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ネズミ駆除対策「猫のネズミ狩り」効果は?
ネズミ対策として「猫のネズミ狩り」は、古くから利用され、猫の存在で被害が緩和されたという例も多くありますが、実際、どのくらい駆除効果があるのでしょう。そして実際に猫はネズミを食べるのでしょうか?
こちらのコラムでは、ネズミ狩りのリスクやネズミ駆除方法についてご紹介します。ネズミ狩りの注意点についても解説していきます。
目次
猫を飼うとネズミが自然といなくなる?
猫を飼うことでネズミが駆除できるというのは古くから耳にしたことはあるのではないでしょうか。確かに猫を飼うことでネズミ対策に役立った事例はあります。
しかし、ネズミを捕まえる猫も居れば何もしない猫もいます。
そして、猫のエサが豊富だったりと生活環境によって違いがあります。
猫の性格やネズミの個体数によって必ずしもネズミが自然といなくなるとは限りません。
好奇心旺盛な猫は、じゃれて捕まえたり、飼い主に褒めてもらうために銜えてくることもあります。
元々ネズミの駆除用に飼われていた猫や野良猫なら効果があるかもしれませんが、飼い猫の場合、効果が期待できない場合があります。
ネズミを捕まえてくれる猫の特徴
・昔からネズミ駆除用として飼われていた猫
・野良猫で集団生活をしている猫
・親猫に育てられ、狩りや捕食を教わった猫
・好奇心旺盛の猫
・エサがない・餌付けされていない猫
・自給自足の環境に生息する猫
・首の後ろを掴んで持ち上げた時に後ろ脚が上がる猫
農家などでは、作物を荒らすネズミ退治のために昔から猫を多動飼いをしていた家が多かったと言います。
室内でペットとして愛猫を飼う今の時代とは異なり、農作物を守るために猫を飼育していたそうです。
野良猫や集団生活をしている猫は常に自然との闘い。暖かい人間の住む家の中やエサを与えてくれる環境を知りません。
飼い猫と違って、野良猫たちの食事は、何も食べられない日もある争奪戦状態で生きています。
野良猫の食事と狩りが上手な猫
野良猫は肉食性なので、ネズミ・小鳥・鳩・モグラ・昆虫・トカゲ・カエルなどを捕まえます。漁港などにいる野良猫は魚を捕食することもあります。
又、住宅に近い公園などに生息する野良猫は生ゴミをあさって残飯を食べたり、池の鯉を捕食することもあります。
魚好きのイメージがありますが、生後3~4カ月頃の子ねこが育った環境で食べ慣れたもので好みが決まる習性があるようです。
そして、狩りの素質がある猫でも、やっぱりそれぞれ性格というものがあります。
ペットショッブなどで販売されている猫は、少なくとも成長段階に親猫や人間に育てられ、エサやおもちゃも与えらて育っているため、個体差はありますが、好奇心も控えめな性格の猫が多く、ペットショップで購入したあと、家でネズミを見かけても捕まえたり追いかけることもしないタイプの性格もいます。
好奇心旺盛で、首の後ろを掴んで持ち上げた時に後ろ脚が上がる猫は狩りが上手と言われています。
ネズミの捕獲駆除目的で飼う場合は、猫の性格や相性を観察してから決めた方が良いかもしれません。
しかし、基本的に家猫の狩りの効果は期待しにくく、猫にネズミを駆除させるのは危険なリスクもあります。
ネズミ駆除は猫や人間にもリスクがある
野良猫を家の中で飼う場合は、寄生虫やウイルスに感染している可能性があるので、動物病院でノミ・マダニ・その他の寄生虫ワクチンや検査などをオススメします。又、ネズミも病原菌だらけなので、ネズミを狩って食べている猫は多くの病原菌をネズミからもらい、飼い主にも病原菌が移る恐れがあります。
ワクチンで完全に防げるとは言い切れないリスクもあるので、ネズミ駆除で猫を使うのはなるべく避けた方が良いでしょう。
猫はネズミを食べるの?
