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アライグマは猫を襲うの?【害獣対策】
日本各地で出没しているアライグマ。
人間が生活している住宅地などでも目撃情報が増え、各市町村ホームページでも害獣アライグマやハクビシンなどの害獣について警戒を促しています。
アライグマが出没している地域にお住まいの方で「猫が野生のアライグマに襲われてしまった…」といった被害を聞いたことはありませんか。
見た目は可愛らしい印象があるアライグマですが、実はとても獰猛な性格で猫や小動物を襲うことがあります。
雑食性で動物の肉も食べるのでペットとして飼っている猫を襲ってケガをさせたり、子猫を食べてしまうこともあり得ます。
野良猫だけでなく、ご家庭で屋外飼育をしているペットが被害に遭うことも考えられるので、アライグマからペットを守るための対策をしましょう。
ペットがいないお宅でも庭木の植物やゴミを荒されたり、屋根裏などの家の中に侵入されるといったアライグマ被害にお困りの方のためにもプロの害獣業者が予防対策を強化した解決策を解説します。
目次
アライグマは猫を襲って食べるの?
アライグマは雑食の動物で性格も獰猛です。エサは幅広く、果物・昆虫・魚・鳥の卵・エビなどの甲殻類・ネズミなどの小哺乳類などを捕食します。
都市部でも見かけるアライグマは、臆病なので人を警戒しながら餌を求めて活動しています。
必ずしも猫を襲うとは限りませんが、外にあるペットフードなどのエサを狙ってペットに近づきケガを負わせたり、猫とアライグマがケンカになって猫を襲うこともあります。動きの速い成猫よりも防御力が低い仔猫の方が襲われやすく、時には食べられてしまうこともあるようです。
カラスやハクビシンなど天敵が数多く存在する猫にとって、アライグマも天敵のひとつです。
※アライグマはネコだけでなくイヌのエサを狙い、捕食や防御のために噛みついたり引っ搔くなどの攻撃をしてくることもあります。
外で猫の飼育・餌やりは控えましょう
アライグマなどの野生動物が出没している地域では庭先にイヌ・ネコのペットフードがあるとアライグマを寄せ付けてしまい、同時に近くにいるペットが襲われてしまう可能性があります。餌がある場所を覚えて再びやってくることもあるので、外で飼育や餌やりは控えた方が良いでしょう。
そして、アライグマは主に夜行性なので夕方から夜に活動するので、夕方以降はペットを室内で飼育するなど、完全屋内飼育で愛猫・愛犬をアライグマなどの外敵から命を守り、病気やケガをさせない飼育・保護をおすすめします。※昼間に活動することもあります。
家庭ゴミの管理にも注意
家庭で出た生ゴミなどを家の外に置いていると自宅周辺に出没しているアライグマが寄ってきてしまいます。近年ではゴミを荒らすアライグマもいるので、ゴミの管理方法にも注意しましょう。出没しやすい夕方~深夜のゴミ出しを避けて指定時間を守って当日の朝にゴミ出しを行いましょう。
家やペットとの暮らしを守る 【アライグマ駆除】
アライグマはイヌ・ネコだけでなく人間にも危害を加える害獣です。アライグマによって感染症や病気を発症してしまったり、屋根裏に住み着くといった事態にまで発展します。
イヌ・ネコのペットを安全に保護できても、家の中に侵入されてしまったら人の生活にも支障をきたし、様々な被害が広がる恐れがあります。
アライグマによる被害とは?・ゴミや食べ物を食い荒らす ・騒音被害とそのストレス ・家屋の破損 ・糞尿による悪臭や建物の腐食 ・ノミ・ダニの発生 ・病原体による健康被害
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アライグマを駆除する前に知っておくべき法律
アライグマを
捕まえてはいけません!!
