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シロアリとクロアリの違いを見分ける方法
住宅の木材を食害する
シロアリ(白蟻)・・・
家のまわりの壁や柱などに黒っぽい羽が付いた羽アリを見つけても「これはクロアリ?シロアリ?」見た目はよく似ているので、素人の目ではどっちなのか見分けが付かない方も多いのではないでしょうか。
名前に「アリ」が付いているだけに蟻の仲間だと思われてしまいがちですが黒アリ(蟻)とシロアリ(白蟻)は食性も生態も異なる別もの。
シロアリはゴキブリの仲間で、黒アリはハチ(蜂)の仲間。見た目は似てるけど実は種類が異なる生き物なんです!
こちらのコラムでは、シロアリの見分け方を画像付きでご紹介します!
見つけたシロアリ・羽アリを比較チェックしてみましょう!
目次
シロアリとクロアリの違いは?
冒頭でもお話しましたが、シロアリと黒アリは共通の名前が付いていて羽アリ時期は見た目もちょっと似ていますが、生物学分類上は種類が違う昆虫。
シロアリはクロアリと名前や姿が似ていることからアリの仲間と思われがちですが、シロアリとクロアリとの違いは白黒の色違いだけではありません。
実際は食性も生態も異なる生き物。むしろシロアリにとってクロアリは天敵!クロアリはシロアリを捕食してしまう間柄なんです。
どちらかと言うとシロアリはゴキブリの仲間で、クロアリはハチの仲間。そう聞いて驚く方も多いのではないでしょうか。
住まいの木材を食害することで知られているシロアリは、その名のように白っぽいアリにも見えますが、なかには黒っぽい羽アリのシロアリもいます。
黒アリがハチの仲間で、シロアリはゴキブリの仲間と聞いて驚くのも当然ですが、生態も異なり特徴も違うので実際の写真と照らし合わせてチェックしてみましょう!
羽アリの違いをチェック
以下写真は、黒アリとシロアリ(ヤマトシロアリ)です。
翅の色や形、大きさもやや違うようにも見えます。
しかし種類によって羽が白いシロアリ(イエシロアリ)もいるのでご注意ください。
羽や体色だけでシロアリか黒アリかの判断は難しいため翅と胴体にも注目!
シロアリと黒ありの【胴体・翅】をチェック
黒アリは、胸と腹の胴体がくびれており、翅は前後で大きさが違います。触角は長く・くの字形。
対してシロアリは、くびれが無く、ずん胴な体型。羽は前後ともに同じ大きさで、触角は真っ直ぐです。
翅の前後4つあるうち2つの翅が短くなっていないか、ずん胴かくびれがあるかの確認は、翅が落ちたあとの方が見やすいかもしれません。
みつけた羽アリがシロアリだったら・・・
お家やお庭周辺で
羽アリをみつけたら・・・
既にシロアリが
住み着いている可能性あり!!
元々の巣から飛び立ったシロアリの羽アリは、地上に降りて翅を落とし、ペアを探します。やがて結ばれたオス・メス2匹が連なって、湿った木材の中に新しい巣(コロニー)を形成させ、生殖と営巣を行っていきます。雨漏りがあった家や湿気の多い環境はシロアリにとって絶好の場所。
シロアリが、建物の木材・柱・壁などを食害し、建物をボロボロにして木材を腐食していきます。
食害が進行すると、腐朽が進行して補強や補繕が必要となり建物の寿命を縮めるといった被害が発生していきます。
シロアリ被害の事例をみていきましょう。
シロアリ被害【画像】
例えば「床下換気口付近から羽アリが出てくる」「壁・柱・畳などの木材の隙間からシロアリ・羽アリがいる」「蟻道(トンネル状の道)がある」そのような場合は、シロアリが移動してきているか、飛び立つ段階なのかもしれません。すぐにでも床下点検を行い、被害拡大防止のために駆除・防除対策をしましょう。
羽アリが新たな巣を求めて
群飛してきた可能性もある!!
【羽アリが飛ぶ時期】
羽アリの姿で群飛する時期というのはある程度決まっているので、発見した時期で見分けが付くケースもあります。
シロアリの羽アリ群飛時期・・・4~7月頃
黒アリの羽アリ群飛時期・・・6~10月頃
室内で羽アリを見つけたら・・・早めの対策をしよう
羽アリは明るい光に反応して集まる傾向があり、窓や網戸に大量の羽アリが集まることがあります。
黒アリの場合、庭やベランダに巣を作り、室内の食べこぼしなどのエサを求めて隙間から侵入します。
室内で見かけた羽アリがシロアリだった場合、建物への被害が進んでいる恐れがあるので早めの対策が必要です。
シロアリは、床下から木材の柱や壁を食害していくので、室内の畳、壁などの隙間から発生している場合は、見えない場所で加害が進み、更に範囲を拡げようとしている可能性があります。
被害に気付いた時には、早めの対策でシロアリを駆除しておきましょう!
シロアリ対策を何年もしていない方へ
シロアリ被害に気付いた時点で、すぐにでも業者に依頼見積もりをお願いして施工までの流れを把握しましょう。
「5年以上何もしていない」「まだ被害が出ていない」という方も定期的に点検する他、今後の予防のために防除作業を依頼することをおすすめします。虫歯になってからの治療より、虫歯予防をするのと同じで、建物も定期的に点検や予防が大切と言えるでしょう。
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まとめ
シロアリと黒アリの違いについてご紹介しましたが、もしもシロアリだった場合、放置すると広範囲に被害が及び、建物の寿命を縮めるだけでなく、地震に弱い家になってしまう恐れがあるので早めの対策がおすすめです。
湿気が多い家、カビ臭、木材腐食など様々な異変を感じたら床下点検やしろあり駆除対策を是非行いましょう。
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