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鳩(ハト)の巣づくりはいつどこで?ハト駆除対策の基本を学ぼう
ハトはカラスのようにゴミを荒らしたりしない懐っこい印象があります。
平和の象徴とも言われ、どこか愛くるしい印象を抱く人も多いですね。
しかし、鳩が巣をつくり長く居ついてしまうと人間に様々な悪影響を及ぼすことが問題視されているのをご存知ですか?
鳩被害で悩む方々の多くは、戸建て・アパート・マンションなどの集合住宅、商業施設・公共施設・ビル・オフィス・店舗・工場などでの被害で様々な問題が多発しているのです。
そんな鳩被害を防ぐためにも鳩の習性を学びながら、巣をつくられないような対策を取りましょう。
こちらのコラムでは
・鳩をはじめ害鳥被害の原因
・鳩にまつわる習性・被害・対策について
ご紹介します。ハト被害にお困りの方は、是非参考にしてみてください。
目次
鳥類の被害増加の理由と阻止させる対策について
害鳥の原因となっている鳥の種類はカラス・鳩(ドハト)・ムクドリ・スズメなどが挙げられます。
鳥の種類によって被害は異なりますが、どの種類にも一致するのは糞害が主な問題になっています。
衛生面や健康面に害を与える可能性があるため注意が必要であり、都市部をはじめ、農耕地でも作物被害が後を絶たないと言います。
なぜ鳥被害が増えたの?
それは繫殖力の高さが要因のひとつ。
カラスは1年で2倍ほど増え、ムクドリやスズメは複数回の営巣を繰り返し、約1年で5倍に増える繫殖力を持っているといいます。
鳩(ドバト)は一度の出産で2個しか卵を産みませんが、鳩が増える原因は年中繁殖できること。
年に3~4回も2つの卵を産む繁殖能力が更に深刻な数に増える原因でもあります。
更には、野鳥が生き抜くためのエサが豊富にあることも増え続く要因です。
ハトだけでなくカラスなども同様に、餌付け・餌やり・エサとなる食べ物やゴミの捨て方などを工夫しない限り害鳥問題は増え続くと言えます。
捕獲は簡単にできないことで被害が後を絶たない
餌やりなどが被害が減らない原因でもありますが、野生の鳥類は鳥獣保護管理法によって国に保護されています。
鳩をはじめ、カラスなどの野鳥の駆除では勝手に捕獲したり卵やヒナを処分することは禁止されているのです。
各市町村によってカラスを威嚇音で追い払い・狩猟許可を得た専門家が捕獲するなど様々な対策が行われていますが、個人での捕獲は簡単にできないため被害を減らすことが難しいのが現状です。
建物に被害が及んでいる場合、侵入防止対策として駆除業者による対策が行われていますが、被害が後を絶たなかったり、減少したり増加したりと地域によって異なります。
野鳥の生態を守りながら人への被害を減らすためには、捕獲する以前に街でのゴミの捨て方やエサやりを無くす対策がとても大切です。
害鳥駆除対策とは?