深刻な被害状況が発生した場合でも、鳥獣保護管理法や外来生物法などの国の法律によってアライグマの駆除には規制がかけられ、一般市民が許可なく勝手に捕獲や殺傷することは禁止されています。
そのため駆除業者では追い出しをメインの駆除を行っています。※やむを得ない場合、各市町村で捕獲許可の申請許可を得てから駆除を行う場合もあります。しかし、法的な手続きと許可申請までの時間が掛かることや健康面のリスクが懸念されます。
一般住宅での被害を1日でも早い解決を目指すためには、迅速対応の専門業者に依頼して追い出し駆除をするのが望ましいでしょう。
アライグマは人間に害をなし、日本固有の生態系に対しても大きな影響を与えるとして、平成17年、特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律に基づき「特定外来生物」に指定されています。 |
箱わなを使用して自分で捕獲する場合
それぞれの市町村では、箱わなの無料貸し出しを行っています。箱罠で捕獲する場合は、まず市町村に連絡して許可申請を行います。
罠を仕掛ける場所は塀や家の壁沿い・軒下や庇の下・藪や茂みの中など、人の目が行き届きにくい場所で安心して餌を食べれる環境が罠にわかりやすいでしょう。
捕獲用に仕掛けるエサは、甘い匂いのキャラメル味のポップコーンなどのスナック菓子・ドーナツ・揚げパン・バナナ・ブドウ・トウモロコシ・落花生などがおすすめです。
ここで注意したいのが、ターゲットにしていたアライグマではなくイヌネコが罠に掛かってしまう恐れがあることです。
なるべくペットフードは仕掛けないようにして、箱わなを1日に何回か見回りチェックすることを忘れずに。
日常的な被害が発生している場合は役所などが対応してくれる場合があるので、詳しくはそれぞれの市町村にご確認ください。
外来生物のアライグマは捕まえても運搬禁止
実は外来生物法で、アライグマを運ぶ「運搬」は禁止されています。
外来生物法とは、特定外来生物と呼ばれる動物による人や環境への被害を防止するための法律で、外来生物法に違反した場合3年以下の懲役又は300万円以下の罰金が科せられる可能性があります。生きたまま運搬することが禁じられているので、殺処分は苦痛を与えない方法で処分するよう努めなければなりません。
捕獲したら運搬・処分に関して、詳しくは市町村ホームページなどから問い合わせてみましょう。
【追い出し駆除】で害獣被害解決!
アライグマなどの害獣駆除では鳥獣保護法に基づき許可なく勝手に捕獲できません。そのため、ご自身で駆除を行う場合は捕獲駆除ではなく追い出し駆除がおすすめです。
様々な対策を行っても農作物などへの被害が繰り返されているなど、やむを得ない場合は捕獲が認められますが、捕獲申請には様々な手続きと時間を要します。
一般的に駆除業者では、捕獲許可の手続き不要な「追い出し」にて害獣を直接傷つけることなく追い出し駆除を行い、侵入口封鎖等の対策で再発防止に務めます。
アライグマ駆除の主な流れは、以下になります。
追い出し ↓ 侵入口を封鎖 ↓ フン清掃 ↓ 防ダニ・防菌処理 |
屋根裏では、嫌がるニオイを放つ燻煙剤を使用して追い出します。アライグマ自身が自力で脱出させる作戦です。屋根裏から完全にいなくなったことを確認したら侵入口を封鎖パンチングメタルや金網・板などですき間を塞ぎます。フン清掃・防ダニ・防菌処理を行い、終了となります。
クジョリアの害獣駆除
害獣被害に悩まされ「夜には物音がすごくてストレスで寝れない」「ペットにも被害が及ばないか心配」といった声も多く聞かれます。
しかし、一刻も早い解決方法を求める上で、アライグマの駆除・捕獲は、人間やペットの安全に十分に配慮して実施しなければなりません。
アライグマを安全かつスピーディーに駆除したいのなら専門業者に依頼することをお勧めします。
千葉・東京・茨城で信頼できる業者をお探しでしたら「Qujolia(クジョリア)」にお任せください。※以下クリックでホームページに移動します。
アライグマの生態を知ろう
見た目
・成獣は全長70~90cm程度
・目のまわりが黒い
・尻尾は縞模様
・足跡は前足・後ろ足5本の指
