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害鳥カラス・ハト・ムクドリ被害で効果的な鳥よけ対策
日本には様々な野鳥が生息していますが、なかでも私たちの身近に生息する鳥たち。
毎年のように各地域に大量発生し、被害を及ぼす鳥による被害のなかには住民を悩ます深刻な問題が発生しています。
こちらのコラムでは、私たちの暮らしに様々な影響を与えている害鳥の種類と被害対策についてご紹介します。
今、害鳥被害で悩まれている方も、被害事例を参考にしながら駆除対策に役立ててみましょう。
目次
《カラス被害とは》
身近な鳥類といえば、多くの方はまず「カラス」と答える人が多いのではないでしょうか。
日本には7種類のカラスが生息していますが、多くの地域に生息しているのがハシボソガラスとハシブトガラス。
野山や郊外に多いハシボソガラスと都市部ではハシブトガラスなどによるゴミを荒らす行為・威嚇行動・騒音・フン害などが相次いでいます。
〔カラスの被害事例〕
・ゴミを荒らされる
・鳴き声による騒音
・建物のベランダなどに頻繁に来る
・フン害で美観を損ねる
・フン害で健康被害を起こす
・歩行中にカラスに襲われる
・歩行中にフンを落とされる
・巣を作られ卵やヒナがいる
・威嚇してくる
・怖くて近づけない
・電信柱に巣を作る
・電気がショートして近隣の住宅が停電した
カラスよけ対策①捕獲は禁止・身近なことからできる対策を
上記のように日常生活でカラス被害に遭われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
カラスは畑を荒らすなど農作物被害をはじめ、建物に住み着くことで様々な被害をまねく害鳥です。
しかし、むやみに捕まえたり殺傷処分は禁止されています。
鳥獣保護管理法により野鳥の保護・生態系を守るために個人でもできる対策として「ゴミの捨て方」「餌やり禁止」「マナーを守ろう」と呼び掛け、各自治体や地域でもカラス対策に力を入れています。
カラスが建物周辺に集まる原因のほとんどが、餌の有無。エサを求めてやってきます。
そのため、エサとなるゴミの捨て方や餌付け・餌やりをしないようにすることが大切です。
カラスは非常に賢い鳥なので、縄張りを持ちながら活動しています。マナーを守ることが地域のため、野鳥の生態系を守る働きでもあると言えます。
カラスよけ対策②専用の害鳥対策の材料を使う
カラス対策では、カラス避けのテグス・スパイク・防鳥ネット・カラスよけシート・テープ・LEDライトや光る物・カカシ・鷹やフクロウなど外敵の置物・実際に鷹を放つ方法などがあります。
鷹を放ったり威嚇音を放つ、捕獲する場合には資格や許可申請が必要になるので注意してください。
一般的な対策として、市販で販売されているアイテムは豊富にありますが、カラスが警戒するのははじめだけで慣れてしまうと効果が低くなるケースも多いようです。定期的に新しいものを設置してみると良いそうです。
ベランダや手すりなどの建物の屋上、お店の看板などではスパイク(剣山)・飛来防止ネット(防止ネット)・ライトなどで飛来や巣づくりを防止することができます。害鳥駆除業者でも建物や被害の状況に合わせながらこれらの方法で駆除対策を行っています。
カラスの卵やヒナ・巣の撤去・捕獲等の禁止
カラスは鳥獣保護管理法により国に保護された野鳥です。巣に卵やヒナがいる場合、許可なく勝手に捕まえることは禁止されています。
カラスの巣の撤去は、巣に卵やヒナがいないことを確認してから事前に捕獲許可申請の手続きが必要になるので無断で捕まえたりしないように注意してください。
巣は電線、建物の非常階段、高架下など高所に作られることが多いので見つけた際は建物の管理会社、電力会社などに連絡しましょう。
建物に飛来してくるだけでなく巣を作ることでフン害や騒音被害・ダニの発生などが生じます。
繁殖期は威嚇のため人を攻撃するといった危害を加えるので、むやみに近づいたり危険な行為は避け、専門のカラス駆除業者に相談しましょう。
《ハト被害とは》
昔から親しまれてきたハト(鳩)は、神社や公園など比較的人の集まる場所で見かけます。鳩はカラスと異なり、とても人懐っこいのが特徴的です。
人のそばにまでやってきて小さなエサを食べ、そこは鳩にとっての「餌場」になっているようです。