それぞれの地域でも害鳥対策に力を入れ、個人での対策でも頭を悩ませているのが実状です。
被害を阻止するための取り組みとしてゴミ対策などの環境管理や鳥の生態系を理解した上で対策を行う必要があります。
専門の業者では、建物による鳥被害を防ぎ寄せ付けない対策として侵入防止対策・忌避効果を発揮させる駆除対策が行われています。
鳩(ハト)による被害
鳩被害は、頻繁にやってくるようになると巣づくりをはじめ、様々な被害が発生していきます。
巣づくりをされた時にどんな被害が起こるのかご紹介します。
糞尿被害
鳩に巣を作られる被害のなかで、最も深刻なのが糞害(フンによる被害)が挙げられます。
糞は屋根やベランダ、階段などの建物を汚すだけでなく悪臭が放ち、雨の日や湿気の多い日、夏場にも臭いが強くなり、その糞や悪臭によってダニ、ノミ、ゴキブリ、ハエ、ウジ、寄生虫など害虫による二次被害まで発生する恐れがあります。
一日に多くの糞尿をする鳩の糞害は、放置すればとても深刻なものになり、糞の中には、感染症の原因となる細菌が多く含まれています。
巣をつくるとそこに長居することが増えれば糞害も増加し、羽の飛散や糞によって人はアレルギーや喘息、感染症などの病気になる可能性があります。
又、鳩の糞に含まれる成分が金属類の腐敗を促進することがあり、糞に汚染された金属類の手すりや配管・機械類が錆び、人だけでなく建物や建築物にも影響を及ぼします。
糞害被害は悪臭・不快感・健康被害・美観を損ねる・風評被害・錆びによる故障や破損など様々な悪影響を及ぼす恐れがあるためきちんと対策が必要です。
鳴き声による被害
鳩の鳴き声はちょっと不気味と感じる人もいる鳴き声を出します。
夜になると巣にいる鳩が鳴き声で眠れないといった睡眠被害、鳩がバタバタ羽音など騒音被害で困る方も少なくありません。特に繁殖期などは昼夜を問わずに鳴かれる被害もストレスになります。
巣を作りにくるまでの行動と段階
鳩ははじめて来た場所をすぐに巣にする訳ではありません。たまたま飛来してきた鳩が休憩場所として使いはじめます。その場所に慣れてくると「ここは安全!気に入った」となり仲間を呼び待機場所として現れるようになり、最終的にねぐらや巣づくりの場所として使用します。
そのお気に入りの場所とは、人の気配がないようなベランダ・非常階段・建物の死角になるような隙間など外敵のいない雨風しのげる場所に飛来してくる傾向があります。
繁殖時はオス・メスつがいで行動するので、2羽の鳩がいたら巣を作るための準備を始め、エアコン室外機の裏や雨風しのげるような隙間につがいで巣づくり子育てをします。
子育てや仲間と活動する鳩が、一度お気に入り場所を見つけるとなかなか離れない執着心や帰巣本能で被害が悪化していきます。
糞害に寄って悪臭や様々な被害が生じ、近隣トラブルに繋がるケースも少なくありません。
鳩(ハト)はどんな場所に巣を作る?
鳩は雨風しのげて外敵の少ない高所に巣をつくる傾向があります。ベランダや非常階段、建物の壁と壁の隙間や太陽光パネルの隙間にも巣を作ります。
屋根・屋上・天井裏、室外機裏の他、高架下など雨風のあたらない隙間に入り込み建造物にも巣をつります。神社や公園などエサや水のある場所は、鳩にとって繁殖しやすい絶好の環境になります。
鳩(ハト)が巣をつくる時期
鳩は一年中活動しますが、主に3月~5月頃につがいで巣づくりをはじめます。
縄張り意識や帰巣本能が強い鳩は一度巣をつくるとその場所に留まろうとします。ヒナや卵がいるうちは尚更、子を守るために必死です。
勝手にヒナや卵の捕獲は禁止されているので巣を駆除するのは簡単ではありません。
空っぽの巣を撤去しても同じ場所に巣を作ったりとすんなり諦めて離れて行くことはしません。
巣づくりから巣立つまでは約2ヵ月。巣立ってからも同じ場所で巣を作ることもあります。
鳩(ハト)の巣はどうすればいい?
