冬の寒さ対策と害虫対策【冬限定版】|

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冬の寒さ対策と害虫対策【冬限定版】

冬の暮らしの【寒さ対策】

窓から家の中に入り込む冷気を防ぐために「自分でできる寒さ対策」では皆さんどんな工夫をしていますか?

 

寒い冬は電気ヒーターやエアコンで空気を温めたり、ホットカーペットやコタツなどの暖房器具が活躍になります。

温度を快適に保つためにヒーターやエアコン以外にも床暖房などの技術が導入され、高気密高断熱の住まいが増えています。

お部屋が暖かい環境は、我々人間にとって快適に過ごせる場所です。

 

そんな暖かい家の中では見えない「ダニなどの害虫」の住処になっていることもあるので、冬の寒さ対策に加えて害虫への対策も大切です。

そんな冬にも家の中にいる身近な害虫とはいったいどんな虫なのか…。皆さんはご存じでしょうか。

 

こちらのコラムでは、寒さ対策と冬にも家の中に発生する害虫の種類や予防策についてご紹介します。

自分ですぐにできるお部屋の寒さ対策

まずは、冬の一番の悩みでもある「寒さ対策」からご紹介していきます。

お部屋の寒さは、主に「窓」「壁」「床」の3つの場所ごとに寒気が入り込みます。

窓は、部屋が寒くなる最も大きな原因です。

冷たい空気が隙間から入り込むだけでなく、窓際は室内の温かい空気が冷やされてしまう場所でもあります。

プチプチ(緩衝材)やアルミシート、専用の断熱シートを貼る方法をオススメ。

併せて窓のサッシのパッキンを交換したり、隙間テープで隙間を塞ぎ、厚手のカーテンに変えると冷気を防ぎやすいです。

窓や壁には、断熱シートを貼る方法は空気の出入りを抑え、熱暖房の効率も上げられるのでオススメです。断熱効果のある壁紙の活用してみても良いでしょう。

その他、暖房器具を窓際に置いたり、コストが掛かってしまうものの、二重構造の窓・復層ガラスに変えたり、窓サッシを樹脂素材にするリホームも人気です。

床からの寒気を防止するために、床にはラグやカーペットを敷くことで冷えを緩和できます。

カーペットなどの敷物の下にアルミシートを敷くとアルミが保温効果を発揮します。

 

冷気は部屋の下部に溜まるため、足元から冷えるので肌が直接触れないようにホットカーペットやスリッパやソックスを履いて過ごせば体を冷やさずコスト削減できるのでオススメです。

 

リホームでは、費用や施工時間が掛かりますが、床暖房を施工する寒さ対策も人気です。

防寒アイテムと暖房器具で寒さ対策

より効率的に部屋を暖めるには、防寒アイテムと暖房器具を合わせて活用しましょう。

コタツには断熱シートを敷く

こたつは電源を入れれば好きな温度に調整できますが、床からの冷気を防ぐためにマットの下に断熱シートを敷くと更に効率よく暖めることができます。温度を弱にしていても断熱シートを敷いているおかげで暖かを感じられるので電気代節約にもなりますね。

エアコンやホットカーペットを同時に使用

部屋の中を温めるエアコンと肌が触れる部分を温めるホットカーペットを同時に使用することで体全体を温めることができます。しかし、空気が乾燥したり電気代がかかるので、節約したい方は家の中で温かい服装を心掛けましょう。

ファンヒーターやストーブを使用

部屋を暖める電気ストーブやファンヒーターは冬アイテムに画期的な家電製品です。しかし、密閉した場所で長時間灯油ストーブを使い続けると一酸化炭素中毒になる可能性があります。こまめに空気を入れ換えましょう。

部屋と外の温度でできる結露に注意

結露は室内と室外の温度差が大きくなった時に発生します。

気温が低い朝は結露ができやすく放置してしまうとカビや雑菌の原因にもなるので、拭き取りやガラス用ワイパーで水滴を取り除きましょう。

 

