剤や熱湯を掛けて確実に窒息死させる(叩いて潰すと菌が飛散するのでNG)
◎死骸を見たくない方はティッシュをのせて見えないようにして、速やかに新聞紙に包んでゴミ袋に捨てる(トイレに流すの詰まりの原因になるのでNG)
ゴキブリを逃したりそのまま放置してしまえば、いつどこでまた現れるか分からず、眠れない・不安との闘いになります。一発的中でスピーディーに退治してみましょう。
虫を寄せ付けない方法
なるべく虫を寄せ付けないようにするために心掛けることを以下にまとめました。
◎部屋を片付ける
◎不要な荷物をなくす
◎整理整頓する
◎ダンボール類を溜め込まない
◎キッチン・排水まわりはこまめに掃除する
◎ジメジメを防いで風通しの良い環境を心掛ける
◎観葉植物をなるべく置かない
◎水たまりを溜めない
◎窓の隙間は塞ぐ
◎玄関周りの電気は消す
◎外に荷物を置かない
◎食べかす・生ゴミは早めに処分する
◎掃除機をこまめにかける
◎置き型の駆除剤を設置する
◎持続性スプレーや殺虫剤を設置する
◎駆除予防で燻煙剤を使用する
◎玄関・網戸・ベランダに虫よけグッズを設置する
虫が出やすい部屋を避けよう
一人暮らしや虫が出にくいお部屋をお探しの方は、こんなお部屋を避けましょう。
川沿いや公園、森林が近くにある
川沿いや森林公園の近くは、色んな虫が生息しているので、部屋に侵入しやすいです。夜の街灯や明りに反応する虫は建物の電気や部屋の明かりに寄ってくるで、ベランダ窓や玄関から部屋に侵入される可能性が高まります。
1階に飲食店やコンビニがある
飲食店やコンビニがっ直ぐ近くにあるのは便利ですが、ゴキブリやネズミ、夜は明るい場所に集まる虫が発生しやすいので、お部屋も被害に遭いやすいです。同じ建物ではなくても近くにお店があると、被害に合う可能性があるので環境を確認しながら慎重に選びましょう。
日当たりが悪い部屋
日当たりが悪いとカビや湿気が溜まりやすいので日当たりが良い部屋を選びましょう。南向きの建物なら多湿になりにくいので虫が出にくいでしょう。窓があり、ジメジメしていない換気しやすい構造の部屋を選びましょう。
築年数の古い建物
築年劣化によって隙間が多くできていたり、空き部屋の期間が長い部屋などは害虫の住処になっている可能性があります。別の部屋で既に被害が発生してたりする可能性もあるので、虫対策ができている部屋なのか、管理会社に確認をしてから契約を決めると良いでしょう。
木造の建物
木造のアパートは隙間や穴ができやすいので虫やネズミが侵入しやすく、ダニなども発生しやすいので、できれば鉄筋コンクリートの部屋を選ぶと害虫に遭遇することも抑えられます。しかし、これも建物の構造や環境によって異なるので「絶対に出ない」と言い切れません。
1~6階のお部屋
虫は地上に近い場所で活動しているので6階建て以上の上層階であればそれほど虫も気になりません。但し、環境によって6~7階、それ以上の建物でも絶対に虫が来ないとは言い切れません。近隣や地域環境によって異なります。
窓からの侵入だけとは限らないのでご近所でゴミを溜め込んでいたり不衛生な環境があれば、他の住人に被害を与える恐れがあります。
周囲の環境状況をよく確認した上でお部屋選びをしましょう。
虫退治・駆除に困ったらご相談ください
自分では駆除退治できない…。手に負えない…。
どうしたらいいのかわからない…と感じたらひとり悩まずに、ご相談できる場所がります。
ご自分で何とかしたい方、どんな殺虫剤を購入すれば良いのかわからない方は、インターネットで調べてみたり、市販の殺虫剤を購入する際、売り場の薬剤に詳しい店員さんに相談しながら自分に合った商品を試してみましょう。
又、賃貸にお住みの方は、管理会社や大家さんに相談をしてみると被害状況などによって自己負担となる場合もあれば業者を手配してくれたり、費用も負担してくれる場合があります。業者に相談する前に、管理会社などに被害の相談をしてみましょう。
そしてほとんどの駆除業者では、無料相談を受け付けています。業者に依頼をお考えの方は、直接業者に相談してみましょう。
但し、被害状況や虫の特定は直接確認しなければ判断しにくいので、虫の種類の特定が難しい場合があります。
駆除をご希望の方は、現地調査・お見積り無料サービスを行っているので、まずは相談してみてはいかがでしょう。
虫の種類や建物の構造や被害状況によって駆除方法や費用は異なるので、お電話で明確な金額をお答えでき兼ねます。
そのため、現地調査・お見積りをした上で、明確な金額が提示してもらえるように調査をお願いしましょう。
まとめ
暖かい季節は虫たちの活動も活発になり、屋外だけでなく家の中で繁殖してしまうことも多々あります。数多い昆虫のなかでも人間に害を及ぼす恐れのある害虫の一部をご紹介しました。あの代表的な害虫から何の虫かわからない虫まで、虫が苦手な人にとっては大きな悩みです。
なるべく虫を寄せ付けないためには、隙間を塞ぐ、持ち込まない・繁殖させないように注意することが大切です。
そして、部屋の掃除や風通しの良い環境づくり、整理整頓、不要な荷物の処分などをして定期的に片付ける習慣を持ちましょう。
又、家の中は暖かくて狭い、暗い、エサがある環境が揃っています。
屋内で一年中生息できてしまう虫もいるので、季節に関係なく虫の発生、虫刺されやアレルギーで悩まれる方も少なくありません。繁殖させないためにも速やかに業者を手配して適切な駆除をお願いしてみてはいかがでしょう。
千葉・東京・茨城エリア対応
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