野生の猫は狩猟本能が働き、動く昆虫や小動物のネズミを捕まえるのには最適なサイズです。その上、小さくてカサカサ動き回るネズミは猫の狩猟本能を刺激するようです。どの猫も必ずしもネズミを捕まえて食べるとは言い切れませんが、個体差によって食べずにじゃれるだけの猫や飼い主さんに褒めてもらおうと銜えてきたり、獲物として捕食することもあります。
しかし、ネズミを食べることで様々な病気や感染症を引き起こすことがあるので、飼い猫が食べた後、体調が優れないようであれば獣医師に相談しましょう。
被害に遭うのはペットだけでなく、人間にも感染するおそれがあるので、猫に噛みつかれたり、引っ搔かれないよう注意する必要があります。
ネズミは様々な病原菌を保有
ネズミの身体には多くの寄生虫や病原菌を保有しています。狭くて暗い汚れた場所など場所を行き来しながら家屋に侵入するため、屋根裏や室内に発生するとネズミの身体に寄生したダニやノミなどの寄生虫が湧き、ネズミが死ぬと吸血源を求めて人間やペットを咬み、かゆみや皮膚炎を起こします。
そして、ネズミは移動しながら糞尿をして移動する度に細菌だらけになるので、ネズミは寄生虫や病原菌の運び屋とも言えます。
食べ物や食器類に付着したものを口にすることで様々な健康被害が生じ、食中毒などの原因にも繋がり、ネズミに咬まれることで鼠咬症などの病気を発症する恐れがあるため、自宅や飲食などの店舗でネズミ被害に遭っていたら、早めに業者に依頼することをおすすめします。
ネズミ駆除に猫を飼うのは避けよう
猫を飼うことでネズミ退治に効果的と言われていますが、実際は個体差があり、親猫に狩りを教わった野生の猫であれば効果が期待できますが、ネズミを口にした猫がネズミに引っ掛かれる、咬まれる、食べてしまうことで様々な病原菌やウイルス感染の恐れがあります。
一般的な住宅でネズミ退治のために飼うのは避けた方が良いでしょう。
ペットがネズミ被害に遭う可能性もある
菌や病気を運ぶネズミによって感染症を起こす恐れがある他、既に猫・飼い犬などを飼っているお宅でネズミが発生していたら、ネズミを襲う行動をしていなくても、ネズミのフン尿・ダニ・ノミなどの寄生虫がペットを襲う可能性があります。
ネズミは警戒心が強く、ネズミにとって猫などの他の動物は外敵になります。
ペットを飼っていると近づかなくなるとも言われていますが、壁や天井裏を移動しているので、姿を見せることなく気配のない時間帯に犬猫のエサを狙ってくることもあります。ペットが被害に遭わないためにも早めに業者に駆除を依頼しましょう。
ネズミ駆除にオススメな方法
ネズミ駆除では、忌避剤による追い出しや粘着シートの設置がオススメです。
ネズミは屋根裏や壁の中などに棲み着く傾向があるので侵入口を見つけて、必ず通る侵入経路を特定。粘着シートを敷詰めて捕獲し、死骸を残さないことが重要です。詳しくはこちらのコラムを参考にしてください。ネズミが出たときの対策や駆除方法とは (qujolia.jp)
自分でネズミの駆除をお考えの方へ
自分でネズミを駆除する場合は以下の手順方法を参考にしてください。
・侵入経路をみつける(糞尿・足跡・齧り痕・ラットサインなど)
・追い出し(忌避剤の散布)
・粘着シートを設置する(屋根裏など)
・経過観察を要する
・糞清掃(防毒マスク・ゴーグル・手袋を着用)
・殺菌消毒・消臭(高濃度のアルコール消毒)
・固形の忌避剤を設置する(寄せ付けない効果)
・侵入経路封鎖する(金網や硬度の部材を使用する)
・経過観察
・捕獲したネズミ・粘着シートのまま処分する
・被害がなくなるまで新たに粘着シートを仕掛ける
業者が行う駆除作業は、被害状況や建物の構造によって作業や手順が異なります。
ネズミ駆除では猫の狩りを試す他に様々な方法がありますが、賢く警戒心の強いネズミを駆除するのは難しく、なかなか効果が得られないこともしばしば…。
そんな時には業者に依頼するとしっかり駆除や予防ができます。
「ネズミ駆除」業者選びに困ったらクジョリアへ
クジョリアは、千葉・東京・茨城を中心に、活躍している害虫・害獣・害鳥の駆除対策を行っています。
これまで一軒家などの一般住宅をはじめ、アパート・マンション、飲食店、倉庫などでのネズミ駆除を行ってきた実績ある駆除業者です。
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まとめ
今回は、「ネズミ駆除のために猫は効果的?ネコはネズミを食べるの?」をテーマに、ネズミには病原菌やダニノミなどの寄生虫が付着しているおそれがあることについてご紹介しました。
古くからネズミ狩りをさせていた猫ですが、野良猫や飼い猫の性格によって効果は異なります。
そして、猫にネズミ狩りをさせると猫が病気になったり、飼い猫や飼い主にもリスクがあるので、一般家庭でネズミの駆除を望むのなら駆除業者に依頼することをおすすめします。
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