生育環境
日本では47都道府県で生息。農作物被害は日本全国で生じています。
関東近郊では東京都・千葉・茨城でも生息。市街地から農村地地帯・人が立ち入らない山間部の森林地帯など広範囲に分布。
河川敷などの水辺。木に開いた穴や岩穴・建物の屋根裏や床下に巣を作り繁殖。
繫殖力
アライグマは繫殖力が強く、妊娠率はほぼ100%に近いと言われています。
繁殖期は1~3月。約2カ月ほどの妊娠期間を経て4~6月頃に出産。1回の出産で3~6頭のこどもを産み、約2年で成熟。
日本には猛禽類等の天敵がいないため、人間に捕まらない限り増えていく一方です。
性格
可愛らしい見た目とは裏腹に凶暴な性格。人間にはあまり懐かない。
積極的に人間を襲うことはしませんが、不必要に近づいたり刺激すると人にも攻撃的になります。
牙や爪も鋭く、噛む力も強いので、ペットのイヌネコを襲ったり、狩猟犬を逆に嚙み殺したり、家畜の牛の乳首を食いちぎって食べるといった事例もある言います。駆除の際に、人間を襲うこともあるので、嚙まれたり引っ搔かれると感染症の危険が疑われるため、被害を受けた場合は、速やかに医療機関へ受診しましょう。
行動
日中に姿を現すこともありますが基本的に夜行性なので夜になると農作物やゴミ等を食い荒らします。基本は単独行動でなわばりも作りません。
子育て中のメスは親子で行動。餌場を見つけて集まることがあってもネズミのように集団で移動はしません。
泳ぎが得意なので川や水場のある農村地域では人家や小屋などに侵入してねぐらや住処にすることがあります。
食性
雑食性で季節や地域ごとに手に入りやすいものを食べる。
都市部の住宅地ではゴミを荒らし、スナック菓子や甘い物を好む個体が急増。
農作物では、カボチャ・トウモロコシ・ブドウ・メロン・スイカ・イチゴなどが被害に遭いやすい。
昆虫・両生類・爬虫類も食べるので地域の生態系にも重大な影響を与える。
被害はイヌネコなどのペットの他、庭の鯉やメダカなどの魚が被害に遭うケースも報告されています。
天敵
オオカミやピューマなどの肉食獣。
野生では日本には生息していないためアライグマの繁殖が広がる。
住み着きやすい家
農作物やエサがある近くの家。隙間がある家。
警戒心があまりないので人間が現住する家屋にも近づいてきます。外のペットフードを求めてイヌネコがいても近づいて餌を奪います。
空き家や人の気配の少ない家の屋根裏は、害獣にとって安心できる場所・子育てできるお気に入りの場所になる傾向があります。
時には開いているドアや窓から室内に侵入してくることもあるので、出没している地域ではドアや窓を開けっぱなしにしないようにしましょう。
アライグマが持つ病原体とは?
野生のアライグマは次のような病原体を保有しており、これらの一部が人間にも感染する場合があります。
死に至るケースもあるため、病気の感染源として注意すべき害獣です。
・狂犬病 ・ツツガムシ病 ・アライグマ糞線虫 ・サルモネラ菌食中毒 ・カンピロバクター食中毒 ・レプトスピラ症 ・アライグマ回虫による幼虫移行症 ・E型肝炎
人間にも感染する病原体を保有している可能性があります。 特に糞尿や血液、唾液、又ダニなどの寄生虫にも危険な病原体が存在する可能性があります。 |
まとめ
アライグマは可愛らしい見た目とは裏腹に凶暴な性格をした動物です。外で飼育している魚やペットのエサを狙ってイヌネコを襲いケガを負わせたり、仔猫を食べてしまう可能性もあります。
ご家庭で飼っている大切なペットや外飼いの猫への被害を防ぐために室内で飼育したり、家の周りにエサとなる物を外に置かない、ゴミ出しにも注意するなどしてアライグマを寄せ付けないようにしましょう。
又、家に住み着くことで人間やペットにも被害が生じるダニやノミの発生や糞尿による汚れや独特の悪臭でハエやゴキブリ・ウジなどの寄生虫が湧いたり、建物が汚染や柱や床の破損を招いて生活に支障をきたすこともあるので、二次被害にも注意が必要です。
アライグマ被害に困ったら早期対策で追い出しや駆除でペットや家族の健康と安全を守りましょう。
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