そんな鳩のねぐらは近くの森林の他建物のベランダなどにまで広がっています。
ハトは行動パターンは決めて活動する鳥です。
ハトが羽休めにとして飛来してくる初期段階。頻繁にくる・仲間を誘い、一日に何度もくる中期段階にはフン害もが増えていきます。
お気に入りの場所として昇格するとねぐらとしてハトが住み着くのが後期段階。ハトにとって居心地の良い我が家になり執着心が高まっていきます。
やがて繁殖期にはねぐらにしていた巣に卵を産み、ヒナを育てる流れになります。
雨風しのげる建物のベランダの室外機の裏に良くねぐらを作って繁殖期は子育てを同じ巣で行います。
帰巣本能が高いので、離れた場所に移動しても一度お気に入りの場所を見つけると再び戻ってくる習性があります。とても執着心が強い鳥です。
〔ハトの被害事例〕
・ベランダの手すりがフンだらけ
・糞清掃をしても来る返される糞害
・洗濯物が干せない
・屋根のソーラーパネルに巣を作られた
・鳴き声や羽音が不気味で不快
・追い払ってもまたやってくる
・外壁がフンまみれになる
・室外機の裏に巣を作っている
・巣を作られ卵やヒナがいる
・巣を撤去しても鳩がくる
・防鳥ネットをしてもすり抜けて入ってくる
・糞臭で体調が悪くなる
・フン害でアレルギー症状が出る
・寄生虫が発生した
ハトの卵やヒナ・巣の撤去・捕獲等の禁止
カラスやハトは「鳥獣保護管理法」により国に保護された野鳥です。巣に卵やヒナがいる場合、許可なく勝手に捕まえるのは禁止です。
巣の撤去は、巣に卵やヒナがいないことを確認してから事前に捕獲許可申請の手続きが必要になります。
巣は、ベランダや建物の非常階段、電線、高架下など高所に作られることが多いので見つけた際は建物の管理会社・電力会社・駆除業者などに連絡しましょう。
巣を作ることでフン害や騒音被害・ダニの発生など様々な被害が生じていきます。速やかに対策することをおすすめすします。
鳩(ハト)対策①鳩をこれ以上寄せ付けないために
既に鳩が頻繁に飛来してきていたら、巣を作ろうとしている可能性が高いでしょう。
鳩は自身の糞に安心感を抱くので、まずはフン清掃をしましょう。
しっかりフン清掃をして室外機の裏はハトが入れないようネットで塞いで、手すりなど飛来できないよう剣山を設置してみると良いでしょう。
初期の段階であればフン清掃や隠れられる空間を無くし、ベランダに荷物を置かないようにするとハトは来なくなる効果が期待できます。
完全にハトが来ないようにするためには、居心地の悪い環境を与え、侵入出来ないようにすることです。
鳩が嫌う鷹やフクロウなどの置物やキラキラ光るものなどを吊るして追い払ってもなかなか効果が得られない場合には、本格的な対策が必要かもしれません。
鳩(ハト)よけ対策②本格的な対策で飛来や侵入を防ぐ
ベランダなど覆える場所なら防鳥ネットを張ることをおすすめします。防鳥ネットをただ垂らすように設置するのは、隙間ができてしまうので効果が得られません。
寸法に合わせてベランダ全面を隙間なく防鳥ネットを張り、ネジや固定用のシリコンを使ってネットは歪んだり取れないようにしっかり固定させます。
屋根のソーラーパネルの隙間にも巣を作るので、きちんと巣を撤去した後、パネルの隙間を専用の金網ネットを塞ぎ侵入を防ぎます。
一般的に屋根やベランダでの高所作業は危険が伴うため、安全性を考えると業者に依頼をして作業をお願いしましょう。
被害の状況や建物の構造に合わせながら防鳥ネット・スパイク(剣山)・忌避剤などを設置する方法もあります。
自分でできるベランダの鳩よけ対策とおすすめ商品 (qujolia.jp)
《ムクドリ被害とは》
ムクドリは、夕暮れになると樹木で一斉に鳴くことで騒音やフン害に悩まされている住民も多いのではないでしょうか。
羽音やフンが道路や建物に飛来したり、夜までうるさくて眠れないといった声も多く聞かれます。
ムクドリ被害では騒音・悪臭・汚染・ウイルス感染などの糞害・ダニの大量発生が深刻な問題になっています。
人間の住む市街地に住み着き、集団で鳴き声をあげることで長時間騒音被害が続くことがあります。
それぞれの地域では様々な対策を行い、ある地域では拍子木を鳴らして追い払うことができたという事例もありました。
ムクドリは外敵から身を守るためや雨風、暑さなどの気候の変動から逃れるために家屋の軒下や屋根裏、雨戸の戸袋・排気ダクトなどの隙間に入り込んで巣を作ります。
