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網戸をすり抜けて蚊や小さな虫が入ってくるのはなぜ?
網戸を閉めているのに部屋の中に「蚊や小さな虫が部屋に入ってくる」といった経験はありませんか?
6月から電気料金の値上げにより、なるべく天気の良い日に窓を開けて風を通すなどの節電をしてエアコンの使用を極力抑えたいものですが、暖かくなってくると厄介な虫の侵入で「窓も開けれない!」といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に、網戸は虫や異物を避けるために備え付けられていますが、その網戸が破れたり穴が開いている訳でもなく、しっかり網戸を閉めているのにも関わらず無数の虫が入ってくる原因は網戸や窓の開け方に問題があるかもしれません。
虫の種類によって網戸の網目をすり抜けるほどの小さな虫が入ってくることもあります。
今回は、窓の開け閉めのコツと簡単にできる虫よけ・虫対策・侵入しやすい虫の特徴をご紹介します。
目次
網戸をすり抜けて入ってくる虫とは?
そもそも小さな虫は灯に誘引されて集まり、日中よりも夕方以降の時間帯などにも寄ってくる傾向があります。 網戸の目よりも小さな虫が家の中に侵入することがあるので「網戸をしているから虫は入って来ない!大丈夫!」とは決して言い切れません。
一般家庭で窓に設置している網戸の目は、1.03ミリ四方~1.15ミリ四方です。それよりも小さな虫には網戸では防ぐことができない場合もあります。 網目よりも小さい虫は簡単に侵入するクロバネキノコバエ体長1㎜~6㎜程度体の小さなハエ。蚊ではなくハエの仲間なので人を刺したりしません。 ジメジメした梅雨時期や前日が雨の日だった日などに大量発生しやすい。個体差がありますが、小さめの個体なら網戸の網目をすり抜けます。 ユスリカ夏の街灯の下などに集団で蚊柱を構成する。雨上がりの庭草などにも発生しやすい。 体長0.5~1㎜程度の非常に小さな虫なので簡単に網戸をすり抜けます。
どちらも明りに誘引される習性があり窓や網戸に張り付き、時には網戸をすり抜けて室内に侵入する。
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網戸の目から侵入する小さな虫には網戸の目が小さいタイプの目にすることで侵入を防止できますが、虫の侵入口はそれだけではありません。
網戸が無理なら隙間から侵入する虫もたくさんいます。以下にて網戸や窓の隙間から侵入する虫をご紹介します。
網戸の隙間から入ってくる虫とは?
様々な隙間からも虫は侵入する蚊(カ)暖かい季節になると現れる蚊。日中の時間帯や雨上がりの湿気が多い水辺や茂み。下水溝や汚水留などの屋外に発生します。
蚊の種類は、アカイエカ・ヒトスジシマカ(やぶ蚊)・チカイエカなど。 蚊の体長はアカイエカ5.5㎜・ヒトスジシマカ4.5㎜・チカイエカ5.5㎜。 網戸の目よりも大きいので網戸をすり抜けて侵入することはないですが、隙間から侵入する可能性がある。
蚊のエネルギー源は糖分なので普段は花の蜜などを吸って活動する。 蚊は人が出す炭酸ガス・皮膚のにおい・温度を感知しながら吸血源を求め、人が放つ二酸化炭素に誘われて網戸の隙間などから侵入し、人やペットを吸血。
庭先やベランダに植物を育てていたり、バケツやプランター皿に水を溜めている雨水マスなどに卵を産み落とし繁殖していく。 蚊に刺されるとかゆみなどのアレルギー症状を起こし、蚊が媒介する日本脳炎・デング熱やペットの病気ではフィラリアなどの感染症の恐れがあるため、刺されないための虫よけ予防が大切。
ゴキブリゴキブリは外からの侵入が最も多い害虫のひとつ。家に侵入するゴキブリの多くはクロゴキブリ。 誘引源となるエサを求めて網戸の隙間から家の中に侵入することがある。
体長は、成虫で30~40㎜。 ゴキブリは夜行性で暗くて狭い場所を好むので、深夜、窓の際や網戸の隅から侵入することが多い。 網戸や窓以外にも、玄関や換気扇・エアコン室外機・排水口などの水まわりなど、他にも侵入できる場所は複数ある。
事前に隙間を塞ぐ・エサとなるものを置かないなどの対策で繁殖を防ぐことができる。 ゴキブリは病原体やウイルスを保有している恐れがあるため、適切な駆除や予防が大切。
窓や網戸の隙間から家の中に侵入する虫は、主に蚊(カ)やゴキブリなどです。 主に玄関、換気扇や通気口などベランダや庭先からの侵入ですが、家の中には様々な場所に小さな隙間が存在します。 時には庭は床下からムカデが部屋に入ってくることも・・・。虫の種類や建物の構造によって網戸だけでなく他の場所からの侵入も考えられるので、発生場所付近をチェックして侵入を防止しましょう。 |
正しい網戸の使い方をチェックしよう
窓は全開にして網戸をしっかりすると隙間がなくなる
既に備え付けられている網戸は、虫が入ってこない目の細かい素材で隙間もないはずなのになぜだか虫が入ってくるもはなぜ?と疑問に感じたら、窓の開け方に注目してみましょう。ガラス窓を少し開けた状態で網戸をしていませんか?
実は、窓を少し開けた状態では、網戸と窓の境に隙間が生まれます。そのため窓を中途半端に開けて網戸をしていても虫はその隙間から侵入できるのです。
内側の窓を全開まで開けて、網戸の枠と接する窓の枠がぴったり重なるようにしましょう。
網戸に虫よけスプレーをする
虫の侵入が防げても、網戸にびっしり虫が付いていたらとても不快で外を開けるのも躊躇してしまいます。
市販の薬剤では、網戸専用の防虫スプレーがお手軽で人気となっています。事前に網戸にスプレーするだけで不快な虫を寄せ付けません。
忌避効果は6~8時間など様々ですが、夕方以降発生するようであれば日中の間にスプレーしておくと夜も安心ですね。
網戸を交換する
網戸が劣化によって剥がれていたり穴が開いている場合は、虫の侵入は防げません。網戸の交換は自分でもできるので、この機会に交換をしておくと良いでしょう。
網戸は使い続けるとサッシとの間に隙間ができやするなります。網戸の枠自体の交換や網戸の交換。網のみの部分的交換、隙間テープなどで隙間を塞ぐ方法ならコストを抑えられます。
又、網目が大きいと風通しがよくなり少しの風でも自由に風が出入りしやすくなるそうです。
網目を小さくすると虫の侵入予防にもなりますが、風通しが悪い・強度が低下するといったデメリットもあるようなので網目サイズ選びは慎重に選びましょう。
まとめ
室内で快適に過ごすために、網戸の使い方を覚えて、害虫の侵入を防ぎましょう。
・窓は全開にして網戸をする
・隙間を塞ぐ
・防虫スプレーや殺虫剤を使用する
・誘引源となるものを付近に置かない
・網戸の網目の交換をする
電気代が高騰するなか、なるべくエアコンを使わずに窓を開けて過ごしたい日もありますね。
天気の良い日や換気で風通しをしたい日に「窓や網戸も開けられない」となってしまわないように、是非この機会に網戸の点検をしてみましょう。
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