結露を防ぐには、換気をして室内の湿気を外に逃すことで結露対策になり、室内の温度を下げて空気中に含まれている水蒸気量を減らせば空気が冷えても飽和水蒸気量を越えにくくなります。対角線にある窓を開けて換気扇を回し、空気の通り道をつくることで効率的な換気ができます。

冬も小さな害虫が家の中に発生

害虫は高温多湿な環境を好むイメージですが、梅雨から秋にかけて多くみられるダニやゴキブリの他、近年増加しているトコジラミにも注意が必要です。

外は冷え込む寒さでも、家の中が暖かい環境で部屋に暖房設備が整っていると冬場でも害虫は快適に過ごせてしまいます。

 

ダニ

結露でできたカビなどが増えるとカビを好むダニが発生するので、注意が必要です。

ダニはホコリや食べかすなどを餌にして暖かい部屋の中で繁殖できてしまうので、普段からこまめな掃除や換気をしましょう。

 

ダニの種類:【コナダニ】

くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こすホコリに紛れる。

 

【イエダニ・ツメダニ】

ネズミの体に寄生するイエダニとヒョウヒダニやコナダニを捕食するツメダニは人を刺すこともあるので注意しましょう。

 

又、カビを食べる【チャタテムシ】なども暖かい室内の中で活動している可能性があります。

 

ゴキブリ

寒い冬でも部屋が暖かいと室内でゴキブリも活動できます。夏のような暖かい季節よりも活動は鈍くなりますが、冷蔵庫の裏やエアコンなどの家電製品や段ボールの隙間で暖をとっていることもあります。環境が整っていれば卵が孵化する可能性もあるので、こまめに掃除をしたり、整理整頓で不要になった段ボール類を処分するようにしましょう。

トコジラミ

近年増えているトコジラミは寒さに強いので、冬でも死滅しません。

トコジラミは隠れるのが上手なので室内の寝具やベッドの裏、ソファーやカーペットの隙間などに潜んでいる場合があります。

エサは人間やペットの血液なので、就寝中、家の中で刺され、かゆみなどが続いていたらトコジラミの可能性があります。

 

冬時期に虫刺されなど肌のお悩みが生じた場合、家の中のダニやトコジラミの可能性があるので、医療機関へ受診し、害虫の駆除予防を検討してみましょう。

冬も油断できない!害虫予防対策

・こまめに掃除する

・こまめに換気する

・片付けや整理整頓する

・段ボール類は処分する

・窓や玄関の隙間を塞ぐ

・清潔な環境を心掛ける

・害虫がいないかチェックする

 

冬の害虫対策の心得

 

・冬でも油断できないと心得ておく

・発見したら速やかに駆除する

・翌春に増殖させない予防を冬のうちにする

・被害が気になる場合は速やかに業者に依頼する

まとめ:冬は寒さ対策と害虫対策が大切!

寒い季節はどうしても窓を開けずにお部屋の暖かい空間を維持していたいもの。ですが、暖かい室内は害虫の住処にもなりやすく健康にも影響がでる恐れがあるので「寒さ対策」「害虫対策」どちらの対策も不可欠です。

冷気を防ぐために窓の隙間を塞ぐなど暖かい空間づくりをしながら、冬もダニなどの害虫を防ぐためにホコリを溜め込まず換気や掃除を意識してください。

換気せずにいると一酸化炭素中毒の危険・結露によるダニや雑菌が発生するので「換気」と「掃除」はとても大切です。

なかなか本格的なリホームは費用の問題や時間が掛かる場合がありますが、それぞれのご家庭では自分たちで工夫しながら寒さ対策している方も多いのではないでしょうか。電気料金が高騰する今、エコな節約術で寒さ対策をしてみるのも良いですね。

 

又、体調を崩しやすい季節でもあるので、加湿空気清浄機を使用するなどして乾燥にも注意しながら健康的で快適な空間づくりを心掛け、寒い冬を乗り越えましょう。

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