そのためダニや羽虫などの害虫が大量発生するので、壁を伝ってわずかな隙間から家の中へ侵入し、害虫被害が広がることがあります。
ムクドリなどの鳥に寄生するダニに刺されると激しいかゆみやアレルギー症状などを引き起こす可能性もあります。
〔ムクドリの被害事例〕
・戸袋に巣を作られてダニが出てきてる
・屋根の隙間に鳥が出入りしている
・外壁や家の周りがフンだらけ
・鳴き声がうるさい
・羽がよく飛んでくる
・卵やヒナがいる
・巣は空っぽになったけど撤去できない
・ダニや羽虫が大量にいる
・フンによる悪臭や健康面が心配
街路樹や電線に集団で群がるムクドリは、親鳥から巣立った若いヒナたちの群れです。
一斉に鳴き続けるその理由は、外敵から身を守るためと言われています。
人通りが多く、交通量の多い賑やかな駅前の街路樹や住宅地の電線などに集まり鳴き声が響くほどの騒音被害が発生しています。
ムクドリの卵やヒナ・巣の撤去・捕獲等は禁止
ムクドリにおいても、生態系を守るための法律「鳥獣保護管理法」により捕獲や処分は原則禁止です。
法律に違反しない方法で駆除するには、行政機関に許可を得る必要があります。
許可なく捕獲・処分をした場合、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が課せられる恐れがあるため注意が必要です。
個人でできる駆除では、野鳥を傷つけたりせずに「追い払う駆除」又は「寄せ付けない対策」で被害を防ぐ方法が基本になります。
ムクドリ対策① 大量発生したムクドリを追い払う
鳴き声だけでなく道路や歩道には大量のフンに汚染され、自動車や住宅までもフンや飛んでくる羽に悩まされている方々も多いようです。
そこで、市区町村での取り組みや地域の協力によって音を鳴らして追い払うといった作戦でムクドリ被害が緩和されるといった事例もあります。
市区町村によって駆除対応を行っている地域もあります。個人での対策だけではなかなか解決できない問題なので、行政機関・市役所や自治体にご相談してみましょう。
ムクドリ対策② 家の敷地内・建物に巣を作られたら
自宅のベランダや屋根と壁の隙間・戸袋などに巣をつくる傾向があるので、寄せ付けない対策として防鳥ネット・バードスパイクをおすすめします。
建物の構造によって設置しやすかったり、低コストでムクドリを防ぐことができます。
天敵の模型・スピーカーなどで威嚇音を出す方法も効果的と言われています。
その他、忌避剤や超音波・電気ショックを使用した方法もありますが、侵入を強く防止したい一般的な家庭では防鳥ネットやバードスパイク・金網ネットなどで隙間を塞ぐ方法をおすすめです。
屋根や外壁の隙間・エアコン室外機の配管・瓦の隙間など狭い隙間に巣を作られた場合シーリング材やパテを使って隙間を塞ぎましょう。
戸袋や換気扇などは防鳥ネットや金網を用いて侵入を防ぎましょう。
鳥対策:業者による再発防止と駆除の効果
害鳥対策は、業者に依頼せず、個人で被害を防げたら一番良いですが追い出す駆除や対策グッズの設置が難しく、なかなか解決できないといった声が多く聞かれます。
そんなお客様から業者へご相談が絶えないのも害鳥被害の実態をまさに経験して不快な思いを抱えていらっしゃるということ。
毎日、繰り返される糞害や鳴き声などの被害に悩み、一日でも早く解決したいといった悲痛な声も多いのが現状です。
放置したままでは、巣から壁を伝って小さなダニが広範囲に大量発生する二次被害が発生します。
業者に依頼すると、建物の構造や被害の状況に合わせ追い出し・巣の撤去・防ダニ・防菌処理・侵入口封鎖・再発防止対策を強化した施工を行っています。
比較的、高所作業が多いため安全性や早期解決を求めるなら、業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
本来、自然環境で生息する野鳥ですが、害鳥被害は全国各地で広がっています。
建物に住み着いてしまった野鳥を放置したままでいるとフン害や騒音害によって健康被害にも繋がる恐れもあります。
害鳥問題は私たちの暮らしの妨げになってしまっているのも事実。
野生動物たちの生態系を守りながら環境に優しい対策で私たちも安心できる暮らしを守っていきましょう。
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