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ゴキブリ駆除対策は春が効果的!HACCP義務化に基づいた衛生管理(事業者向け)
不衛生な場所に出るイメージから「汚い」「怖い」「気持ちが悪い」などと嫌われているゴキブリ。
建物のまわりや室内の水回り。暖房設備が整っている場所。家電製品や冷蔵庫、機械裏など飲食店の厨房や倉庫などで一年中ゴキブリ被害に遭い続けてしまうこともある恐るべし生命力と繫殖力!
飲食店や食品を扱う事業者様は害虫対策にも繋がるHACCPをご存じですか?
飲食店や食品を扱う店舗ではゴキブリ等の衛生害虫が出てしまうとお客様に不快感を与えるだけでなく健康被害の恐れやお店のイメージダウンにも繋がり経営状態に悪影響を及ぼしてしまいます。そんなゴキブリなどの害虫を防ぐためにいったいどのような対策が効果的なのか。
こちらのコラムでは、飲食店や食品を管理されている事業者様へHACCP義務化に基づく衛生管理や季節に関係なく発生するゴキブリに悩む飲食店経営者様のために害虫対策についてご紹介します。
目次
飲食店など意識高まるHACCP義務化(事業者向け)
食品を取り扱う事業者すべてに対してHACCPに沿った衛生管理の義務化が開始されました。
食品の保管や調理法、食品を扱う倉庫や飲食店などの事業者はハサップ(HACCP)義務化によってこれまでの手洗いや清掃等の一般的衛生管理に加えて「原則すべての食品事業者にHACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を実施しなければなりません。
これまで以上に衛生管理が厳しくなり、衛生害虫・飛翔害虫を含め防虫防鼠管理(ハエ・ゴキブリ・ネズミ管理)や害虫獣の駆除防除、衛生管理、清潔な環境づくりが求められています。
特にゴキブリGは、菌やウイルスなどの病原菌を媒介の恐れのある衛生害虫。
普段の衛生管理を徹底しながら業者に依頼して店内厨房清掃や害虫駆除予防の定期管理を行うお店も増えています。
HACCP(ハサップ)とは?
「Hazard Analysis and Critical Control Point」Hazard Analysisは危害要因分析Critical Control Pointは必須管理点。
それぞれの頭文字をとってHACCPと呼び「危害要因分析・必須管理点方式」とも呼ばれます。
食品等事業者が食中毒菌汚染・異物混入の危害要因を把握した上で原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程、管理・調理の工程を管理し、製品の安全性を確保する衛生管理を行い、衛生管理計画を立てながら実行する内容を記録すること。
食中毒・異物混入などを起こさない安全性を基に、一般衛生管理と調理過程で重要な管理をチェック表にまとめる手法です。
飲食店・食品を扱う店舗がやるべきHACCP義務化のポイント
●衛生管理計画の策定
●計画に基づく実施
●確認・記録
飲食店・食品を扱う店舗がやるべき衛生管理のポイント
●原材料の受け入れ
●冷蔵・冷凍庫の温度確認
●交差汚染・二次汚染の防止
(厨房器具の洗浄・清掃・殺菌消毒・トイレなどの洗浄・消毒)
●従業員の健康管理
衛生的な作業着の着用
(手洗い・マスクの着用も含む)
HACCPと害虫駆除・防除の必要性
HACCP義務化で
飲食店の衛生基準が厳しくなる!
衛生基準もが高くなり、消費者が飲食店に求める衛生意識も強まりノロウイルスによる食中毒や異物混入を防止するための安心・安全な衛生管理が義務付けられます。
食品・消費者への信頼と安全性を高めるために
消費者が飲食店や食品を扱うお店に対し評価するチェックポイント!
「ゴキブリが厨房・客席に出た!」
「ハエ・ゴキブリが店内に発生!」
「ネズミのフンが床に落ちている」
「お店が不衛生・掃除されていない」
「従業員の身だしなみが飲食管理に不適切」
「管理衛生が不十分な従業員への印象」
「異物混入の不安や不信感」
これらの問題を避けるためにも衛生管理に必要となる害虫調査…。
ネズミ・ゴキブリ害虫駆除対策
HACCPに沿った衛生管理の基準の他、一般衛生管理法が定めるネズミ・害虫対策も重要!
●ネズミ・ゴキブリ・ハエ・蚊などの害虫が発生していないか定期的に調査・駆除
●IPM(総合的有害生物管理)による対策を駆除業者に定期依頼
●ネズミ・ゴキブリ害虫対策の実態記録の保管
●ネズミ・ゴキブリの侵入又は繁殖しない設置環境
●ネズミ・害虫駆除での薬剤トラップなどの設置で食品などへの汚染を防止
これまで以上の食品衛生管理を徹底し、細心の注意と義務化されたルールに基づいた対策を行いましょう。
ゴキブリ駆除・予防対策は発生前の春ごろから
では、ゴキブリの駆除や予防対策する時期はいつ頃が良いのかご存じですか?
