- 0800-919-6866年中無休 9:00-18:00
- 無料見積もりはこちら
カラス対策①ベランダにやってくる理由とは?
カラスが何かを物色するように家のベランダにやってくる姿を目にした事はありませんか?
普段は家から離れた場所で見かけたり、エサを荒らしカァカァと鳴くその声も見慣れてしまった光景になっているかもしれません。
そんなカラスが突然ベランダに現れたら・・・黒くて大きな体にビックリされる方も多いのではないでしょうか。
カラスがベランダにやってくる理由のひとつは「巣づくりの材料」を探し求めてやってくること。
洗濯物を干したベランダでは要注意なカラスの行動のひとつです。他にはどんな理由があるのでしょう。
こちらのコラムでは、ベランダにやってくるカラスの行動や習性についてご紹介します。
最後には、カラス被害にお困りの方も解決できるカラス対策をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
生ゴミやハンガーを狙うカラスは巣を作ったり建物に飛来してきます。徹底したカラス対策を行うことで被害を防ぐことができます。
「カラス駆除対策ならクジョリアへ」
ホームページこちらをクリック
目次
カラスがベランダにやってくる理由とは?
カラスがベランダにやってくるのは大きく分けて3つの理由が挙げられます。
巣材となるハンガーを狙うカラス
カラスは3~7月の繁殖期は巣材を求めてベランダにくることがあります。
カラスの巣材は木の枝やビニール袋、ビニール紐、針金ハンガーなどを使用します。
ハンガーに吊るした服を外に干していると器用にハンガーだけを持っていくカラスもいます。
カラスは、人が立ち入らない場所を寝床にするので鳩のように室外機の裏に巣を作ることはしません。
狙った巣材をしっかりとくちばしで銜えて運んでいきます。
巣づくりをする3~4月頃は、不要になったまま外にあるハンガーを片付け、洗濯物を干すハンガーはプラスチック製のハンガーにしたり、物干し竿にしっかり固定できるつまみのあるハンガー(キャッチ式ハンガー)を使用しましょう。
エサを求めてベランダにくるカラス
カラスは雑食性の鳥で、小動物や野菜類の他、人が捨てた生ゴミを食べます。
カラスは人間よりも視覚が優れ、私たちには見えない紫外線まで見る事が出来ると言います。
遠くから観察しながらエサを見つけることができるので一時的に生ゴミを置いたり、野菜を育てている場合は片付けておくようにしましょう。
そしてカラスは食いだめできないので、調達した餌を他の外敵に見つからないよう様々な場所に隠す習性があるので、ベランダのどこかに餌を隠すために飛来してくることもあります。
子育て中のカラスは警戒心が高まり人に威嚇してくる
3~4月頃に巣づくりをして5~6月には子育て中は更にエサを求めて行動する傾向があり警戒心も高まります。
巣の近くを通っただけでも威嚇行動をすることがあるので、子育て時期はカラスや巣に近づいたり刺激しないようにしましょう。
カラスはどこに巣を作るの?
春から夏にかけて繁殖期を迎えたカラスは、ハンガーなどを巣材にしながら樹木や鉄塔、電線、高層ビル、倉庫等の建物、看板、高架下など高所な場所に巣づくりをします。
よく見かけるのは電信柱に作られたカラスの巣。金網ハンガーを巣材にすることで停電が発生するなど近隣にも被害を与えることもあります。
そのような場所で巣を作るカラスですが、ずっと同じ巣を使う訳ではなく子育てを終え、ヒナが巣立つと巣には戻ってきません。
子育てする場所とねぐらにする場所は別になり、子育てを終えると自分たちがいた縄張りにある森林や雑木林、公園やお寺などの樹木をねぐらにして数羽の群れで行動します。
カラスの繁殖期の活動3~4月:巣材を運んで巣づくり(営巣) 4~5月:産卵した卵を温める 5~6月:卵が孵化しヒナを育てる 6~7月:幼鳥が巣立つ
子育てを終えると子育てしていた巣を使わずに縄張りの森林や雑木林をねぐらにする。
秋・冬には、ねぐらは複数の群れが集まって「集団ねぐら」で過ごす。 |
カラスの集団ねぐらとは?
カラスは秋から冬になるとそれぞれの群れが集まってひとつのねぐらを共有するようになります。
群れでいる理由は
天敵や危険をいち早く察知したり回避する
餌の少ない時期に餌場の情報交換が得られる
繁殖期を控えたパートナー探しのためなどが集団ねぐらをつくる理由ではないかと考えられます。
カラスは人間の行動を観察する賢い害鳥
カラスは凶暴といったイメージがありますが、神経質で臆病な性格で賢い能力を持っています。
人間の言葉さえ覚えることができ7歳程度の知能を持つとも言われカラスの観察力や記憶力には驚かされるほどの優れた能力はテレビやSNS動画などでも挙げられています。
実際に人間に飼育されたカラスは人間の言葉を覚える能力があることがわかっていますが、それは人間との触れ合いで得た知恵です。
野生のカラスは人間との触れ合いもなく人間の言葉に興味を持つことはありません。
逆に人間を警戒しながら観察して人間との距離を保つように活動しています。
驚くカラスの行動とは?
・硬い木の実を車で割る知恵
・くちばしで蛇口を回す
・遠くからゴミ袋のエサの中身を狙う
・固いエサは水でふやかす
・40種類ほどの鳴き方で仲間とコミュニケーションをとる
カラスが来ると縁起が良い?悪い?