鳩などの野鳥が建物に巣を作ることがあります。
巣の撤去をするタイミングや注意すべきこと・巣を作らせない対策を学んで正しい対策をしましょう。
上記でお話したように、鳩は鳥獣保護管理法によって捕獲や殺傷することは禁止されています。そのため巣を撤去しても良い時期を見極める必要があります。
卵やヒナがいたら・・・
卵やヒナがいる場合、勝手に捕獲や殺傷処分は禁止です。巣立つ時期を待ち巣が空っぽになった頃に巣の撤去をしましょう。
鳩の侵入防止対策として防鳥ネットや隙間を塞いで再び侵入されない対策をしましょう。
これは鳩を直接傷つけず、時間や手間の掛かる捕獲申請などの手続きが不要な迅速に行える対策になります。
業者が行う一般的な駆除対策でもこのような対策が行われています。
巣のある場所によって地元の自治体や役所に相談をしたり業者に相談してみましょう。
※やむを得ず卵やヒナを駆除する場合、お住まいの地域の自治体などに問合せ、捕獲許可申請の手続きを行います。
申請には書類の手続きと許可申請書をもらうまで2~3週間掛かる場合があります。
巣を作られる前に寄せ付けない方法
鳩を寄せ付けずに鳩被害を最小限に抑えたいなら、巣をつくり始めるタイミングを逃さないことです。
例えば、鳩が敷地内に長時間留まっていたら巣づくりをする前兆かもしれません。
餌を与えたりすれば余計にお気に入りの場所になっていく原因にもなります。
「この場所は嫌だなぁ」と思わせることが寄せ付けない対策にもなります。
餌を与えないこと
比較的人の姿を見て驚いて離れていきますが、慣れてしまうと頻繁に飛来するようになるので餌を与えないようにしましょう。
公園や神社に姿を見せる鳩はだいぶ人に慣れています。人間が集まる場所は餌場として認識しているので建物にやってくる鳩に餌やりすることは避けましょう。
巣づくりの場所をつくらない
建物の隙間やベランダの室外機の裏は特に巣を作られやすいので防鳥ネットの設置や金網ネットなどで隙間を塞いでおきましょう。
段ボール類や家具を外に置いて置くのも巣として使われることもあります。不要になったソファーの隙間に鳩が巣を作っていたという事例もあります。
木の枝は巣材になるので、近くに落ちていたら要注意。人の気配を感じさせて寄り付きにくい環境にしましょう。
糞掃除はこまめにしよう
鳩は一日に多くのフンをします。
そしてその糞に安心感を抱き、鳩にとっては居心地の良い環境になります。人にとっては不快で不衛生で美観まで損ないます。
糞や羽根には感染症やアレルギーなど健康被害を引き起こす可能性があるので、掃除はマスク・ゴム手袋を着用しながら処理しましょう。
鳩駆除対策・巣の撤去は専門の業者に相談がベスト
鳩による被害は様々な場所で発生しています。
糞(フン)・騒音・美観による風評被害・健康面・衛生面などの悪影響をもたらします。
鳩は病原菌を保有し、感染症を起こす恐れや、ダニ・ノミなどの寄生虫を運ぶため、ただ巣を作られただけ・・・と思うのは危険です。
自分でどうにか解決したいのなら、鳩に巣を作らせないように事前に対策する必要があります。
早めの対策で被害を最小限に抑えることはできますが、高所作業・防鳥ネットの設置などは簡単な作業ではありません。
せっかく対策するのなら効果的で徹底した駆除対策で鳩を寄せ付けないようにしたいものです。
しかし既にハト被害に遭い、どうしたら良いのかわからない方も、鳩対策したい方も深刻な状態になってしまったら、自分での解決が難しくなります。
失敗したくない方、無駄な費用を抑えて効果的な対策をしたい方は専門の業者に依頼するのがベストでしょう。
専門業者の施工技術は効果的
鳩などの飛来防止対策では、防鳥ネット・金網ネット・バードスパイク・ピン(剣山)などを設置して飛来を防ぎ、建物の構造や被害の状況に合わせた効果的な対策を行っています。
巣の撤去・フン清掃・殺菌・防ダニ処理なども行っているので、まずは業者にご相談してみてはいかがでしょう。
こちらをクリックするとクジョリアの「鳩(ハト)駆除」サイトへ移動します
まとめ:鳩(ハト)対策のポイント
鳩に巣をつくられると様々な悪影響が及ぼすことがあるので、早めの対策で被害を最小限に抑えましょう。鳩被害による注意事項をまとめました。
・糞害で健康被害を招く恐れがある
・ダニ・ノミ・悪臭の発生
・糞害によって衛生的にも美観を損なう
巣の撤去・鳩駆除について・・・
・ヒナや卵がいなければ撤去OK
・鳥獣保護管理法によって捕獲は禁止
・ヒナや卵があれば巣立つまで待つのがgood
・鳩は直接傷つけずに追い出すこと
・飛来防止・寄せ付けない対策をして被害を防ぐ
・被害が深刻化を防ぐために業者に依頼がgood
お住まいの地域によって鳩が多く生息していると被害が起こりやすい傾向があります。
鳩対策のポイントを踏まえて、是非参考にしてみてください。
鳩(ハト)による被害でお困りの際は、害鳥駆除のクジョリアにご相談ください。
経験豊富なスタッフが迅速に対応致します。