ゴキブリが既に発生している場合は直ちに駆除が必要ですが、事前に予防しておくことで大発生を防ぐことができます。
飲食店などではゴキブリが出やすい条件が揃うと一年中発生するので、いつでも清潔な環境を保つことが大切です。
まだ被害に遭われていないからといって「ゴキブリが出はじめた夏頃からでも良いのでは…」「大発生してからでも大丈夫…」と思われる方も多いですが「被害が起きてから」よりも「事前に対策すること」が重要であり一番衛生的です。
「不快な思いや遭遇を避けたい」「見るのもイヤ」「ゴキブリが出ない環境にしたい」「食品管理衛生を守って害虫対策をしたい」のなら繁殖拡大する前に早めの対策がおすすめです。又、ゴキブリが活動を開始する春ごろから駆除予防しておくことで夏の大繁殖を防ぐことができるのでおすすめです。
ゴキブリが一匹でも発生したら他にも潜んでいる可能性があるので、時期に関係なく放置せずに速やかに害虫対策を行いましょう。
お店の食品衛生管理と害虫予防の必要性
お店の衛生管理は手洗いや清掃・食品の仕入れ、保管・調理等の管理、厨房や店内清掃・片付け、ゴミの分別管理、殺菌消毒など多くのお仕事があります。
なかでも厨房・トイレなどの水回りは害虫が潜みやすい場所。衛生的にも掃除は欠かせません。
新型コロナウイルス対策として換気のために窓を開けているお店も多くなりました。そのため網戸をしていても隙間から虫が入ってきてしまうこともあります。
普段からこまめに掃除をしていてもどこからともなく現れる害虫ゴキブリやネズミの侵入に頭を悩ます方も多いのではないでしょうか。
閉店後の掃除や食品保管方法も人手が足りないと管理がおろそかになってしまいがちですが、衛生管理に十分な注意が必要です。
ゴキブリ駆除対策は業者に依頼
ねずみ昆虫等の害虫駆除予防を個人で行う際、なかなか効果が得られないといった事例もあります。
どこから侵入しているのかなどの調査や徹底した侵入防止駆除対策なら駆除業者が行っています。
不衛生な状況で営業を続けていると食中毒などを引き起こす原因にも繋がり、お店側は食品衛生法により営業停止処分などが命じられる可能性があります。
そのような被害が起こる前に是非、駆除業者に依頼してみましょう。
駆除業者では店舗に合わせた定期管理を行い、発生原因や浸入経路を特定するなどの害虫定期調査を行っています。
建物や被害状況によって月に1回、2~3カ月に一回、半年に一回のペースの定期調査で薬剤処理による駆除防除を行い、駆除業者がお店側へ指導を行うこともあります。
クジョリアは定期的な調査や駆除対策で店舗を管理致します
クジョリアでは、飲食店並びに
食品を管理するお店へ
害虫対策の徹底!
定期的な調査・駆除!
これら業務のお手伝い致します!
当社は、お店側とのご協力で被害対策を行っております。
お店の厨房や食品管理倉庫、食べ物を扱う店舗などで発生したネズミ・害虫・ゴキブリ・チャバネゴキブリ・ハエ・蚊などの飛翔昆虫の駆除対策にも力を入れております。
ゴキブリ駆除|千葉・東京・茨城の害虫駆除・防除・対策専門のQujolia(クジョリア)
HACCP制度に加え、衛生管理の義務化に基づき定期的な点検や調査を取り入れ予防や駆除、発生させないための害虫対策はとても重要です。
「ネズミや害虫が出ていないから大丈夫」という判断ではなく、食品管理する店舗に対して義務付けられている以上、ネズミや害虫の定期的な調査は欠かせないものになります。
建築物ねずみ昆虫等防除業の資格者が作業します!
クジョリアでは、知識や実績を積んできたスタッフ・建築物ねずみ昆虫等防除業の有資格者が作業!
建築物ねずみ昆虫等防除業とは?
建築物内におけるねずみや昆虫等、人の健康を損なう事態を生じさせる恐れのある動物の防除を行う事業です。 物的要件・人的要件・その他作業方法、機械器具などの維持管理方法を学び得た資格者が作業を行います。 |
ゴキブリ駆除対策・定期調査はクジョリアにおまかせください!