真っ黒なカラスは不吉なイメージがありますが、実は古来より神の使いとされてきた神聖な生き物としてスピリチュアルな鳥とも言われています。
カラスがやってきたらスピリチュアルではおおむね幸運を意味するそうです。
仕事に関する成功や金運が上がるなど良い知らせを意味するとも言われています。
日本神話に登場したり、古くから吉兆を表す印象として大切にされてきたカラスは、いつかスピリチュアルな幸運を運んできてくれるのかもしれません。
その一方で身近なカラスによって生活に支障をきたし様々な被害が発生しているのも事実です。
そっと見守ることも大切ですが、野生本来の生態系を守るためにゴミの捨て方など私たち人間がマナーを守ることがとても大切です。
カラスは勝手に捕まえてはいけません
野鳥のカラスをはじめ、鳩やスズメなどの鳥類を捕まえたり傷つけてはいけません。
鳥獣保護管理法によって国で保護された野鳥は、例え被害が出ている場合であっても許可なく無断で捕獲・殺傷は原則禁止されています。
巣にいる卵やヒナがいる場合でも同様です。巣の撤去は卵やヒナが巣立ってから行う必要があります。
怪我したカラスの一時保護に関しても各都道府県の鳥獣保護担当部署に問合せて確認しましょう。
何度も対策を行っても被害が減らず被害拡大するなど、やむを得ず捕獲駆除を行う場合には捕獲申請を行い許可書をもらわなければなりません。
手続きには時間や日数を要するため、一般的な駆除では巣立つまで待ってから巣の撤去、飛来防止対策を行います。
自分でできるカラス対策
一般的なカラス対策では、ゴミ捨て場などでの対策が多いので自治体に協力してもらいながらカラス被害を防ぎましょう。
ベランダなど家の建物に侵入してくる場合
・エサとなるものを置かない
・エサを隠せる荷物の移動
・ハンガーなどの巣材を置かない
ゴミを荒らされている場合は
ゴミ捨て場での対策が必要です。
カラス除け・害鳥ネットの設置
収納ボックス・ステーションなどを設けて
いたずらされないようにしましょう。
鳩のように巣に対する執着心は低いですが
被害の出ている場所に応じた対策が必要です。
飛来防鳥ネット・針金・スパイク
テグス・忌避剤・LEDライト
上記のアイテムで寄せ付けない対策ができます。
市販でも購入できる商品もあるので是非店頭やインターネットでチェックしてみましょう。
高所作業の場合設置に危険が伴うので無理をせず安全を考えて業者に依頼することをおすすめします。
頻繁にカラスが来ていなければ、一時的にやってきた可能性もあります。
頻繁に来るようになるとフン害や鳴き声に困ってしまうので、カラスからターゲットにされない環境づくりをしましょう。
こんな時は業者に依頼しましょう
一般家庭では、市販の商品で飛来させない対策やハンガーなど巣材やエサを置かないなどの予防で被害を防ぐことができます。
ゴミ捨て場でのゴミを荒らす問題を解決するために防鳥ネットやボックス・ステーションを設けて対策できます。
管理会社や大家さんにご相談の上、対策をしてもらいましょう。
建物による被害では、ベランダ以外にも屋上や階段など高所な場所に集まることでフン害や騒音・美観を損ねるといった問題も発生します。
そのような時には専門の業者にご相談の上
駆除対策を依頼してみてはいかがでしょう。
電柱・電線にカラスの巣をみつけたら
カラスは電柱にも巣を作ることがあります。
カラスの巣に使われる木の枝や針金が電柱や電線に接触してショートすると停電の原因になるので安全を確保しながら迅速な対応が必要です。
電柱・電線などでは、管理する電力会社等が手配をしています。電柱・鉄塔などにカラスの巣を見つけたら各管理会社へ速やかに連絡をして知らせてください。
電柱には「電柱番号」が記載されています。
巣の撤去に関して土地の所有者や管理者が対応しますが、人に危害を加える可能性が高い場合には、各市役所の生活環境課に問合せてみましょう。
クジョリアのカラス対策事例
まとめ
カラスは遠目から見た時の印象とは異なり、襲い掛かってきたり近くに飛来してきた時の印象は恐怖心を抱くほど大きめな鳥です。
森林伐採や森林開発によって住む場所を失ったカラスは、都市部で繁殖して都会育ちのカラスが増え、カラスもこどもを守るためや生き抜くために必死に生きています。
カラスが嫌われものになってしまった原因は、都会のゴミを食べたり、作物を荒らすなどの被害が発生していること。しかし、その原因を作ってしまったのは私たち人間の責任でもあります。
カラスを簡単に捕獲や殺傷することはできないのが現状ですがゴミの捨て方などのマナーを守ることが、野鳥カラスの生態を守ることに繋がります。
ベランダにカラスがやってこないように様々な心がけと対策で暮らしを守りましょう。
これでカラスを寄せつけない!・カラスが止まりそうな場所(手すり)に針金やテグスを張る
・エサとなる食べ物や生ゴミを置かない
・エサを隠す植木鉢や荷物を置かない
・洗濯物は干しっぱなしにしないで早めに取り込む
・針金ハンガーではなくプラスチック製のハンガーにする
|
ご自分で対策が難しい場合には、是非専門業者に依頼してみてはいかがでしょう。
カラスの特徴や駆除の経験を学び得た作業員が安全第一で効果的な対策を行っています。お困りの際は、是非ご相談してみてください。