HACCP制度に伴いネズミ・害虫の定期調査を受け付けております。
経営されているお店側の強い力になれるよう、定期調査を行い経過観察と共に防止対策を強め活動しております。
害虫ゴキブリ定期調査の内容について
①調査
事前調査で侵入経路・発生源を捜索。
②駆除施工・予防施工
侵入経路・発生源を薬剤やトラップで排除。
③保守・管理
定期調査・経過観察・検証・状況報告・改善策・効果的かつ必要な対策をご提案させて頂きます。
経験や知識を得たプロの作業員が、どのくらいの頻度で調査を行うべきか、建物の構造や被害の状況・環境に応じた施工内容をご案内をします。
食品衛生法・建築物における衛生的環境の確保に関する法律。学校環境衛生基準・医療機関のネズミ及び昆虫等防除の安全管理。
月に一回や2カ月に一回などの調査で、安全で安心できる環境をご提案させていただきます。
ゴキブリ駆除|千葉・東京・茨城の害虫駆除・防除・対策専門のQujolia(クジョリア)
ゴキブリの特徴
・病原体を媒介する
・脚が発達していて走るのが早い
・夜行性で明るい場所を嫌う
・狭くて暗い場所に潜む
・暗い環境下でも周囲の食べ物や天敵の存在を敏感に察知する
・飛行能力は低く、短距離を飛ぶ(チャバネゴキブリは飛ばない)
・寒くて乾燥した環境は苦手
・湿気の多い場所を好む
・寒さに弱いため室温20℃以下になると活動しなくなる
・10℃以下は幼虫も育たない
・冬は暖かい室内の隅や電気製品(冷蔵庫やレンジ)の裏でじっとしている
見かけるゴキブリ3種類
国内の家の周りや建物に出没するゴキブリは主に3種類。
ゴキブリは雑食性でサルモネラ菌や大腸菌などの
病原菌を保有している可能性がある害虫です。
ゴキブリと言えば皆さんご存じのように
黒光り(黒褐色)の
クロゴキブリが一般的。
他にはクロゴキブリよりやや大きく
茶褐色で前胸背に淡黄褐色の
環状紋(ワモン)がある
ワモンゴキブリ
そしてゴキブリの種類の中でも小さく
赤ちゃん(幼虫)と間違われることもある
チャバネゴキブリ
この3種類の生態を詳しく見ていきましょう。
クロゴキブリの特徴
・体長:30~40ミリメートル
・体色:光沢のある黒褐色
・単独行動が多い
・寒さに強い
・屋内外どちらでも生息可能。
・全国的に分布し一般家庭で多く見られる
・1卵鞘(卵の入った鞘)中の卵の数は22~28個
・一生に15~20回卵鞘を産卵する
・成虫は6~7カ月生き、越冬すると2年近く生存する個体もいる
キッチン・トイレなどの水回り・生ゴミ・食べかす・人間の髪の毛やフケをエサにする。
屋外から室内に侵入してダンボールや古新聞の隙間などに産卵し繁殖する。
ゴキブリの中でも最も代表的なクロゴキブリは、日本にはかなり古くから定着。移動範囲が広く関東から九州地方で良く見かけます。これまで北海道では見かけなかったゴキブリを関東で初めて見たという方も多かったですが、温暖化が進んだ現在では北海道でも生息が確認されています。
チャバネゴキブリの特徴
・体長:10~15ミリメートル
・体色:黄褐色
・小型で小さなゴキブリの幼虫と誤解されやすい。
・主に飲食店の厨房やアパートなど
集合住宅でも多くみられる屋内性のゴキブリ。
・1卵鞘(卵の入った鞘)中の卵の数30~40個
・チャバネゴキブリは飛べない
・移動範囲は狭く発生場所は集中しやすい
・寒さに弱く主に屋内で繁殖する
・油や水一滴でも生存可能
チャバネゴキブリは、狭くて暗い場所を好むので飲食店などの厨房、食洗器やドリンクバー内部・冷蔵庫の機械裏に潜み、家電製品の電気熱で寒さをしのぐ。
壁に設けられたコンセントにも侵入することがある。成長が早く大繁殖しやすい。
冬は動きが鈍くなるもののチャバネゴキブリは寒さ知らずの屋内の暖房設備が整った環境に潜んでいるので条件が揃えば冬でも繁殖可能。
ワモンゴキブリの特徴
・体長:40~48ミリメートル
・体色:淡褐色で腹部周辺に黄褐色のリング状の斑紋がある
・屋内性のゴキブリでは大型種
・世界の熱帯から亜熱帯に広く分布。
・1卵鞘の中の卵の数は6~18個
・一生に10~80回卵鞘を産卵する
・寒さに弱く20℃以下では活動できない。
ワモンゴキブリは、南九州から沖縄に生息していたが、ビルの増設や温暖化によって急速に分布を広げ沖縄から北海道まで広くみられる。
まとめ:HACCP義務化によるゴキブリ駆除対策
飲食店をはじめ、食品を扱う様々な店舗でゴキブリやネズミの発生による衛生問題が相次いでいます。
調理管理や掃除など意識を高めた対策をしていても「発生原因はどこなのか」浸入経路を突き止めて保健所から指摘されないよう清潔で衛生的な環境を保つよう日々意識することが大切です。
清潔に衛生管理に力を入れ、専門業者に依頼して建物(お店)の構造や被害の状況に応じた適切な対策でより良い効果が期待できるため安心・安全な食品を提供でるようになります。是非、害虫対策について今一度考えてみてはいかがでしょう。
ゴキブリ駆除|千葉・東京・茨城の害虫駆除・防除・対策専門のQujolia(クジョリア)